例その1:
死んだお母さんの夢ばかり見るんだけど、というご相談。
いえ、見ません(どっちやねん。
正しくは「お母さんが夢に現れる」とおっしゃいました。
お母さんの夢を見る、と、お母さんが夢に現れる、ではニュアンスがちょっと違うと思われませんか?
例その2:
献血ルームでのご相談です、親父の墓の場所わからんかな、と。
この二つの例について、こちらで言及しております。
耳鳴りは立派な霊障です(嘘
お母さんの夢を見る(夢に現れる)のも、お父さんのお墓の場所が気になるのも、つまりは相談者さんの未完了な気持ちのなせる技です。
扱うのは気持ち、感情です。
さて、例その3:
亡くなられた義父さんの法事をするにあたり(ちなみに夫さんも逝去されている)、義姉に声をかけるかどうかお悩み。
義姉は相談者さんを目の敵にして、心ない仕打ちが多いそう。父親を気遣う様子も全くなく、亡くなられた義父さんのため息の元となっていたそうです。
義父さんにとって実子である義姉さんの代わりに、お仏壇も管理をされていました。
セッションにて、招かなくてもいい、という結論になりましたが、血を分けた娘を法事に呼ばないなんて、義父さんに申し訳ない、義父さんかわいそう、と相談者さんは心を痛めていらっしゃいました。
セッションではその罪悪感を取っ払ったのですけど。
ど。
後からご報告をいただきました、セッションの前日の食事中、
>義父の口調と声で「そんなにイヤならいいよ、かまわないよ」と聞こえました。驚いて、仏壇に駆け寄って泣きながら義父に「ごめんなさい」と謝りました
この声は妄想だったのかな、と。
そして翌朝たまたま見たドラマで、義父さんの菩提寺がロケ地として登場、見覚えのある光景だったそうで、偶然にびっくりされました。
昨夜聞こえた義父さんの声は、やっぱり妄想じゃなかったのかな。
私はお答えしました。
妄想でも妄想じゃなくてもいいじゃないですか。
お父さんに申し訳ないという気持ちを手放すことができたんですから。
しかし、書いてて思いました、相談者さんにとっては、義父さんからの言葉だった方が当然嬉しいよな。
妄想じゃなかった方がいいよな。
例その4:
ということを(どういう?)書かなきゃ、と思っていたらカラーバス効果発動。
Twitterで目についたものがありました。
地方出身者だと、休暇の前に帰省するかどうかを必ず尋ねられる。親に顔を見せないなんて親不孝とまで上司からいわれた。親元にいる間に一生分親孝行したわ、と思ったその夜、夢に祖母が出てきた。
帰省しないことへの罪悪感のなせるワザでしょうか。おばあちゃんに、言い足りないこと、したりないこと、してもらい足りなかったことあるのかな。
思うに、重要なのはおばあちゃんが夢に現れてきたかどうかではなくて、それをTwitterに書いてしまうくらい気持ちが動かされたということ。
まとめ
霊的なこと、といっていいでしょうか、故人にまつわるいろいろな事。
私にはそういったことを見る、判断する力はありません。
私にできるのは、逝かれてしまった人の未完了なお気持ちをどう整理していただくか、それだけなのです。
姿を現した故人の姿、それが夢か霊か、それはわかりません。
わかることはただ一つ、故人に対して未完了な気持ちがあるということ。
それだけ。
その気持ちを抱く自分を、慈しんで、愛しんであげてください。
夢に現れたものの正体、それはあなたが故人を慕う気持ちです。
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