人生案内、選挙のためおやすみです。
↓これの続き
1)3つのサヨナラ
小田嶋隆先生(敬称つき)が逝去された前日にママンが逝きました(時系列おかしいか?
その後パラダイムシフトともいえるものすごい変化が私に起き、早くこれをみなさんにレポートせねば!と思っていたのですが、いろんな手続きの煩雑さに余裕がありませんで。
TODAY'S CONTENTS
1)そろそろ危ないからと病院から呼び出しをくらう
2)予定遂行
3)葬儀の支払いにびびる
4)お酒をやめれた
1)そろそろ危ないからと病院から呼び出しをくらう
コロナでずっと会えて無かったのですが、何ヶ月ぶりかで顔を見ました。ただ栄養を送られているだけの状態で意識もなし、その母を見て私が真っ先に思ったことが
もうこれで何も言われなくて済む
だと正直に白状したらひかれますか。
マジ、腹の中で小躍りしてました。やった!と快哉をあげていました。
ひょっとすると生まれて初めてかもしれません、ママンの顔をしっかりと見つめることができたのは。
元配と別居した時と近しいものがありました。
別居したその日、彼の帰宅のエレベーターの音に怯えずに済んでゆっくりと寝れたとき、ああ、これまで怖かったんだなと気づけました。
母と相対する時はいつも、次に何を言われるか、とずーっと緊張していたようです。
元配がママンと初めて会ったあと、「おまえ、お母さんのことほんまに怖いんやな」って言われましたもん。
2)予定遂行
1週間後病院から死亡連絡があり、「3時間後に行きます」と返事、その3時間で諸準備はもちろんのこと、滝に行きましたよ、滝に。
ママンのことで絶対に予定の変更はしない、それは自分で決めたことはちゃんと実現すると言う刷り込みのためです。予定がいくつか入ってましたが、無事にどれも遂行することができました。
3)葬儀の支払いにびびる
ママンが互助会に加入していたので、葬儀の費用は心配ないと思っていたら。
ら!
すでに支払い済みの額の3倍くらいさらに取られましてね!!
次々とすすめられるオプションを片っ端から断ったら親不孝ものみたいに言われましてね!!
読経や戒名の僧侶へのお礼の額にまたたまげる。
領収書を求めたらえらいこと顰蹙でした。
仏の話を説かれてもまったく心に響かない。そりゃ葬式仏教っていわれても仕方ないよね。
参列者は私しかいない会葬場が堪えました。葬儀屋さんも戸惑っていらっしゃいましたが、テンプレ通りの進行にますます萎える。
私の時は絶対に直葬で散骨にすると堅く誓いました。チビに迷惑かけないようにこれだけは準備しておかないと、アンモナイト。
葬儀の支払いが終わってヤレヤレと思ったら、月供養や墓地の営業攻勢が。商売だというのはわかるけど、もっと違うやり方はないものですかね。
4)お酒をやめれた
いえ、やめれていません(どっちやねん。
お酒を、飲まないでおこうと思ったら飲まずにいられるようになったのです(わかる?
アル中にリーチでした。朝から翠ハイボールの缶を開けることになんの抵抗もないのですよ。
マジで禁酒外来とかないかと探してました。
それが「今日は飲まんとこ」と決めたら飲まずにいられるようになったのです。
それはママンの亡くなる2週間ほど前のことでした。
どんな穴を埋めるためにお酒を飲んでいたのか、わかったのはママンが逝ってからでした。
続きます。