50代の会社員男性。妻と高校生の娘がいます。最近、体調不良が重なり、やがて訪れる死に対しておびえています。
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悩んでいる時間がもったいないと思っているのですが、頭から振り切ることができません。心の持ちようを教えてくださ
い。(千葉・M男)
相談文全文はこちら
https://www.yomiuri.co.jp/jinsei/20220718-OYT8T50073/
無になることへの恐怖心、いったい何によって植え付けられたのでしょうね。
健康診断の結果がトリガーになったというのは、無になることというより死にまつわる諸々が恐れの源なのではという気がしないでもないですが。
今日はサイコロです。
地天泰の3爻
无平不陂/无往不復/艱貞无咎/勿恤其孚/于食有福
平らなものはいずれ傾くが、その状態でもありがたいものを見出すようにする
未来を示す之卦は地沢臨、甘い考えで臨んではいけないが、戒めれば咎なし
解決策を示す互卦は雷沢帰妹、悦びだけを動機で動かないこと
んー、ちょっと厳しめの内容ですね。
怖い怖いばっか言ってないで、シャンとしぃや!って感じです。
特に、家族の前でそんなんでええんか、みたいな。
不安は動くとなくなります。行動に移さずにあーでもないこーでもないと考えてしまう状態が不安です。
最悪の場合を想定して、いろいろシミュレーションしてみてはいかがでしょうか。
ご家族と一緒に。
いつかはわかりませんが、その日は必ず訪れます。
1年後、3年後、10年後といろんなパターンでプランを作ってみる。
保険など残されたご家族のことや、闘病治療を考えることになると思いますが、とことん死に向き合うことでかえって落ち着きを取り戻せるのでは?
ホスピスアドバイザー、終活コンサルタントとかいかがですか。
回答は山田昌弘(大学教授)さん。
黙って家族の靴磨きをする、庭に来る小鳥に餌をあげる、植物を育ててみる、 些細ささい なことでいいのです。周りのものと一緒に生きていると感じる機会が増えれば、死の恐怖におびえることは少なくなっていくと思いますよ。
靴磨き瞑想、いいかもですね。つまりは手を動かしていらんこと考える余地を無くすということでしょう。
滝詣連続706日目(2022/07/19現在)
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