感情が表に出てしまう[読売新聞人生案内/20230127分]

10代の女子専門学校生。性格の悩みと改善法についての相談です。

・中学の頃から感情や体調が顔や行動に出やすい
・友人や教師から「体調悪い?」「イラッとしたでしょ」と言い当てられる
・喜怒哀楽の中で怒りや悲しみまで出てしまい周囲の雰囲気を悪くしてしまう
・自分を変えようとマイナスな感情を出してしまった場合は簡単な言葉で感情を言葉にして伝えようと意識はしている
・しかしなかなか落ち着いて伝えられない

 4月から保育士として働く予定で、子どもが発達に合わせて自分の気持ちを相手に伝えられるよう、支えていく立場になります。感情が顔などに出ないよう、どう心がければいいですか。(神奈川・J子)

こんにちは
あなたの罪悪感を消滅させる
ヨシヨシする人ヨシヨシスト
いまぷ です。

マジメな方!何事にも真摯に向き合っていらっしゃる方!

エライぞ!!

相談文を読ませていただいて引っかかったポイント3つ。

1:指摘をする先生やご友人の「言い方」
2:中学時代から感情が表に出るようになった
3:マジメか

1:言い方

人が何かを感じてそれをアウトプットするまでに、いくつかの工程があります。

多くの方が気づかれないこと、それが工程3と5の「気づくこと」なんです。

気づいてないんですよ、みんな。自分が何を感じてるのか。

気づいてないことを世間では「無意識に」という表現をします。

人が感じたものをアウトプットするまでに複数の工程があるのに、それを「わざわざ」やってのける人ってのは少数派です。

その少数派の「言い方」に相談者さんはわざわざ傷ついていらっしゃるのではと感じました。

2:中学時代から

出ようとする感情を抑えるのはエネルギーを要します。

これ、出しちゃいけないよね、と抑える事ができなくなったのが中学時代だとしたら、その頃に相談者さんは力が尽きてしまったのではないでしょうか。

抑え込む余力がなくなった。

中学に入学して環境の変化などもあり、心身ともにお疲れになったのでは?という可能性が極大です。

この頃に体調の変化などはなかったですか?

3:マジメか

相談者さんのマジメは、自分より他者を優先する事。ひょっとしてワガママな子ども時代などなかったのではとうがった見方をしてしまいます。

それが、自分を出すことに必要以上に罪悪感を抱かせることになってしまっている恐れもアリアリ。

「出してはいけない」というネバネバが、相談者さんの言葉を重くさせてしまっているのかも。

というわけで(どういう?)今日はカードにお伺いを立ててみます。

・ブロックしているもの「ハートブレイク」
・では、どうするか「コミュニケーション」
・得られるもの「喜び」
・現状「恋人たち」

を参考にいまぷならこう答える

人は見たくないものにフタをしますが、困ったことにフタって見たくないもの以外も覆い隠しちゃうんですよ。

相談者さんが押し殺そうとしているご自身のネガと思われるもの、それは相談者さんの本来の魅力や能力も抑えつけてしまいます。

これをコネクトロンでは「宝のモチグサラー」と称しております。

力を発揮できていないお宝が本来の輝きを取り戻したなら、それはちょっとしたネガなものなんか吹き飛ばしてしまいます。

イソップの童話、「北風と太陽」を思っていただければいいかと。

相談者さんに必要なのはネガな感情を出さずにいられるようになることではなく、ネガもポジも安心して出せる場ですよ。

出せなくなったのはいつからですか?
何の”せい”で出せなくなりましたか?
出せていたならどんなメリットがありましたか?

記憶の糸をちょっとたぐってみてください。気持ちを抑える事が本来の自分ではないことに気付いていただける事でしょう。

回答は大日向雅美(大学学長)さんです。

その上で、あなたらしい「喜怒哀楽」の感情表現を工夫されたら、子どもたちも慕ってくれることでしょう。

怒ることに対して
否定的な意見が多いですが
怒るとは自分の大切なものを
損なわれたことへの
正当な抗議だと思ってます

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