最近はあまり言われませんね、コネクトロン怖い、って。
怖いですよ(ウソ、ウソ。
コネクトロンのセッションを受けることに躊躇される原因として、いまぷ怖い(怖くないって!)の他にですね、自分の気持ちをうまく言えない、というのがたいへん多いです。
コネクトロンのセッションはプレゼンの場ではありませんので、うまく語る必要などありません。必要なものを私が引っ張り出しますので。
そしてセッションの最中(もなか、ではない)に、いろいろお尋ねしますと、わからない、答えられない、となる場面も多いです。言葉に詰まると「私にはボキャブラリーがないから」とおっしゃることも多いのですが、みなさんご存知のように(知らんか)言葉が出ないのは言葉にするもの、つまり感情がないからです。
なぜ無いか?
出したらダメってインプットされてしまってるから。もしくは、向き合いたくなくてフタをしてしまったものだから。喉に言葉を出させなくさせてしまっている栓があるから。
栓をとっぱらったら、本来アウトプットされるべきものがにじみ出る、もしくは噴出します。出せていなかったものの多さに驚かれることでしょう。
ということで(どういう?)言葉の使い方はいかに気持ちを如実に反映してるか、です。
出てこないのは栓があるからですが、その言葉の選択に、なぜ今あえてその言葉を使うか?とひっかかることがあります。それこそ、「てにをは」の使い方にも気持ちの微妙なところが現れています。
無意識にやってしまっています。
メラビアンの法則ってあるじゃないですか、言葉よりもノンバーバル(非言語コミュニケーション)の比重が高い、だから言葉に惑わされるな、ってものですが。言葉とは文字にしたもの。口から出る言葉には文字以外のノンバーバルな要素が加味されます。
以上、前振りでした(長すぎるよっ。
みなさんご存知のように(知らんか)私は月に1度、ボイストレーニングに通っています。
昨日が月に1度のレッスン日だったのですが、恐ろしい体験をしましたのでご報告を。
胸からの呼吸に声を乗せるのが胸式呼吸、お腹からの呼吸に声を乗せるのが複式呼吸、と声のベースになる部位をいろいろ変えてやってみよう、というワークがありました。
丹田からの吸気で声を出す、というの、難しかったのです。でもやってたら声は(声が、ではないことに注目)出たのです、それも割といい感じで。
お、声でてるやん、と声にばかり意識を向けていたらですね。
ね。
鬼講師が(うそうそ、怖くないですよ)
今庄さん、いま、出てるからいいや、って流したでしょ?と、実にドンズバな指摘をされましてですね!
そう、このワークはあくまでも丹田で呼吸する、ということが課題なので、声がどう出るかは二の次なのですよ。呼吸をすっぽかして声だけ出しているのを見破られてしまったのです。
それも、「ま、ええか」ニュアンスまで読み取られてしまったのですよね!!
レッスンが終わり、お疲れ様でした、ありがとうございました、のコール&レスポンスが終わるか終わらないかのタイミングでまた鬼講師が(うそうそry)、今庄さん、と。
やだー、また何を指摘されちゃうの?と(ない)胸が不安でバクバクしましたっ。
「ありがとうございました」を文字だけで言ってみてください
文字だけ?いろんなものを乗っけるなってこと?
できる限りシンプルに「ありがとうございました」と言ってみました。
はい、では次は気持ちを伝えるつもりで言ってください。
ありがとうございました、と言うと自然と頭がさがりました。言葉と気持ちに体が附随するのですね。
違いはなんですか?
なんだろう、何を突っ込まれてるんだろう、と心拍数が揚げ揚げです!!
さっき、「ありがとうございましたー」って語尾を伸ばしたでしょ
(`皿´) チッ
腹の中で全身全霊で舌打ちしましたねっ。
私ね、いつも語尾は極力伸ばさないように気をつけているのですよ。なのにこの時だけ、あ、伸ばしちゃった、って自分で気づいてたんですよ。いやだな、伸ばしちゃった、って思ってたんですよ。
そこをまたまたピンポイントにドンズバ指摘されたんで、
(`皿´) チッ
となったのです。
ぼくは「おつかれさまでした(語尾伸ばしなし)」って言いましたよね、そしたら普通は「ありがとうございました(語尾伸ばしなし)」と返すはずなんです。それが「ありがとうございましたー」だったから、僕の言葉を受け取って貰えてないのかな、と思ったんです。
語尾伸ばしの有無をキャッチボールしてるかどうかって認識はないのですが、なぜ私はこの時に限って語尾を伸ばしてしまったのか。
語尾を伸ばさないようにしよう、といつもは気をつけているのに、他のことに意識が向いてしまっていたからです。
レッスン始まりの「よろしくお願いします」、レッスン終わりの「ありがとうございました」、それに対して、その声はほんとに「よろしくお願いします」を伝えようとしている声ですか?という指摘がこれまでに何度もありました。
あー、流して適当に言ってちゃダメなんだな、と気をつけさせられます。
その時は。
喉元すぎれば、で、すぐに忘れちゃうんですよね。
で、昨日に限って、それを思い出したのですよ。始まりの「よろしくお願いします」も「ちゃんと」言ったつもりだったのです。
そして終わりの「ありがとうございました」も、「ちゃんと」言わなきゃ、って思ったんです。
つまりは、「ちゃんと」にばかり意識が向いて、ほんとに気持ちを伝えることになってないのですよね。
それをものの見事に指摘されてしまったのです。さすがだ、鬼講師(怖くなry。
先生だから気づくんだよ、と言われる方もあるでしょうけれど、講師先生は自分が感じたことを言語化されただけなんです。みんな、同じこときっと感じてるんですよ。
感じたものを言語化しないと、なんか嫌、いけすかない奴、とかって印象になっちゃうわけですよ!!
怖くない????
自分が目の前のことにちゃんと向き合ってないで流してることとか、気持ちが入ってなくて口先だけのこととか、みんなダダモレなんですよ!!!!
いろんなものを醸し出すのはノンバーバルな部分なのかもしれませんが、ベースになってるのは言葉。言葉を構成しているテキスト、文字。
人を成り立たせているのは言葉なのだなー、と再認識させられた次第です。
言葉はあなたと人を繋ぐ大切なものです。
その大切なものが抑圧されているなら、本来の力を発揮することが出来ていません。
あなたが言葉を、そして気持ちを抑えつけていらっしゃるのなら、本来の力を取り戻すお手伝い、させていただきます。
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