縁も所縁も興味もないところから始まった私の占い仁成、もとい人生(私のことえり、なんで仁成って変換する!)、どうやら向きあう姿勢を変えなくてはいけないようです。
過分な言葉を賜りました。仕方なくやっていることではなくて、それを自分のリソースと認識する。覚悟の証として「元亨利貞」を掲げましたよっ。
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1)ハイヒールを履かない女は女じゃない
2)ハイヒールを履かない女は女じゃない
3)ハイヒールを履かない女は女じゃない
4)ハイヒールを履かない女は女じゃない
5)ハイヒールを履かない女は女じゃない
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えー、最終回のはずでしたけど、ちょっと思わぬものが出てきまして。
Mさんからセッション後のお気持ちの動きについてメールが届きました。なんてお返事しようかな、とそのメールを何回も読み返していました。Mさんは5)ハイヒールを履かない女は女じゃないを読まれて、おかあさんのことがもっと出てくると思ったのにおとうさんのとこに着地したのが意外であったと。おかあさんのことをもっと扱わなくてはいけないのでは、とおっしゃってました。
うん、うん、それはもっともであるな。だって最も身近にいたのはおかあさんだからね。
参考エントリー:矢面に立たされるのはやっぱりおかあさん
しかし、おかあさんをそうさせてしまったのはおとうさんです。おかあさんより古い根っ子はおとうさんなのです。根っ子は古いものに遡れば遡るほどその後のすべてをひっくり返すことが出来るのです。古いというより、階層的に深いもの、と言った方がいいでしょうか。
参考エントリー:扱う過去は古ければ古いほどいいのはなぜ?
ここまで考えて、ふと自分のことに意識が向いました。
みなさんご存知のように(知らんか)私はいまだに繰り返してしまっている問題があります。やらかしてしまうたび、自分には一体どんなビリーフがあるんだろう、って考えてしまいます。人は自分が持ってるビリーフのように世界を形作る、ってのはコネクトロンに来てくださってる皆さんの問題をみてほんまその通りやな、と思うのです。でも自分のことはわからないんです。
みなさんご存(ry)、私の無力感の根っ子は祖父によってボコにされていた祖母を救えなかったというものです。
ボコにしていた人とボコにされていた人、明治な夫婦
夫が妻をボコにする、という図式は私のまわりにてんこ盛りでした。祖父と祖母、伯父と伯母、叔父と叔母、父と母、そして元配と私。
ビジョン心理学に足を突っ込みかけた時、ヒューマンポテンシャルの郷先生のカウンセリングを受けました。歴代のボコ男子を扱うことになったのですが、なぜ彼らはボコ男子になったと思いますか?と尋ねられ(もちろん郷先生はボコ男子などという言葉は使われませんでしたが!)、人生が自分の思うようにならず、その苛立が妻に向けられたんだと思います、と答えました。じゃあ、どうすればよかったと思いますか?自信を持てたらよかったと思います。自分の弱さを隠すために強いフリをしなくて済んだと思います。今庄さん、あなたのミッションは自信のない男性に自信を持たせることですよ、と言われ、うげげげ、勘弁してくださいよー、と思っちゃいました。
という数年前のやりとりを思い出したのです。
人生が思い通りにならなくて歯噛みしている男性、さぞかし悔しかろう、もどかしかろう、あきらめてしまっていることもあろう、どうにもしてあげられない、憤りをぶつけられることしか出来ることはない。
おじいちゃん、悔しかったよね
おじちゃん、悔しかったよね
パパ、悔しかったよね
福田君、悔しかったよね
私の無力感の根っ子は祖母を救えなかったことではありませんでした。救えなかった、という罪悪感じゃないんです、無力感なんです。どうにも手を出せない。だって私にはどうしようもないことなのですから。荒れ狂うボコ男子たちのバイオレンスへの恐怖ではなく、それをどうにもできない自分への無力感でした。
祖父が祖母をボコにしている光景を前にして、ただ泣いていることしか出来ない小さい自分に対してかける言葉は、おばあちゃんのこと助けられなくて辛いね、ではなくて、そうするしかないおじいちゃんの気持ちを思って辛かったね、がぴったりかな、と。
人が苦しんでいるのを見てるしか出来ないってのは、ある意味自分自身が苦しむことより辛いことです。だから人は、人のために、ということをいろんな行動の動機とするのでしょうね。
Mさんから頂いたメールのおかげで、ここまで気づくことが出来ました。もうちょっとなんかひっかかってる感じがするのですが、それもそのうち出てくるであろうと期待して。出てくることを恐れずにいますから。
次回こそ、次回こそ、最終回です。
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