主旨)人生案内をネタに好き勝手書く
21歳の女子大生。大学3年生で、学生最後の年となる新年度の学習方法について悩んでいます。
今年度、卒業に必要な単位数を取得し終えました。そのため、新年度は授業を履修せず、自分の興味がある分野の勉強に集中できます。日頃から、様々な社会問題に関心があり、自分で本を読んだり、問題を抱える当事者に聞き取りをしたりしており、履修する授業がなくなれば、自分の学習に時間を費やせます。
しかし、大学の先生の授業の内容は興味深いものばかりです。新たな視点が得られて学びも多いので、授業を履修するか悩みます。それとも、アルバイトや友人との時間を大切にしつつ、一人で勉強を進めるのがよいでしょうか。
先輩からは「もっと勉強しておけばよかった」と「もっと遊んでおけばよかった」という両方の声を聞きます。(神奈川・R子)
あなたの罪悪感を消滅させる
ヨシヨシする人ヨシヨシスト
いまぷ です。
素晴らしい!こういう方の(どういう?)爪の垢を分けていただきたい。
消去法でない選択に悩めるとは、なんとも贅沢なことでしょう。
履修するか否かでサイコロさんに尋ねてみます。
履修する:沢水困 四爻
之卦 :坎為水 四爻
履修しない:坎為水 四爻
之卦 :沢水困 四爻
沢水困と坎為水を行ったり来たりするものとなりました。
いずれも、ドンっと背中を押すものではありません。
ということは(どういう?)この2つのいずれでもないということです。
解決策を示す亙卦は
履修する:風火家人
履修しない:山雷頤
以上を踏まえて、履修をした上で学外の活動に時間を割く、となりました。
つまり、どっちか一つではなく、両方とも、です。
授業の内容と学外の学び、相互作用となってR子さんを目指す方向にと押しやってくれることでしょう。
授業を受けることは学生の身分ならではの特権ですから、それをまずは獲得なさってはいかがでしょうか。
回答は小川仁志(哲学者)さんです。
大事なのは、生涯のうちで一度は両方とも体験すべきだということです。そして二つの経験を結び付けるべく、しっかりと考える時間を持つことです。まさにそうやってデカルトが、「我思う、ゆえに我あり」という名言と共に偉大な哲学を生み出したように。
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