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06)家庭保育園〜溺れる者は藁をも掴む
家庭保育園とはどんなものかというと、いろんな教材や絵本の寄せ集めなのですよ。販売元のオリジナル教材や図書もありますが、出来合いのもののセットなのです。その中に抱っこ法の本があったのです。
日本における抱っこ法の第一人者が阿部秀雄氏です。本を読んで興味を持ったので家庭保育園の営業の人に尋ねたところ大阪の「援助者」Yさんを紹介して貰えたので、セッションを受けに行きました。その時チビはまだ生後半年くらいじゃなかったかなー。
抱っこ法って何をするか、たいへん乱暴な言い方をするなら、ただひたすら泣かせるのです。でもねー、体験した人はみな驚くのですが、言葉をろくにしゃべれない赤ちゃんと援助者の大人がほんっと会話してるように見えるのですよ。ただの泣き声から言葉が見えてくる感じ。
保健師さんなどで抱っこ法をされてる方もちらほらいて、保健所の育児指導で抱っこ法に出会ったって方もいましたね。
泣きわめいて暴れる赤ちゃんを絶対に離さないで泣かせて会話してたら、終わった後は双方汗ぴっしょりです。
抱っこ法を始めてから、私とチビの関係が変わりました。周囲からも、あそこんちの親子関係はなんか違うよね、と言われることが少なからず。当然のようにそれを元配も察したのです。なんでや、と。抱っこ法の説明をしました、そして実際に元配の前でやりました。
言葉を喋れないチビの泣き声と私の声かけが元配にも会話になって見えたようです。すごいな、それ、と言われました。
しばらくして、阿部秀雄氏が来阪してワークショップを開くというので参加してきました。チビも阿部氏に「抱っこ」して貰ったのですが、詳しい事情をまったくご存知ないのにどうやってするんだろうなと思っていたら、阿部氏がチビの泣き声からひっぱり出したのは「おかあさんの病気が心配だ」だったのです。阿部氏、私の病気のことなんてもちろん知らないですよ。
次は大人の「抱っこ」です。阿部氏が他の方を抱っこして私は傍らでサポートをしていたのですが、なんか御しがたいものがやってきてですね、泣くのをこらえていたら「交代だ」って言われて私が抱っこして貰えることになりました。もう泣いた、泣いた、ワンワン泣いた。どんなものが出て来たのかはあんまり覚えてないんですけど。
うーん、なんかこれが「ヨシヨシ」の原点のような気がしてきたぞ。
いかんせん身体がでかくなると抱っこできないので、やってたのは幼稚園に入る前ぐらいまでだったかな。他所の赤ちゃんも抱っこさせて貰いましたよ。援助者の認定欲しかったけど、講習を受けに行く事がかないませんで。今なら行けるかな。
この援助者のYさんが私をビジョン心理学に繋げることになるのですよ。
参考エントリー:占いに救われたことのない占い師(19)
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08)桶谷式母乳育児〜溺れる者は藁をも掴む
今日のホテルバイトで、出勤したらすぐに社長からバースデーカードをいただきました。おお、従業員に手厚いではないか、と思ったものの、中身をみたらもっと働け的なことが書かれていて、いっそ破り捨ててしまおうかと思った私を許してください。