20代の女性看護師。苦手な上司との関わり方について相談します。
相談文全文はこちら
https://www.yomiuri.co.jp/jinsei/20211018-OYT8T50153/
人に注意するときには誰もいないとこで、って言われますよね。まあ、陰でネチネチ言われてもイヤですが。
ハードな現場で気持ちを張り詰めていらっしゃるであろうところにそんな攻撃を受けたら、そりゃー参りますよね。
ずうずうしくないと勝ち残れないよ、に引っかかりました。違う言い方なかったんかな。
そこから「繊細さん」につながるところに、最近のHSPブームへの違和感が。
鬱憤晴らしとも言える過剰な叱責が堪えるのは当然のこと。
ずうずうしくないと医療の現場ではやっていけない、とインプットされてしまったなら、それはちょっと違うかも。
傷ついた人をケアするはずの医療の場がずうずうしい人ばっかりだなんてイヤですよね。
叱責した上司よりも、ずうずうしくなければ、という考えがデフォな職場であることの方が私はイヤです(個人の感想です。
今日はカードです。
・ブロックしているもの「怖れ」
・では、どうするか「コミュニケーション」
・得られるもの「ハイアーマインド」
・現状「節制」
医療の現場は確かにハードですが、だからといって医療従事者がいつもいつもささくれだっているわけではない。
今回の事件でもしも相談者さんが「ずうずうしくないとやっていけない」「自分は繊細さんだから」というビリーフが入ってしまっているなら、それこそが対処すべきことかなと感じます。
上司さんはたまたま機嫌が特に悪かった、そして相談者さんもそれをスルーできないような状態で堪えてしまった、ひょっとするとご自身の無自覚な傷に触れるものがあったかもしれませんよ。
上司の気分任せの叱責が日常である職場なら、それは居場所を変える必要があるでしょう。
でも転職のアクションを起こす前に、医療従事者=ずうずうしくあらねば、という考えは手放しておいていただきたいです。
ずうずうしくない=繊細だ、というのも。”ずうずうしい”と”繊細”は並列するものではありません。
目指すものがあってあえて選択されたお仕事でしょう、当初の思いがお気持ちを変えてくれるやもしれません。
回答です。
滝詣連続433日目(2021/10/19現在)
工事で細くなってる道、現場監督さんが誘導をミスったらしくトラックが道にすっぽり挟まり動けなくなってました。隙間が微塵もなく車はもちろん人も通れません。いつもこの辺に止めてるタクシーの運転手さんたちが困ってました。おひとり憤懣やるかたなしという感じで怒鳴りまくってました。「何さらしとんじゃ、われ!」「しばき倒すぞ!」、現場監督さん言葉もなしに項垂れています。そこにタクシーを求めるお客さんがきたら「あ、すんません」と声色も変わり揉み手で吉本のコントかと思ってしまいました。その運転手さんは通行止めの影響をくらったわけではなさそうなのにあの怒りっぷりはなんだったんだろう。やっぱコントだったのかな。