8月の読書メーター
読んだ本の数:23
読んだページ数:4411
ナイス数:206
もっとクイズで学ぶデザイン・レイアウトの基本の感想
シリーズ続編ですが、これの素晴らしいとこは、言語化されていること。感覚で、とか、直感で、ってのは再現性がないですからね。
読了日:08月31日 著者:ハラ ヒロシ,ハヤシ アキコ,平本 久美子,ヤマダ ジュンヤ
クイズで学ぶデザイン・レイアウトの基本の感想
妙齢の方は記憶にありますでしょうか、かつて講談社フェーマススクールなるものがあって、そこのアート講座の広告が「どちらがバランスのよい配置ですか?」って雑誌にいっぱい載ってたの。そんなもんわかるわ!となめてかかって臨むと、間違えたりとか。美意識に正しいも間違ってるもないけど、万人に心地よく思わせるデザインの現場では快不快の感覚の基準点になるものを持つことは必要なのだろうな。どっちか選べ、って言われたら選べるけど、それを作れるかどうかは当然別の話で、難しいなー、と頭を抱える。
読了日:08月31日 著者:田中 クミコ,ハラ ヒロシ,ハヤシ アキコ,ヤマダ ジュンヤ
524人の命乞い 日航123便乗客乗員怪死の謎の感想
文芸社だから。
読了日:08月30日 著者:小田 周二
ドン・キホーテ走る
読了日:08月30日 著者:鴻上尚史
ザ・殺し文句 (新潮新書)
読了日:08月30日 著者:川上 徹也
超危険! スズメバチLIFE 図解とマンガでわかる最凶生物の感想
実は私、Gがまったく平気でして、平気になったのは森達也の「ようこそ、先輩」を見て、ちゃんと向き合ったら怖くないよ、というのが骨の髄まで染み込んだから。それと同じで(同じなのか?)スズメバチも徒らに恐れなくて済むようになれるかも、この本を読んだら。専門家ってのはどのジャンルでも偉大な存在だ。
読了日:08月30日 著者:丸沢 丸
みんなのリンゴ占いの感想
占いに否定的な人ほど血液型を気にする傾向があると感じています。それと同じで(同じなのか?)一世を風靡した動物占いに食いついたのも普段は占いが視野にない人ばかり。占いがしっかりとした理論を打ち出すとダメなんですかね。これもまた、内容は四柱推命そのまんま。リンゴにすることによって動物占いの二番煎じでも狙ったのか。ちょうど神戸でリンゴの専門店ができたとこだから、そこで扱ってもらったらいいかもね。リンゴのお店→https://alaringo.com/
読了日:08月30日 著者:認定特定非営利活動法人 神戸国際占術協会
謎の蝶 アサギマダラはなぜ未来が読めるのか?の感想
誌友さんのレビューで知ったのですが、栗田昌裕という名前に食いつきました。あの(どの?)栗田先生??と。栗田先生といえばSRSでの胡散臭いイメージしかありませんでしたので。アサギマダラの生態を明らかにした虫のおじさんスゴイ!要はゆらぎ理論について述べられたもので、最後のポエムで、もしも「水にありがとうと言ってみよう」とかってまとめてあったらどうしよう、とドキドキしました。理性と直観の定義はとてもタメになりました。
読了日:08月30日 著者:栗田 昌裕
幸福な水夫の感想
件の騒ぎまでこの作家さん恥ずかしながら知らず。装丁の美しさに驚き。これは大切にされてる作家さんなのだなあ。ちょっと例えが変かもですが、「阪急電車」に関西弁が使われていないのが違和感で内容にのめり込めなかった。方言の多用は舗装されていない道を歩くようなものでスムーズに読み進められないこともあるけど、土地の空気を肌で感じることができる。その土地という設定が必然であるならなおさらのこと。巻末の書き下ろしも含めどの掌編にも戦争が影を落とす。今こそ読むべし。このデリケートさは古市センセは真似できんだろ。
読了日:08月29日 著者:木村 友祐
世の中への扉 ヒット商品研究所へようこそ! 「ガリガリ君」「瞬足」「青い鳥文庫」はこうして作られるの感想
学童前、学童期は6ポケットとかって子供ターゲットの市場のおいしさを示す言葉があったけど、6ポケットをあてにするのではなく、純粋に子供が必要とするものを提供すればいくらでも需要は掘り起こせるというケーススタディ。少子化とかいいながらその数がバカにならないようです。出版不況の中で児童書が売り上げの推進力となっているなんで知らんかった!目の前の子供に語りかけるような丁寧な文章で、著者が読者となる子供だけでなく、ヒット商品を生み出した人たちにも気持ちを寄り添わせている感が満載。
読了日:08月29日 著者:こうやま のりお
どんぶり金魚の楽しみ方 世界でいちばん身近な金魚の飼育法の感想
金魚が懐く、というのが何より衝撃!普通の水槽でも懐くのは懐くか。要はいかに手をかけるか、コミュニケーションをとるか、ですよね。どんぶりは手軽でいいけど、やっぱ毎日の水換えってのはハードルが高いなあ。水槽の水換えが楽に思えてきた。金魚愛に溢れた本です。金魚を大切に扱おうってなります。愛するから手をかけるのではなく、手をかけるから愛する、ということそのものですね。
読了日:08月27日 著者:岡本信明,川田洋之助
ワンダー Wonderの感想
オーガストの辛みの描写が延々続くのならしんどいな、と読み始めたけど、章を改めるごとにトンネルの先に出口の灯りが見えて来るような感覚となりました。私自身はルッキズムに毒されている部分が恥ずかしながらあるのだけど、病が原因となっている人にもなぜ特別な感情を持ってしまうのか。何を刺激されてしまうのかということを考えさせられました。「慣れる」という表現が何度も出てきましたがそこにヒントがあるのかな。章のトップページに引用されているフレーズのセレクトが絶妙。
読了日:08月24日 著者:R・J・パラシオ
3分でわかる! 聖書
読了日:08月24日 著者:中川健一
ゲンバクとよばれた少年 (世の中への扉)の感想
著者が取材された記事を新聞で読んで知りました。これがあるから(どれ?)新聞は止められない。被曝の語り部となった著者と中学生との触れ合い、学生たちの記念写真と長崎案内の画像が非常に染み入った。小・中学生向けの「世の中への扉」というシリーズの中の1冊ですが、メインのテキスト以外の資料が深部の導入に非常に効果的であると感じました。大人がちゃんと向き合えば子供はわかってくれる。自分と同じ辛い思いはさせたくない、という大人の気持ちが、人に辛い思いをさせてはいけない、という最大の教えですね。
読了日:08月16日 著者:中村 由一,渡辺 考,宮尾 和孝
文部科学大臣賞を受賞した小学1年生のすごい自由研究 「セミをさがしたなつやすみ」の感想
顰蹙を覚悟でいうなら、これこそ親のおかげではないかと。そんなことしちゃダメ!とかって親の元ではこれは生まれない。
読了日:08月15日 著者:吉川 蒼都
ウチら棺桶まで永遠のランウェイの感想
言葉の選び方がすごい。いい歌詞書くだろうな。そのへんのヤンキーテイストなJ-RAPなんかよりよほど。
読了日:08月15日 著者:kemio
悩む人の感想
鬼嫁レポートの皮をかぶった愛妻日記。すべてはラストの1行のため。
読了日:08月14日 著者:髙橋秀実
ケーキの切れない非行少年たち (新潮新書)の感想
ここ(https://www.connectronkobe.com/archives/708)にも書きましたように、「非行少年に共通する特徴」っての全部に該当した私がやってきましたよ!知能と認知能力は違う、認知能力を高めることこそが問題解決に有用ってのはとても膝の皿を割るのですが、発達障害問題でいつもひっかかるのが「なぜそうなってしまったか」。発達障害というのは目の前の減少であり因果の果。因がおざなりにされてるという印象がずっとありましたが、脳に物理的な欠損があるケースが明示されていること、そして→
読了日:08月14日 著者:宮口 幸治
スパイスのまほうの感想
実際にやってみないとわからないけど、やってみようとも思わされなかった。ごめん。
読了日:08月12日 著者:印度カリー子
暮しの手帖 5世紀1号の感想
初めて定価で自腹で買って読んだのは特集に惹かれたから。鼻につく独特のトーンが今回はあまり気にならず、読み物が読み物として読めた。贅沢な寄稿者群ですな。
読了日:08月12日 著者:
ユリイカ 2019年9月臨時増刊号 総特集◎遠藤ミチロウ ―1950-2019―の感想
お盆なのでこれを読んでミチロウ先生を偲んでいます。亡くなる前に立案された企画ではなかろうに、このスピードでリリースされたの、ほんまお盆に間に合うようにか?と思ってシマウマ。書き手にとっての喪失感の大きさも伺える。戦略家の部分など知らなかった顔もあり、フォーク時代のルーツなど同じ東北出身者と共通するナイーブさ。ミチロウを知ら無い人にどれか1記事すすめるなら、小野島大のがまとまっててよかったな。
読了日:08月12日 著者:遠藤ミチロウ,PANTA,遠藤賢司,田口トモロヲ
奇跡の朗読教室―人生を変えた21の話の感想
きっとドラマがすごかったんだと思う。各章のまとめの部分のテキストは実にしっくりきた。大げさに感動の、って書き方はできないのだろうな。だって物書きさんじゃないもんね。朗読におすすめのリストも意外な作品があげられていて興味深かった。
読了日:08月09日 著者:斉藤 ゆき子
凡人の怪談-不思議がひょんと現れて (単行本)
読了日:08月07日 著者:工藤 美代子
読書メーター
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2019年08月の読書メーター
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