小学生 両親の不仲つらい[読売新聞人生案内/20230404分]

10代の小学生。不仲な父と母の離婚についての相談です。

・父は口数が少なく、必要最低限の言葉しか話さない
・父が怒ると怖いと感じてしまい、反抗できない
・今まで一度もケンカをしたことがないので距離を感じる
・父は母のことをもう好きではないそう
・生活があるから私と姉が大人になるまで離婚はしないそう
・毎日、友達や家族の前で笑顔を作るのがとてもつらい
・大人になるまで後10年近く
・お互いに嫌な思いをするくらいなら別れてほしい

小学生の私にできることはあるのでしょうか。教えてください。(東京・S子)

こんにちは
あなたの罪悪感を消滅させる
ヨシヨシする人ヨシヨシスト
いまぷ です。

読んでて涙出てきた。

>別れてほしい

これは不仲両親のもとにいる子の本音ですよね。あんたのせいで離婚できんかった、というのは一番聞きたくないセリフです。

お母さまの言葉が出てきませんね。

それとも「父は母のことをもう好きではない」はお母さま経由の言葉でしょうか。

今日は易に尋ねてみます。

風雷益の4爻、周囲を潤すために場所を変えるべし、何がいいかを見定める力をちゃんと持っている

未来を示す之卦は天雷无妄、正しい道をじっと守っているべき

解決策を示す互卦は山地剥、表面上のものに囚われず、実質を重視すべし

卦を参考にいまぷならこう答える

小学生にして「私に何ができるだろう」と悩まれている。

そして何もできることがなかったら、「私のせいで」と自分を責めるのが子どもが罪悪感を持つ典型なのですよ。

「自分には何ができるだろうか」ではなく、「自分は何をして欲しいだろうか」と考えてみてください。

そしてそれをご両親に伝えてください。

何がご両親の間にクサビを打ち込んだのかは分かりませんが、(相談者さんには迷惑なことであったとしても)子をカスガイとしてまだお二人の関係は続いている。

ご両親が、どうしたら子どもがより幸せでいられるか、そのために自分たちは何をすべきか、そこに少しでも思いを馳せてくれますように。

現実的なことをいいますと、もしも離婚となった場合はどちらに付くにしても相談者さんの生活にかなりの変化が起きるでしょう。

変化が起きる前に、ご自分が絶対に譲れないもの、これだけはやり続けたいこと、そういうものを定めておいて、それもご両親に伝えて、そのためのサポートはしていただけるようにしっかりと約束をしておかれることをおすすめします(言質”げんち”をとる、という言い方をします)。

回答は大日向雅美(大学学長)さんです。

一方、あなたはご自分を大切にすることに時間も心も使ってほしいと思います。本や映画、テレビなどで人々の暮らしや文化にたくさん触れてみてください。世界にはいろいろなことが起きています。たくさんの喜びと悲しみがあります。その中で精いっぱい生きている人たちに出会ってみてください。ご自分が今、直面している問題を別の目で見ることができるかもしれません。あなたはあなた自身の未来をどうか大切にしてほしいと心から願います。

苦労は人を磨くけど、苦労の渦中にそれはわかんないですよね。子どもなら尚更、苦労はしなくて済むにこしたことない

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