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2)亭主元気で留守がいい
ヘルシオさん、食生活というかお料理にこだわりがあります。
美味しいもの、体にいいものと気を使われています。
そしてヘルシオさんにとってちょっと特別テイストがあるのがケーキ。
以前に「ヘルシオさんにとってケーキってなんなの?」とお尋ねしたら、お母さんが誕生日に焼いてくれた、との答え。
お誕生日にお母さんが焼いてくれたケーキ、いい思い出じゃないですか!
いえ、よくありません(どっちやねん。
ヘルシオさんの健康を損なった原因として、ケーキも戦犯として上がっていたのです。
良い思い出のケーキなら、体に悪さはしなさそうなものです。
※参考事例
若槻千夏というタレントさん(?)がかつて、麻婆豆腐は飲み物だ、とおっしゃってました。「食べても太らない」「この食べ物は私に悪さをしない」と思い込んで食べたらそうなるのだそうです。最強のダイエットは「食べても太らない」と脳に叩き込むことなんだそうで。
ケーキは体に悪い、と言われながら育った子は、大人になってケーキ食べたら具合が悪くなるでしょう。
↓参考エントリー
高校2年生にNLPを説明したらこうなった
誕生日のケーキ、それはヘルシオさんにとって嬉しいものではありませんでした。
誕生日にはおばあちゃんがお祝いに来てくれます。お母さんとおばあちゃんは仲が良くありません。いつ争いが勃発するかと戦々恐々です。実際に勃発もします。お母さんはヘルシオさんにぼやくのです。あんたの誕生日じゃなければおばあちゃんは来ないのに。
ヘルシオさんにとってお誕生日とは祝ってもらえる楽しい機会ではありませんでした。
”あんたのせいで”ケーキを焼かされる、おばあちゃんの相手をさせられる、とお母さんがヘルシオさんを責めるのです。
ヘルシオさんにとってケーキとは、美味しいとか楽しいとか、ポジティブな思いと繋がるものではなかったのです。
日々の食卓はお父さんの地雷が怖い。
ハレの食卓はお母さんのぼやきがある。
ヘルシオさんもまた(私と同じように)食べることに全くポジティブな要素がないのです。
食卓への欠落感、つまり穴ぼこ、それは当然何かで持って埋めることになります。
ヘルシオさんはケーキで埋めました、穴ぼこを。
穴埋めの代替行為として体内に過剰に投入されたケーキ、それは当然ヘルシオさんの健康を害します。
↓こんな風に
ホワイトデー症候群
ちなみに、お酒より甘いものの方が負担が大きいそうです。粘度があるから。
食べると体調を崩すということを繰り返していらっしゃいました。体調が悪くなるのわかってるから、ケーキは控えていらっしゃいましたが。
が。
もう食べちゃいけない、となるとちょっと辛いですよねー。
これはケーキという食べ物の意味合いを変えればいいのではないか、と思い、ひとつ提案をさせていただきました。