先日の無料デーにお越しくださった塩鯖さん(仮称)、ご相談内容のブログ化をご快諾いただけました、ありがとうございます!
キャッチボール、投げる力が弱いと相手に届きません。
投げた後を見てないと、相手に届いたかどうかもわかりません。
ボールを言葉としましょう。
言ったのに伝わってないって状態は、投げる力が弱くて相手に届いていないか、相手をみずに投げたから明後日の方向に飛んでいってしまっているかのどちらかです。
言ったのに聞いてくれないではなくて、言ったけど届いていない、です。
塩鯖さん、職場の人やオウチの方にして欲しいことがあるのにちっとも聞き入れてもらえません。改善してもらえません。
言ってるのに
何度もうるさく言ってるのに
いえ、言ってません(どっちやねん。
肝心なこと、最も伝えるべきこと、最も発するべき言葉が発せられていませんでした。
相手は塩鯖さんのほんとのとこがわからないので、自分の価値観で行動します。
塩鯖さんの気持ちを大切にできていません。
塩鯖さん、娘さんから言われたそうです、
「お母さん、何をしても傷つかないよね」と。
この発言の場にいたら、他所の娘さんであったとしても叱り付けてしまいそうです。
傷つかないわけないやろ!
お母さんが傷ついてることにあんたが気ぃつかんだけやろ!
お母さんが傷ついてるって気づかせんようにしてることがわからんのか!
塩鯖さんが自分が傷ついていることを気づかせないための手段、それはヘラヘラでした。
ヘラヘラっていわば犬がお腹見せてひっくり返ってるような状態。
スイマセン、スイマセン、いじめないでね、と。
ヘラヘラは自分を守るための武器、それを持っていると使う必要のない時にも出しちゃうんですよねー、これが困り物。
自分でもわからなくなっちゃうし、周囲の人は尚更です。敏感な人なら気づくでしょうけれど、武器のヘラヘラとほんとの笑顔の違い。
おウチで武器を使用してるなら、職場では尚更のこと。
塩鯖さんがどんなに抗議や注意のボールを投げても受け取ってもらえません。
改善されないことが塩鯖さんの職場でのストレスでした。
ヘラヘラはほんとに言いたいことを隠すための手段。
言いたいことはあるけど、それは会社を辞める時じゃないと言ってはいけないと思ってる、と塩鯖さんはおっしゃいました。
その言葉とは
ええかげんにしいや!!
この言葉に仕込まれているのは怒り、怒りとは自分が大切にしているものを損なわれたことへの正当な抗議。
怒りを出せてないから周囲は塩鯖さんが傷ついていると気づかないのです。
傷ついてないでしょ、なんて思われちゃうのです。
ええかげんにしいや!は会社を辞める時に言う言葉ではなく、会社にい続けるためにこそ必要な言葉ですよ。
ね、塩鯖さん。