20代前半、社会人2年目の事務職女性。異動となって仕事内容が変わり、書類を取りまとめる業務を担当しています。
書類に誤りを見つけ、相手に修正依頼しましたが、思うように直しておらず、再度、修正を依頼しました。相手から「修正しなくても大きな影響はない。事務効率を考えると何度も修正したくない」と言われました。
連日、夕食も食べず、残業して、間違いがないか確認し、修正を依頼しているのに、頑張りを否定されたようで、むなしさを感じました。初めて担当する業務のため、絶対に自分が正しいという自信もありません。
修正を依頼しなければ負担は軽くなりますが、お金が絡むので、そのままにするのはよくないと思います。時間が限られている中で「効率」と「正しさ」のバランスをどうとればよいのか分かりません。(茨城・C子)
あなたの罪悪感を消滅させる
ヨシヨシする人ヨシヨシスト
いまぷ です。
ごく一部の方はご存知のように(知ってるよね)、私は数年前、朝の3時から近所の高級食パン店でアルバイトをしておりました。
一時期、雨後の筍のように増えた耳まで食べられる高級食パン屋、その内部事情をほぼほぼ把握しましたよ。
パン作りのパの字も知らない素人が3ヶ月で全工程に携われるようになるような、完璧なシステムが出来上がっておりました。
そのシステムを売るから、パン屋が増えたのですよ。
もうちょっとで全工程ゲット!という直前で、コロナになるわ、母は逝くわで、結局リタイアすることとなりました。
そこでは、作ったパンが店に出せるかどうか、実に色々な基準がありました。
パン生地にできた空気穴の直径がンmm以上はダメとか、食パンの角がきちっとしてないとダメとか。
これ大丈夫ですか?と、いちいち指示を仰がなくても、新米バイトでも判断できるようになっています。
マニュアルというものは本来、移民ばかりで言葉が通じないアメリカで、それさえみたら誰でも業務が可能という状態にするために作られたものだそうです。
作業に携わる当事者の判断が不要なのです。
さて、C子さんの修正作業、影響があるかどうかの判断基準が明確ではないのでしょう。
C子さんからしたら修正が必要と思われる間違いをしたお相手にとって、それは「大きな影響はない」と判断するもの。
しかしC子さんは、影響があるのでは?と不安に感じられるのですよね。
修正が必要か否かの、明確な基準を作ってもらうのはどうでしょうか。
それとは別で、C子さんは「頑張りを否定された」というむなしさを感じていらっしゃいますね。
この虚しさ、度を過ぎると「どうせ、やったって無駄」という諦めになってしまいます。
自分の頑張りは価値のあるものなのだと、納得できることが重要。
そのためにも、修正有無の線引き基準を、職場のみんなで共有することが必要でしょう。
C子さんの真面目さを、職場の皆が快適でいられるための、新たなルール作りに生かされてはいかがでしょうか。
回答は小川仁志(哲学者)さんです。
相談者のケースでは、効率性を求める側と正しさを求める側の両者にとって共通通貨となるものは何かという話になります。おそらくそれは、同じ会社で働いている以上、企業の利潤及び社会的信頼ということになるのではないでしょうか。これらを最大化するためには、利潤を上げるための効率性と社会的信頼を損なわない程度の正しさの両方が要求されるのだと思います。
だからといって適当にやればいいというのではありません。ぜひ共通通貨を最大化するという前向きな意識で取り組んでみてくださいね。
折り合いをつけることが共通通貨、これは頭の隅っこに入れておきたいですね。
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