手元にないので確認できないのですが、たしか槇村さとるの「イマジン」で読んだ記憶が。
イマジン (1) (ヤングユーコミックス―Chorus series)
- 作者: 槇村さとる
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1995/08
- メディア: コミック
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離婚にあたり、娘をどっちが引き取るかってんで、
女手ひとつで子どもは育てられないだろうというダンナに、
女は男ができるけど男に女はできない、って主張して娘をひきとったヨメ。
これ、すごい納得したんですよね。
母子家庭は成立しやすいけど、父子家庭はたとえ経済力があったとしてもたいへんなとこが多いですよね。
女は男をすることができる、だから女性性の低い、受け取り下手な頑張り屋さんの女性が多いんだろうな。
暴力ふるっててろくでなしのお父さんだった家庭で育った方、
おかあさんや自分に辛い思いをさせたお父さんへの恨みつらみはいっぱい出て来るんですけど、
やっぱね、最後に出て来るのはお母さんへの文句なんですよね(男女を問わず。
守って欲しかった、ひとり耐えてないで言葉が欲しかった、別れてくれてたらよかったのに、
お母さんを助けてあげられない無力な私って思わせたのはお母さんだ、等々。
言いがかりにもほどがあるわ、って内容もありますが、そうも気持ちはお母さんに向いてるってことです。
その人が小さい時にほんとに欲しかった言葉、ほとんどがおかあさんからの言葉ですね。
子どもを育てるには父親も母親も必要ですが、産む性、育む性としての母親は
やっぱ父親より一歩リードってとこ大きいんでしょうね。
生まれた子と妻の絆の強さをみて嫉妬する、ってお父さんも多いですもんね(そして、よその女に走る、と)。
これはサイバラも言ってたかなあ、産んだってだけでこうも無条件に人から愛してもらえる、
必要とされる、女ってのはいいもんだ、生まれ変わっても女がいいよ、って。
私も、生まれ変わっても女がいいです。男なんてチンコが邪魔そうだ。