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3つの顔

顔が3つといえば阿修羅像ですね。

イケメンだー。
女には3つの居場所または役割がある、と言われています。
妻、母、嫁って。
最悪!!
ま、ほんとにこれだけしか無い人っていますよね。
自分がない、自分が。
これは置いといて、人にはですね、
3つの自分があると思うんですよ。

1:本来の姿

これは命式に現れる、持って生まれたもの、というものです。

2:セルフ・イメージ

私ってこうなのよねー、と自分で思っているもの。

3:周囲からそう思われているもの

あなたってこうよね、とジャッジされているもの。
1はね、四柱推命をやる身としては絶対だと思うんですよ。
例えば、Aというものをリソースとして持って生まれてきたとしますよね。
でも、本人にはその自覚がなくて、発揮もできてなくて、自分はBだと思っているとします。
私が人に一番違和感を感じるのってこの場合です。
あんたBちゃうで、ほんまはAやで、となります。
本人が自分はBだと思ってるのに、周囲からはCだと思われてる。
えー、私ってそんなふうに見られてるんだ、というケースです。
この場合ですね、CがAであることはありますが、BがAであることってまず無いです。
(わかりにくい?)
A:持ってうまれた本来のもの
B:セルフイメージ
C:周囲からこうと思われているもの
B not = C の場合
A = C であることはあっても
A = B であることは稀だ、ということです。
何が言いたいかといいますとね、
B、つまりセルフイメージが本来の自分と乖離していることが多い、ってことです。
そうも、己の姿を的確に把握できてる人は少ない、ってことです。
私はBなのに、世間は私のことCとしか思ってくれてない、って時、
ま、世間が見る目ないってこともありますけど、
あなたは自分がBであることを世間に曝してますか?
ほんとはBをしたいのに、それが出来ない、出せてない、ってことないですか?
出してないのにBだと思ってもらえるわけないですよ。
むしろ、Bの裏にあるほんとのAのほうが見えてることが多いですよね。
さて、お次はA not = B、だけどB = C というケースです。

峰なゆかさんのツイッターからお借りしました
周囲から、あんたはCだよ、と言われ続けて、
そうか、私ってCなんだ、と思い込んでいる。
でも、そのCはAでもないのはもちろんのこと、
Cとジャッジされる前にあったはずのBですらない。
これは役割とか個人の神話であることが多いですね。


私が人を「痛い」と感じるのは、A not = B の時なんですよね。
あえてA以外をされてる場合もありますけど、
多くはご自分にAがあるということに気づいていらっしゃらない。
あえてA以外をされてる場合は、Cの影響が大きいですね。
いずれにしても、持ってうまれたリソースを発揮できていない、
という宝の持ち腐れ状態。
たいてい、抑え込まれたこのが鬱屈してます。
そしてモヤモヤだったり対人トラブルとなっていたりします。
一番好ましいのは、A = B = C だと思うんですよ。
違和感ない。しっくりする。落ち着ける。
自分の立ち位置を確認するために、
他者からどう見られてるか、ってことを意識するのは
有用だと思いますよ。
あくまで確認のためで、決してそれに縛られてしまうのではなくてね。
ちなみに私は、リアルとネットのギャップが大きい、と言われたのが
たいへん意外心外でありました。
おかしいな、頭の中では完全に一致してるんだけどな。
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