70代の男性。9歳の時、両親が離婚し、父と継母に育てられました。実母は現在90歳を超えており、遠方の高齢者施設に入所しています。相続人は私だけです。働き者で、80歳までパート勤めをしながら生計を立てていたようですが、不動産以外の財産はほとんどありません。
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きょうだいもすでに亡くなっていて、実母が頼れるのは私だけです。相談できる親戚筋もなく途方に暮れています。何かいい方法はないものでしょうか。(茨城・A男)
相談文全文はこちら
https://www.yomiuri.co.jp/jinsei/20220708-OYT8T50091/
散骨して欲しいとおっしゃってるのなら、散骨したらいいのでは?
認知症だから、その意見を受け入れることに抵抗を感じていらっしゃるのでしょうか。
看取る立場としていろんな選択をすることは権利と義務、両方です。
お母様の意思を尊重したうえで、ご自身が良かれと思うものを選択されたらいいのではないかと。
つまり、話し合わなくていいということです。
今日はカードです。
・ブロックしているもの「自立」
・では、どうするか「真実」
・得られるもの「神の子」
・現状「恋人たち」
お母さまの旅立ちをちゃんとしなくてはいけない、義務と責任感でいっぱいになっていらっしゃいますね。
こう考えてみてはいかがでしょうか。
ご両親の都合で途切れたものがまた繋がった。
お母さまのことをこうも考えることとなるのは、いわばギフトであると。
失ったもの、得られなかったものを再体験する機会なのだと。
寂しかったこともあるでしょう。
やるせない怒りもあったでしょう。
そういった諸々すべてを感じ切って消化させる機会なのだと。
金銭的な問題もあるでしょうから、それはプロにご相談を。
お元気なうちに時間を作って一度訪問なさっては。
その時までにこの何十年間の思いの整理を。
回答は山田昌弘(大学教授)さん。
遠距離でたいへんだと思いますが、コロナ禍がおちついたら、一度会いに行かれたらいかがでしょう。認知症であっても、「亡くなった後のことは私が責任持つから、長生きして」と声をかけ、もう一度、ご意向をなにげなく聞くくらいはできるのではないでしょうか。お母様もきっと喜ぶと思いますよ。
ママンのことで唯一後悔というか自責となるのは、胃瘻を承諾してしまったことですね。
滝詣連続696日目(2022/07/09現在)
この画像をみて真っ先に思ったのは、白衣(?)の胸のとこ、作るのたいへんやろうなあ、でした。