ウォーキング時 犬が怖い[読売新聞人生案内]

60代の無職男性。会社員生活を終え、妻と2人で暮らしています。幼い頃、近所の犬にほえられたり、飛びかかってこられたりしたことが忘れられず、今も犬が怖くて仕方ありません。

数年前からウォーキングが日課です。ほとんどの飼い主は、私とすれ違う際にリードを短くしてくれます。しかし先日、リードを長くしたままの飼い主がいて、白い大型犬が私に飛びかかってきました。慌てて逃げながら、「何をするのですか」と文句を言うと、飼い主は「何もしていません」と冷静な回答。確かに犬が勝手にしたことです。

公園でリードを外した犬が私に向かって走ってきて、心臓がばくばくしたこともあります。犬が嫌いな人がいることを飼い主には認識してもらいたいです。

いつも犬のリードの長さを確認し、犬を避けながら生活するしかないのでしょうか。(神奈川・P男)

こんにちは
あなたの罪悪感を消滅させる
ヨシヨシする人ヨシヨシスト
いまぷ です。

これはストレスフルですね。

犬に限らず、それを苦手とする人に対して苦手でない人の配慮が少ないが故のトラブル、少なくはないでしょう。

NLPにそのものずばり「恐怖症の治療」というテクニックがあります。

いわば対処療法です。

かつて水が怖いという方がいらっしゃいました。それはトランス に入っていただいて水を怖いと思った出来事に対処したら、解消されました。

さて、P男さんに恐怖症の治療をすることが適切か否か、サイコロさんに尋ねてみます。

🔸本卦:水風井 初爻

井戸が古く使われていないため、鳥さえ水を飲みにこない


🔸裏卦(自分の本音):火雷噬嗑

障害物は除去する、刑罰を用いるもやむなし


🔸賓卦(相手の本音):沢水困

困難は耐え抜くこと、小人(しょうじん)はそれができない


🔸互卦(解決策):火沢睽

小さいことはいいが、大きなことを手掛ける時ではない


🔸之卦(未来):水天需 初爻

危険や困難から遠く離れたところで動かずにいれば、咎めを受けることはない

易を参考にいまぷならこう答える

件の白い犬に出会っていなければ、P男さんは用心しつつも日常生活が送れていたのでしょう。

いつどんな災害が起きるかわかりませんが、誰もが起きること全てに準備をして生活しているわけでもありません。

犬そのものより、犬に飛びかかれたら怖いと思う人がいるということ、そこに思いが及ばない人間の方が対処に気を使わされますね。

犬はもちろんのこと、人を変えることはできません。

P男さんが気をつけなくてはならないのは、犬ではなく、犬を怖がる人の気持ちがわからない無神経な人たちです。

残念ながら聞く耳を持つ人は少ないでしょう。

犬に噛まれる以上の傷を負わないように、距離を取るなど自衛をされることが一番かと思います。

回答は大野裕(精神科医)さんです。

そうだとすれば、自分のことは自分で守るしかありません。それは犬に限ったことではありません。危険な地域に近づかないようにしたり、戸締まりをきちんとしたりするのと同じように、主体的に自分の身を守ることが大事だと思います。

世知辛い世の中です。せめて二次元のワンコでも、可愛いと思えるようになっていただけるといいですね。

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