ビジョン心理学の
基本原則​

ビジョン心理学は1970年代にハワイ在住のチャック・スペザーノ博士によって提唱された、心理学とスピリチュアリティの統合に基づいたものです。
心理学の部分はNLP、スピリチュアリティの部分は奇跡の講座(A Course in Miracle)に基づいています。
特徴的なのは人の魂の成長過程を依存・自立・相互依存・霊的依存の4つの段階に大別して、それを3角形のモデルとしたことです。
目の前の問題はすべて過去の痛みが姿を変えて現れたものという考えは、未完了の傷を癒すことによって現在の悩みが解消されるという、例外のない解決パターンとなっています。

01:解決法としてもっといい方法がある。

問題や葛藤がある時にはいつでももっといい方法があるはずなのです。

もっとも困難な状況においてすら、全員が勝つことのできる方法が必ずあるのです。

愛、つながり、許し、コミュニケーション、協力、そして選択が私たちを導いてくれます。

02:世界は自分を映す鏡である。

ほかの人に対しやっていることはすべて、自分に対して行っている行為に他なりません。

自分自身やほかの人を傷つけていなければ、自分以外の誰かほかの人があなたを傷つけることなどあり得ません。

私たちは自分で自分の現実をつくり、自分の物語を書いているのです。

ほかの人たちとの葛藤は私たち自身の中の葛藤を反映しています。

ですから内面の問題を解決することによって、結果的に世界の問題を解決することができるのです。

03:私たちに起きることは何でも、私たちの生まれてきた目的を思い起こさせるために起きている。

痛みを伴う出来事が起きたとき、通常私たちはこの出来事の目的に気づこうとはしません。

アカウンタビリティを通して、私たちは別の選択をし、外の世界に関して嫌だなと思うことを変えていくパワーを手に入れることができるのです。

04:選択の力。

人生の方向とは、私たちの絶え間ない選択の結果です。

私たちが自分の観念を変えると、私たちのパターンも変わります。

もう一度新たな選択をしましょう。

05:私たちは常に癒しと成長に必要なレッスンを学ぶのにぴったりの場所にいる。

非常につらい体験も、いったん癒されれば、自分自身やまわりの人たちへの最高の贈り物になるのです。

06:人間関係は変革をつくり出すための手段である。

私たちがまわりの人たちに何を与えるかによって、この地上に地獄を作ることもあれば、天国を作ることもあります。

まわりの人たちとの絆を取り戻し、人間関係を癒すことにより、成長の道を促進することができます。

まわりの人との距離を癒すと、問題をも癒すことができるのです。

07:真実の成功を手にするには、あらゆる人が利益を得なければならない。

自分のためのためになることと、ほかの人のためになることが同じだと気づくことにより、私たちは前に進むことができます。

 

もしも誰かが”悪者”になっているとしたら、全員の負けです。

 

全員が勝つまで、コミュニケーションをし続けることが大切です。

08:リーダーシップは、助けを求める声に応えることを何よりも大切にする。

自意識、恥、自己攻撃などの問題はすべて、助けを求める声を私たちに聞こえないようにするためのものです。

助けを求める声に答えると、こうした自己攻撃のパーソナリティーをポンとはじけさせ、助けを求める側と助けに答える側の両者に流れをもたらします。

問題はすべて、あるいは少なくともその一層は「誰が私たちの助けを必要としているのだろう?」と問いかけることで癒すことができます。

そしてそれらの声に応えることです。

他の人を助けると、私たちが必要としている助けに対し私たちもまた心を開くことができるのです。

09:現在起きている問題は、過去の痛みが変装したものである。

痛みはすべて誤解です。

問題が解決されると、過去にも現在にも理解がもたらされ、未来はもちろんのこと、過去の歴史までよい方向に変わるのです。

幸せな子供時代を取り戻すのに遅すぎることはありません。

10:生まれてきた目的を生きることは自己実現への鍵である。

私たちが生まれてきた目的は幸せであり、幸せでないのなら、癒しが目的になります。

私たちが天命を受け入れることは、世界への最高の贈り物になります。

すなわち私たちにしかできないユニークなやり方で世界を救うことができるのです。

11.痛みも苦しみも愛によって洗い流すことができる。

これは二人、あるいはそれ以上の人たちが共感を持って”つながる”時に起きます。

自分を防衛している壁を超越することで、私たちはほかの人たちと”ひとつ”になり、痛みの存在し得ない高次の意識を体験することができるのです。

12.人間関係は人生を築いていく基本的な礎である。

したがって人間関係の道が進化の道でもあります。

この見方からすると、どんな問題も中核のレベルでは人間関係の問題なのです。

13.私たちは一体感への途上にいる精霊なのだと認識する進化の道を歩んでいる。

恩恵やミラクルを受け取ることは、その目的に到達する最も簡単な方法です。天は、私たちがただ受け取りさえすれば、私たちが一歩進むたびに祝福と援助を与えてくれています。

14.癒しがすべてである。

どんな状況においても、また、どんな見方を私たちがしようと、答えはいつも癒しにあります。

癒すために私たちは生まれてきたのです。

15.私たちの贈り物が問題に対する答えである。

どんな問題も贈り物を隠しています。問題の大きさに関わらず、それを変容させる最も簡単な方法の一つは、問題が隠している贈り物に気づくことです。贈り物の一つ一つが大事にされ、分かちあわれると、エゴが小さくなり、恩恵への開きができます。

セルフセラピーカード

セルフ・セラピーカードはあなたの心の「気づいているところ」はもちろん「気づいていないところ」をも映し出してくれます。

 大きくわけてネガティブカードとポジティブカードの2種類、それぞれ被害者・人間関係・無意識、ヒーリング・ギフト・恩恵があります。

コネクトロンのリーディングでは、問題の原因としてネガティブカード、対策としてヒーリングカード、その結果得られるものとしてギフト・恩恵のカードを使用しています。

被害者のカード群

01:怖れ

02:復讐

03:罪悪感

04:裁き

05:期待

06:観念

07:隠れた自己

08:死の誘惑

人間関係のカード群

09:依存心

10:ハートブレイク

11:犠牲

12:自立

13:執着

14:コントロール

15:主導権争い

16:役割

無意識のカード群

17:先祖代々伝わる問題

18:個人の神話

19:試練

20:過去世  

21:暗いストーリー

22:無価値感

23:シャドー

24:無意味感

ヒーリング・カード群

25:選択

26:許し

27:手放す

28:信頼

29:コミュニケーション

30:真実

31:つながり

32:リーダーシップ

ギフト・カード群

33:自由

34:インスピレーション

35:流れ

36:真実の愛

37:セクシャリティー

38:恵まれた才能

39:成功

40:豊かさ

恩恵のカード群

41:清らかさ

42:愛

43:平和

44:ヴィジョン

45:喜び

46:神の子

47:ハイアーマインド

48:神聖さ