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向いてるとか向いてないとか

どうも!テレビっ子です!!
「昨日なに食べた?」が終わった後は、「重版出来」の再放送を各回5回ずつくらい見てますよ!DVD買おうかな。上映会したら来てくださいますか??
新番組の「HEAVEN?」、動物のお医者さんの佐々木倫子が原作ですが、一体なぜ今これを?と不思議でなりません。漫画を元ネタにするしかない、ドラマ業界の不作もここに極まれり、というところでしょうか。
主人公であるサービスの伊賀くん、笑顔が無いと前職をクビになりました。技術は完璧なのですが、笑顔がない。サービスにおいて笑顔と技術、どちらが大切なのでしょう。技術があっても、笑顔がないことでせっかくの技術が全く評価されません。程度にもよるでしょうけれど、技術がなくても笑顔で許されるのかもしれませんね。
笑えと言われても笑えないことに、伊賀くん、僕はこの仕事向いてないのかな、と凹みます。そこに「あなたのやり方でいいのよ」と全肯定してくれる人が現れたもんだから、その人の誘いにホイホイと乗ってしまいました。
向いてる職業は何か、と気にされる方たいへん多いです。向いてるとは何か、という定義はおいておいて、「向いてる」に求められるものは最短距離、最小労力ではないでしょうか。そう、人は遠回りや重い荷物、越えるべき高い山はできれば避けたいのです。

いつまでたっても辿り着けない、思ったより荷物が重い、ハードルが高い(ため息)となった場合、人は思うのです、この仕事向いてるのかな?
そして、最短距離、最軽量、最低ハードルを求めて尋ねるのです、「向いてる仕事はなんですか?」と。
さて、もいっこの「向いてる」、それは他者からのジャッジです。他者から求められたものをクリアできなかった場合に下されるジャッジが「向いてない」です。
たとえ自分では向いてると思ったとしても。
大事なことなので2回書きます、たとえ自分では向いてると思ったとしても。
自分と他者との間で、求める物にギャップがあるということです。どちらを優先すべきか。
伊賀くんは、求められる笑顔は提供できないけど、技術がある、そこを認めて貰えたことで他者からの「向いてない」は封じることができたのでしょう。
原作を読んでいないので伊賀くんのバックグラウンドはわかりませんが、伊賀くん自分の技術には自信を持っているようです。笑顔のなさを補って余りあるくらいの。技術が身につくまで続けていられるということは、きっと好きなんでしょう、サービスの仕事が。

さて、ここで古参の読者様にはお馴染みの「ブルドーザーか田植え機か」理論です(理論なのか!。
命式に現れる持って生まれた特性がブルドーザーだとしましょう、ブルドーザーに「向いている」仕事は大量の土砂を動かすことです。田植えには向いていません。
でも。
ブルドーザーさんが田植えをしたいと言ったなら、向いてないよ、と瞬殺するしかありません。
いえ、瞬殺しなくてもいいです(どっちやねん。
「向いていない」から、とダメ出しをするのではなく、田植えをしたいという希望にいかに寄り添う提案をするか、です。田んぼが好きなのか、植えるという作業が好きなのか、それとも、田植え機が好きと言ったあの娘が好きなのか。
人の「やりたい」にはいろんな動機があります。その「やりたい」を最短距離でできることがスペック的に「向いている」なのでしょう。
仕事を決める選択基準を「向いてる」にするか、「やりたい」にするか。
「向いてる」と「やりたい」、この2つはインタラクティブ(双方向)です。
向いてることをやってるうちに、それが好きになり、やりたいことになる。
向いてないけど好きなことをやってるうちに、スキルがあがって向いている、となる。
いずれも、変化には時間を要します。時間が経過したゆえに得られる結果、取り逃がすのはもったいなくないですか?
伊賀くんも、サービスの喜びをもっとわかったなら、自然と笑顔になっていくことでしょう。

好きでも向いてなくてもそれが天職になってしまうこともあります。

私を例にするなら、私は縁も所縁も興味もない占いに足を突っ込むこととなり、ただ食っていくために、とやってきて、現時点で一番「これができる!」と自信を持って言えることは「風が吹けば桶屋が儲かる」という問題の因果を明らかにすることなのですが、ここで必要とされるロジックの力、私の命式にはないのですよ。まったくもって後天的に獲得したもので、これを向いているかどうかと言われてもピンとこない。持ってるものを使ってるだけ、です。持ってるものをより使える道具とするために必要なことはしましたが、それが努力か、と言われてもやっぱピンとこないのです。
向いてもないし好きでもないことをずっとやっています。
そんな私(どんな?)のお仕事への唯一にして最大のモチベーションとなるものは、ちっちゃいちゃんに会えることです。トランスに入って姿を現わすちっちゃいちゃん、その切ない物語に(ない)胸を動かされること、いえ、動かされていません(どっちなねん。
動かされるのは胸ではなくて感情。感情が動くこと:感動。
感動のちっちゃいちゃんの物語、どなたも持っていらっしゃいます。それを知らずにいるのも、もったいないねー。どえらい宝物なのにねー。
それを伝えることをするために文章修行を、と思ったのに、アテにしていた小田嶋センセの講座は中止になるしよ(号泣。
なかなか人生、思い通りにはなりませんYO!!
思い通りになることだけが、向いている、ということではないですよ(と、無理やりまとめる。

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