えー、眼福女子のRちゃんからお題を頂戴してオリました。
「使命ってどうやったら見つけられるの?」です。
そんなもん、こっちが教えて欲しいわ!!
天職、天命、使命、ま、いろんな言い方がありますね。
使命ってなに?と改めてググってみたら、
与えられた仕事、って意味があるようです。
そうか、みんな与えて欲しいんだな、自分で見つけられないのかな。
好きなことを仕事にしちゃいけないと思ってるのかな。
天職にしても運命の人にしても、みんな特別なものを期待しすぎwww
朝日新聞の日曜版に求人の記事があって、
そこにいろんな方の仕事観みたいのがいつも載ってるんですけど、
多くの方が言われてるのは与えられたものをいかにこなすか、
その対応の経験を積み重ねていくことによってそれが自分なりのものになっていく、
ひいては天職といえるものになっていく、ってカンジですよ。
うん、ヒトメ惚れのように、これが私の天職だ!って出会いもあるでしょうけど、
みんながみんなそんな出会いに恵まれているわけではありません。
私だってイヤだ、イヤだ、と言いながらここまできた、みたいなカンジですしね。
「人のために」を動機とすること
今やってること、天職だなんて思ってませんよwww
強いていえば、耳がいいことが役に立ってる、ってぐらいですね。
あ、自分嫌い病をなくしたい、ってのはありますわー。
Rちゃんの参考になるかな、という記述を見つけたので引用させていただきます。
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心理学者の河合隼雄さんがよく引用される観音の話が好きだ。
ある村に伝説があった。
ある年、ある日、ある時間にこのような風貌の旅の男が村の橋を通るであろう、という。
その男こそ観音であり、村に残り、村を救ってくれるであろう、というのである。
村人たちは、その日を心待ちにしていた。
その日、その時間がやってくると、伝説どおりの格好をした旅の男がやってきた。
村人たちは「お待ちしていました、あなたこそ観音です。どうぞ、この村を救ってください」と言う。
実はその旅の男は、観音でもなんでもなくて、本当にただの旅人だったのだが、
「あなたたちがそんなに言われるなら、わたしはきっとそうなのでしょう」と言って、旅をやめ、
その村に残り、その村のために尽くした、その男の働きは、村にとってとても役に立った、という。
その男はもちろん、もともと観音だったわけではない。
しかし役割を受け容れることにより、観音ならずとも有為な人間として、生を終えたのである。
役割を受け容れる、とはそのようなものだと思う。
自分には到底そのような力はないと思っても、期待されることによって、役割を全うできる人間なっていく。
与えられた役割こそ、運命の出会いかもしれませんよ。
運命は出会いまで by シュタイナー
運命は出会いはいくらでもセッティングしてくれています。
それをスルーせずに、か細い運命の赤い糸を極太の強力ザイルにしていくこと。
ザイルになった時点で初めて、これが運命の出会いだったのだ、天職だったのだ、と気づけるのかもね。