みどりちゃん(仮称)がやってきました。

ちょうどいいとこに来た、美味しいお茶を取り寄せて届いたとこなんだよ

うわー、いいとこに来た
急須もステキ

この急須は優れものでねー、せっかくいい茶葉なんだから美味しく淹れられるようにと思ってさ

何、このお茶、ジンの香り!

でしょ!ジュネバーベリーの香りつきっていうから飛びついたさ

いまぷさんはお酒に詳しいし、こういうものを見つけるアンテナが高性能だし、美味しくいただくための情熱が半端ないですよね!おかげで私も美味しいものがいただけるー

ありがとう、いつもながら褒め上手ですねえ

いまぷさん、私のこと褒め上手としか褒めてくれない!私のリソースってなんなの??

ほら、お父さんの機嫌を損ねないために、必死で褒めるようになったって言ってたやん

そう、職場でもなんか雰囲気悪いな、って思ったらすかさずみんなが喜びそうなことを言うよ!めっちゃ空気読んでるもん!

それはわかるんだけどさ、おべっかとかお上手っていうんじゃなくて、表現がほんと巧みなんだよ、空気読んでるってネガなものを感じさせないんだな、イキイキと褒めてる感じ

言われてみれば、喜ばせようと思ってやってないかも

あの言葉のセンスは、何が根っこなんだろうね

国語の授業は大好きだったよ、すごい深読みさせる先生で、私の発表っていつもみんなから称賛されてた(えっへん

それは納得、でもみどりさん、自分の気持ち出せない人だったじゃない

そう、うっかり口を開いたらお父さんから殴られたから、自分の気持ち出せなくなった

出せなかったけど、出したいものはいっぱいあったんだよね?表現したかったんだよね?

そう、でも自分がなんでこんなに表現したいかわからないの!何をどう表現したらいいのかもわからないの!

わかった!自分自身のことは表現できないけど、人への褒め言葉だったらいくらでも出せる、みどりさんの表現スキルが全て褒めに投入されたんじゃないの?

そうかも!自分のことは語れないけど、自分以外の人の褒めだったらいくら言っても大丈夫だもんね

じゃあ観察力とそれを表す言葉の力、それらを自分のリソースと認めて磨いていけばいいじゃない!

私にもリソースあったんだ!
このやり取りの後、みどりさんから思い出したことがあったと報告が。
小さい頃の食卓、いつもはお父さんの顔色を伺いながら、いつ殴られるかとハラハラしながらでしたが、お父さんの好きなテレビ番組がありました。朗読です。その時だけはお父さんは機嫌がいいのです。いえ、よくありません(どっちやねん)。
みどりさんを殴るタイミングを見計らうこともなく、テレビに夢中だったのです。小説や詩、俳句や和歌、美しいテキストが読み上げられ、なんならお父さんもそれを口ずさむのです。
みどりさんにとって恐ろしいだけのお父さんが、その時だけは柔らかくなるのです。
怖いお父さんを柔らかくする言葉の威力、それはみどりさんの中に深くインプットされていたようです。
ご自身のリソースとして。
あなたのリソース、見つけませんか?思い出しませんか?お手伝いさせていただきます。