50代のパート女性。夫と中学生の息子の3人家族ですが、家を出て一人になりたいと思う毎日です。
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体力的にはきついのですが、家のことを全く考えずに済むパートの仕事が唯一の逃げ場になっています。体調が悪くても病院へ行かず、このまま死期が近づいてほしいとさえ考えてしまいます。(神奈川・R子)
相談文全文はこちら
https://www.yomiuri.co.jp/jinsei/20220622-OYT8T50143/
不調な夫さんと息子さんを支えてこられたのですね。
支えるばかりで支えられることは少なかったことでしょう。
自分以外の人のケアやフォローにばかり神経をすり減らすのではなく、自分だけの時間や空間が欲しいと思われるのは当たり前のこと。
そのための手段が死期を迎えることだけでは当然ありません。
相談者さんが背負っているもの、少しでも減らすにはどうすればいいか。
今日はカードです。
・ブロックしているもの「コントロール」
・では、どうするか「真実」
・得られるもの「セクシャリティー」
・現状「魔術師の逆位置」
相談者さんの現在はガソリンが尽きている状態。
ガソリンの補給を最優先事項としていただきたいです。
そのための手段、体力的にはしんどいとのことですが、パートの仕事がやはり一番の救いとなるでしょう。
妻も母もしなくて済む場所。
これは家族を支えることで疲れ切っている方には共通してご提案することですが、犠牲は誰のためにもならない。
支えるためにこそ、自分に栄養を与えることが必要。
選択肢がいくつもある場合、自分に一番優しいものを選んでください。
それが結果的には家族のためになる。
自分が一番美味しいものを食べるくらいのつもりで。
誰かの犠牲の上に成り立つ幸せはありません。
文面から、夫さんにバイオレントなものがなさそうなのが救い。
求められることにだけ対応するという姿勢を保ち、それ以上にご自身のエネルギーを消耗しないように。
些細なことでも、ご自分にご褒美をあげる機会もつとめて持ってください。お体のケアもしてください。
まずはガソリンタンクの残量を増やしていくことです。
増えた余裕が夫さんや息子さんにも良いエネルギーとなって循環していくことでしょう。
回答は佐貫葉子(弁護士)さん。
やがて時が過ぎ、息子さんも成長し、自分の道を見つけるでしょう。その姿を見ればご夫君も前向きになるかもしれませんよ。
病院に行くにもエネルギー要りますもんね。体調が良くなれば気持ちも好転していくでしょうに。
滝詣連続680日目(2022/06/23現在)
滝の周りに潜水士さんがいっぱい。滝の清掃だそうで、いろんな仕事があるんだなあとジワる。