4月の読書メーター
読んだ本の数:23
読んだページ数:4461
ナイス数:216
ちくわぶの世界の感想
ちくわぶがどうとかは置いといて、対象への愛あふれる書籍としていいお手本になるのでは。その由来から扱っているお店の紹介、レシピなど、バランスよくまとめられている。自分の”好き”に対して、誰もがこれだけの熱量は持っていると思う。ちくわぶの正体は結局推測の域を出ていないけど、結局はお金のない庶民の食べ物ってことですね。お好み焼きではなくもんじゃ、というとこと同じく(同じなのか?)関東の下町の食べ物ってなんかはずしてる感があります。そのままま食べりゃあおいしいものを、って感じで。
読了日:04月30日 著者:丸山晶代
手塚治虫のマンガの描き方の感想
誰だっけ、とにかくこれを読みなさい、と勧められていて。いわば表現することへのプライマルスクリーム。技術は後から磨いたらいいのよね。とにかく一歩を踏み出すこと。チラシの裏に落書きすること。
読了日:04月30日 著者:手塚治虫
理系の書道家が科学の視点で考えた、誰でも字がうまくなるすごい方法の感想
理屈はわかるんだけど、難しすぎた。
読了日:04月30日 著者:岡部 修一,岡部 省三
地獄の蟹工船~日本の貧困史~ (ストーリーな女たち)の感想
恐るべし、ぶんか社コンビニ本。作家によって得意分野があるのだな。著者は明治〜戦後の艱難辛苦を扱うことが多いようだけど、トンネルを出た先をちゃんと示してくれているとこが救い。原作があるのかどうかわからないけど、自身の作のストーリーであるならば、徹底した取材力と構成力。
読了日:04月29日 著者:北上祐帆
すべての知識を「20字」でまとめる 紙1枚!独学法の感想
lifehackerで紹介されていた記事が役に立ちそうだったのでその底本を、と思ったら数年前に購入してほったらかしにしていたものでした!独学法というタイトルに惹かれて買ったはず。テンプレに落とし込むという作業がどうにも苦手なんですが、それを克服させてくれました。テンプレ=汎用性の高い真理、というとこから始まって、真理を多く手にしていることは自信に繋がる、という期せずしてすごい高みまで登らせてもらってました。そして手にしたものは他者貢献に生かす。もとい、他者貢献を前提としてネタを獲得していくことが学習である
読了日:04月29日 著者:浅田 すぐる
目を合わせるということの感想
TwitterのタイムラインがひとりのフォロワーさんによってWACK所属アーティスト名で埋め尽くされるようになって幾久しく。そこまでハマるのはなぜだ?と関連ものをいくつか手にとったうちのひとつ。文章のたっしゃなアイドルというのは昔からいるもの、とちょっと辛い感想になってしまうま。なんとか好意的に読もうとしたのだけど、最後の渡辺社長のテキストで、やっぱこいつに(こいつて!)ついていけるかどうかがWACKに所属し続けれるかどうかの踏み絵なんだな、とお釈迦さまの手のひらの上の孫悟空感が残りましたとさ。
読了日:04月26日 著者:モモコグミカンパニー(BiSH)
私は子連れおっパブ嬢 (1) (ビッグコミックス)の感想
ぶんか社コンビニ本漁りでの最大の収穫が池田ユキオ。けばけばしい表紙の雑誌での連載だったのでてっきりぶんか社だと思っていたら、小学館とかメジャー誌で描かれているではないですか!やっぱ頭ひとつ突き抜ける人は違うのだな。小学館がコンビニ本みたいな電子雑誌を発行しているのも意外でした。メジャー誌とコンビニ本を行ったり来たりしてる作家さんも多いようで、ぶんか社は漫画家のセーフティーネットという思いを強くしました。
読了日:04月24日 著者:池田 ユキオ
何度でも泣ける 「沁みる夜汽車」の物語――ありふれた鉄道で起きたありえない感動の実話の感想
感動、心・気持ちが動かされるには2種類ある。自分と近しいか、もしくは遠すぎるか。遠い場合は自らをまったくの安全地帯においてエンタメとして楽しめることだろう。近しい場合は、もし自分がそうだったら、自分だってそうなりえる、と考えることができる。「ありふれた鉄道」というのは後者だ。でもなくてねー。ありふれた場所における、ありえないお話だからこそ、よりエンタメ度が増すね。事実は小説より奇なり。どんな創作者にも作り得ない、ありえないお話。ありがたい、ってのは、ありえない、ってことだったよね、たしか。
読了日:04月23日 著者:NHK 沁みる夜汽車制作チーム
ペーパーボーイ (STAMP BOOKS)の感想
1959年のメンフィスとは戦争と人種差別のまだまだきなくさい時代。著者のセミ自叙伝とはいえ、理不尽なものを強いられる人にとってこの時代設定とは絶妙なのだろう。自分で選べることと選べないこと。選べないもの(人種、障害)を背負った上で何を選んでいくか。選んで進んで行くと選択した人には”神さま”からのギフトがある。吃音の少年がかろうじて発音できる言葉にのっけられた賢人からの至上のメッセージ。岩波書店のティーン向け海外小説シリーズ「Stamp」、恐ろしいな!!洗練された装丁はティーンに手にとることで大人になった感
読了日:04月21日 著者:ヴィンス・ヴォーター
娘が不登校になりました。「うちの子は関係ない」と思ってた (本当にあった笑える話)の感想
→「夫がまったく働きません」の続き 渦中にいると描けることは「とにかく日々が大変!」ということしかないのだな。結論はもちろん出ていないし、同じ現象が起きている人もいないだろうから、どこも大変なのね、と自分を慰めるしかない。そういうまとめ方がないので、なんだかな、と引きずってしまう。
読了日:04月21日 著者:小林薫
夫がまったく働きません。~大黒柱かーちゃんと、元うつ病ダンナ~ 単行本の感想
同著者の「夫がまったく働きません」と「娘が不登校になりました」を続けて読みましたので、2冊セットの感想を両方にあげます。強制除霊師・齋でしか著者を知らなかったので、「夫」のほうは絵の雑さが意外でした。ゆるい内容には合わない絵なんだな、ゆうきゆうのコメントがうざいよ、という感想だけで終わり「娘」のほうへ。不登校の大変さよりも、こんだけ作品数の多い人でも台所事情はたいへんなのだな、というとこに落ち着いてしまったことをお詫び申し上げます。続きは「娘」のほうに→
読了日:04月21日 著者:小林薫
週刊文春 2020年 4/23 号 [雑誌]の感想
定価で買ったのって生まれて初めてかも。コラムの執筆陣の豪華さには定評があったけど、おっさん雑誌テイストを醸し出すのは東海林さだおと原色美女図鑑ぐらいか。文春砲の威力をコロナの闇の解明に発揮していただきたいものです。
読了日:04月17日 著者:
稼ぐ言葉の法則――「新・PASONAの法則」と売れる公式41の感想
初神田昌典。ネットワークビジネスとかする人が信者なんだと思っていた私を許してください。いえ、許さなくていいです(どっちやねん)。先だっての「”言葉にできる”は武器になる」と同じく、受けたセミナーの内容がほとんどこれと一緒だった。なんだ、人の褌で相撲をとるのがコンサルという仕事か。原典にたどりつけない情弱の藁なのか。でも確かに類似品よりは嫌味じゃない文体だった。だから第一人者でい続けられるのか。
読了日:04月15日 著者:神田 昌典
占の感想
ノンフィクションの感想として、そこで取り上げられている事柄に触れるばかりなのは書籍そのものの感想になっていないと常々思っておりますゆえ、占いのなんたるかについては本業ゆえに一家言も二家言もあるので触れません。またしても初作家さん、明治、大正、昭和初期ぐらいがお得意な時代なのかしら。時代ゆえの理不尽さを背負わされた女性の陰影を情緒たっぷりに描かれてあって。どれもドラマにできそう。でもね、占いと視える人は違うんだよ。なんでみんな一緒くたにするかなー。”今年がどんな年になるかを占う”ために視える能力を使うのは→
読了日:04月15日 著者:木内 昇
医道の日本 2020年4月号の感想
国試の問題が載ってて、はりのほうはまだわかるけど、柔道整復の問題がチンプンカンプンでした。当たり前のことだけど、専門分野によって扱うことはえらいこと違うのだなー。
読了日:04月11日 著者:
稲荷神社のキツネさんの感想
初東村アキコです。あまり内容に触れていませんが、ブログに書きますた。
「お稲荷さんより開運効果を期待するもの」
https://connectron.jp/archives/3579
読了日:04月10日 著者:東村アキコ,町田真知子
文鳥様と私20 (LGAコミックス)の感想
文鳥飼いとなって幾久しく。なのに、くちばしのパッキンのことを馬蹄斑ということを初めて知った!!しかし、やっぱ絵はなー、荒れたと感じた数年前から回復しない。
読了日:04月08日 著者:今 市子
天使の腐臭 (1) (ストーリーな女たち)の感想
ぶんか社コンビニ本での収穫のひとり、長崎さゆり。
読了日:04月08日 著者:長崎さゆり
はなれ瞽女 おせん (ストーリーな女たち)の感想
おそるべし、ぶんか社コンビニ本。暗い瞽女の話をハッピーエンドにまとめてあってよかった。
読了日:04月08日 著者:北上祐帆
顔で話せ! 相づちで話せ! 質問で話せ! ―こじらせない対人関係術―の感想
深川直美さんのイラスト目当てで手に取ったのだけど、残念なことにイラスト量は少なかった。が、それを忘れてしまうほど本文にとりこまれた。コミュニケーション論的なものでこれまで手にしたベスト。コンビニ言葉の気持ち悪さに納得させて貰えたものは他にない。人付き合いに悩んでいる方にオススメしたい。
読了日:04月08日 著者:庄司 麻由里
新理系の人々 すごいぞ! 日本の科学 最前線 (KITORA)の感想
よしたにさんは SEあるあるネタに限る。
読了日:04月07日 著者:よしたに
母さんは料理がへたすぎるの感想
図書館のオンライン予約で内容もわからずタイトルだけで借りてしまった。ポプラ社の「おいしい文学賞」なるものの受賞作だそう。これまた登場人物それぞれの入れ子式の作品で、こういうのが流行りなのか、たまたまそんなものばかり手にしてしまうのか。タイトルを見たときは小中学生向けの作品かと勝手に思っていたけど、うーん、微妙。文学賞の主旨としては特に年齢でターゲットを絞ってはいないのだろうけど、各章の主人公たちの設定年齢差が反映されてない感じ。幼稚園の子も高校生の子も母親も、すべて同じ目線から語られているかのよう。→
読了日:04月07日 著者:白石 睦月
ごめん。の感想
読友さんのレビューより名前も知らなかった作家さん。女性といことも知らなかった。カバー装画は内容とギャップ。手練れ感のある構成に『おっぱいマンション』が思い出された。ウェブデザインの講義で、デザインとはアートではない、テンプレに入れ込む作業だ、誰にでもできる、と聞いたのが目から鱗だったのだけど、登場人物それぞれのミニストーリーで展開するというやり方は作りやすいのかな。と、醒めた思いで読み進めていたら『ハッピーエンド』でやられた。思いをぶつけるだけの創作ではなく、スタイルを整える力も必要なのは当然か。
読了日:04月04日 著者:加藤 元
読書メーター
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