後輩看護師に助言できない[読売新聞人生案内/20230401分]

40代の女性。看護師を続けて27年になります。20代前半くらいの後輩から職場で仕事がつらいとよく相談されますが、あまり適切なアドバイスができません。

・相談内容は仕事がきついとか、苦手な人がいるとか
・私の若い頃と同じような悩み
・仕事内容は確かに昔と比べて複雑になっている
・人間関係は確かにあまり良くないこともある
・これも私の若い頃とそう変わりはない
・でもこのような悩みを解決できないと、みんな辞めていってしまう

若いのにそれはかわいそうだと思って何とかしてあげたいのですが、結局何もいいことを言ってあげられません。どうしたらいいでしょうか。助言をお願いします。(愛知・B子)

こんにちは
あなたの罪悪感を消滅させる
ヨシヨシする人ヨシヨシスト
いまぷ です。

仕事はしんどくて当たり前
人間関係はいろいろあって当然

そんな風に切り捨てることができれば楽チンですよね。

離職率の高い職場をなんとかしないといけないのか

若い人たちに何かしてあげたいと思っているのか

相談者さんのお悩み、まるで自分ごとのように感じてしまいました。

どうにかしてあげたい、でもどうにもできない。

今日はカードに尋ねてみます。

・ブロックしているもの「復讐」
・では、どうするか「真実」
・得られるもの「恵まれた才能」
・現状「恋人たち」

カードを参考にいまぷならこう答える

「私の若い頃も同じだった」この言い回しが何度も出てきます。

相談者さんはお仕事や人間関係の悩みをどう乗り越えてこられたのでしょうか。

悔しい思いを味わうこともたくさんあったことでしょう。

それをどう乗り越えてこられましたか?

ひょっとすると、こんな言葉が欲しかったなあ、というものを後輩の方々にかけていらっしゃるのかもしれませんね。

自分が他者の悩みを受け止めきれない時、具体的な解決策を提示できない時、人はつい「言い聞かせ」に走ってしまいます。

それは言う方も言われる方もモヤモヤだけが残るのです。

若い方の悩みをなんとかするのではなくて、「そうそう、私もそうだったのよ、同じ、同じ」と受け止めてあげてはいかがでしょうか。

悩みの坩堝にある中は、苦しんでいるのは自分だけだと思いがちです。

今、目の前にいる先輩も同じ悩みを乗り越えてきたのだと思えたら、多少気持ちは楽になってこれまで目に入っていなかった解決策が見えるようになるかもです。

回答は海原純子(心療内科医)さんです。

後輩の相談に乗って悩みを聞くと同時に、職場の働きやすい環境づくりの提言なども、必要であればなさってはいかがでしょうか。自分の感情を抑えながらつらくても我慢して頑張ることが多く、燃え尽きが起きてしまう環境を変えるように組織に働きかけていくことなども大事かと思いました。

医療の現場はコロナの前後で大きく変わったでしょうね。変化に対してやるべきことが未着手であるなら、その提言をされることが具体的で即効性がありそうです

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