さて、長くなります。
ずっと書こう、書こうと思いながらまとめられなかったことです。
今日こそ書きます。
最後までおつきあいいただけると喜びます。
みなさんご存知のように(知らんか)、
私は占いに縁も所縁も興味もないとこからほんまイヤイヤ始めました。
やってみたらおもしろい、と感じるとこが無くもなかったのですが、
気持ちを傾けないように、傾けないようにしてた感があります。
みなさんご存(ry)、今の仕事に熱意を持てない、
やる気がおきない、頑張れないことが長く悩みでした。
重症の評価欲しい病ゆえに頑張って成果をあげていた会社員時代との落差に
ずーっともどかしい思いをしてオリました。
どうしてやる気が起きないの?と。
喰うために仕方なく始めたことであるなら尚更のこと頑張らないといけないはずなのに。
占いを始めた当初から負い目になっていたことが2つあります。
そんなしょーもないこと、とバカにしちゃイヤよっ。
その1:
占いとかスピ系の方って『見える』系というか『そういう能力』のある方が多い、と思ってました。
そういうものをまったく感じる力がないことが引け目でした。
その2:
ま、占いも癒し系の仕事の範疇にはいらなくもないかと思うんですけど、
癒し系のお仕事されてる方って、人を癒したい、人を助けたい、
人の役に立ちたい、と『人のため』を訴える方が多いですよね。
『人のため』ってまったく、まーったく思えませんでした(スイマセン、スイマセン。
だってさ、会社員時代もさ、人のために、なんて思って仕事したことないよ。
評価欲しかっただけだもん。
いろんな仕事論とか読んだら、仕事ってのはまさに人のためとなること、と分かりましたけど、
実はいまだに、人のために、と正面切って言うことが出来ません。
なので、人のために、人に喜んでもらうために、と全面的に言えてる方が羨ましいです。
悩み解決できたり、楽になっていただけたら嬉しいんですよ。
お役に立てた、って思えて嬉しいんですよ。
でもそれは結果として付随してくるものであって、それを目標というか動機にすることが出来ないんですよ。
人の喜ぶ顔が見たい、それを自分の喜びとする、としたらいいんでしょうけど。
『見える力』を手にすることと、『人のために』と思えるようになること、
それができれば仕事にやる気が起きるのでは、とずっと思ってました。
バカですか、そうですか。
ま、見える力を求める過程については『占いに救われなかった占い師』でトレースしてるとこです。
で、頭の痛い『人のために』です。
なんで人のために、って思えないのか。
私ごときが人の役に立てるはずがない、ってのがあるのかな。
どうせ私なんて、ってのはかなり克服したと思うんですけど、まだ残ってるんですかね。
ここでカードひいたら、罪悪感のカードとか出て来そうですね。
人の役に立てている喜びを感じることを自分に許さない、とでもいうか。
SFというのは、科学は人類の役に立つ、ということが大前提なのだそうですが、
ついでに言えばロボットだって家畜だってそうですよね。
で、この本が衝撃でしてね。
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エンジニアさんたちの新しい技術の開発のモチベーションとなるものは
『人のため』だったんですよねー。
どう役に立つか、どう人を楽にするか、それしかないと言っても過言ではありませんでした。
以前、郷先生のカウンセリングを受けた時に、
克服したものは何ですか?と尋ねられ、自分嫌い病です!と即答したんですよね。
それを克服するために占いは有効でしたか?との質問に、まったく!とこれまた即答。
残念ながら占いはまったく、まーったく私を救ってはくれませんでした。
いろんな方との出会いにももちろん救われましたが、
それを受けとめることを出来るようにさせてくれたのはNLPとビジョン心理学でしょう。
自分嫌い病で困っている方に自分にとって有用だったことを伝えたい、ってのは多いにあります。
とくにこの1年ばかりの鎧の脱げっぷり、どんだけ楽になれたか!
この心地よさを鎧でガチガチのみなさんに味わっていただきたいですねー。
でも。
自分嫌い病で困ってる人の『ため』に
鎧でガチガチになっている人が楽になっていただく『ため』に
と、『ため』が入っちゃうと一気に萎えちゃうんですよね。
魔法のNGワードですね、『ため』。
なんすかね、これ。
あ、こんなことも書いてたよ。
ポエムが好きな人、読まないでください
エゴの塊でしかないはずの表現者、創作者たちの口から『人のために』という言葉を聴いたときは
ああ、やっぱりそれが創作のモチベーションになってるのか、とがっかりしたりしましたが、
モノを書いている人にそれを言いましたところ、
いや、そんなこたーねえよ、物書きってのは己の表現欲を満たすためだけに書いてるもんだよ、
人のために書くなんて欺瞞だよ、みたいなこと言われ、
私にとってはこっちの意見のほうが受け容れることに抵抗がなかったのですよねー。
そこで目からウロコ落とされたのがこれ。
同期生 「りぼん」が生んだ漫画家三人が語る45年 (集英社新書)
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一条ゆかりが自分の作品、プライドについてすごいこと書いてんすよっ。
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ちょっと長いけど引用しますね。
「やっちゃいけない」と解っていても、人はつい辛くて大変なので<萌ちゃん>をしてしまうことがあります。でも、人生にショートカットは無いんです。やりたいことを誠実にコツコツ死ぬほど地味に続けていくしかない。それを<史緒ちゃん>でやりました。そして志を高く生きることがどれほど大変なことか。<人生に魔球はない>。それを描きながら、「そうなのよ、解る?そうなのよ」と、私は誰かになにか言ってて、誰に言ってるんだろうと考えて、びっくりしました。もしも人生で悩んで、辛くてうっかりズルをしたいと思った時にこの作品を思い出して欲しい、必ず自分に返ってくるから萌ちゃんをやっちゃダメ、と、いつの間にか私は<読者>のことを考えながら仕事をしていました。
「この私が読者のことを考えながら描いてるなんて、明日死ぬんじゃないだろうか」と不安になったほどで、いったい自分に何が起きたんだと考えて、解りました。
「漫画を描きながら少しずつ自分にOKを出せて、自分の人生に対する恨みを少しずつ晴らせて、ついに自分のなかの<恨>が消えたんだ」と思いました。私はやっと<人のため>を自然に思える大人になれたんです。大人と子供の違いは、自分しか見えないか、周りもちゃんと見えるかです。
そうかー、私って子供だったんだ、人のために、って思えるだけのキャパがなかったんだ、と。
人のために、って思える人は器の大きな大人なんだ、と。
この<恨>を消すって作業がヨシヨシだと思うんです。
だから私は一生懸命ヨシヨシさせていただいてるんです。
これ読んだ時はものすごく救われた感があって、
そっかー、人のために、って思っていいんだ、と。
思えなかったのは私がちっこい人間だったからなんだ、と。
じゃあ、おっきな人間になればいいんだな。
どうやって?
今、↑ここ。
この三ヶ月ばかり、ほんっとに困ったことがありまして、
ほんっとに(しつこい)試されてる感があるんですよ。
神社に通いだして気づいたことがたくさんあって、
気づいてしまったがタメに、気づいたんだったらもう容赦しないよ、
って言われてる感じなんです。
やっぱ最後のテーマは「人のために」のようなんです。
自分のエゴと「人のために」の折り合いをどうつけるか。
私の頭がウニになっていると、お山にいって頭冷やしてこい!とお尻を叩いてくださる方がいます。
年内にいらんもん捨てて来い!とまたまたお尻叩かれましたので今日いってきます。
行くときはいつも、いったいどんな気づきが得られるのだろう、と、
まあ浅ましい期待でいっぱいになっているのですが、
前回いった時はですね、とくに何もなくて終わっちゃったんですよ。
ありー、何もなかったな、とがっくししてたんですが、
三宮に戻ってから八島に寄ってですね、そこで見てたテレビで
いわゆる海猿、海上保安官の訓練風景の特集をやってまして、
自分たちが力をつけないと人を救うことはできない、という意識で
必死に訓練に臨んでいらっしゃる訓練生たちの姿を見てですね、
たいそう心を動かされたのですよっ、人のためにってこういうことか!と。
そうか、今日は八島でこれを見ることがテーマだったのだな、と大いに納得したのでありました。
さて、今日はどんな気づきがあるんだろう♪とwktkで行って参ります。
持って返って来たものは、新年みなさまにお配りできるといいなー。
帰ってきてからもう1本書く予定ですが、
書けないと困るからいちおうご挨拶をしておきます。
今年はほんとたくさんのご縁と気づきに恵まれた1年でした。
縁をつないでくださった多くのみなさまに心より感謝いたします。
みんなが自分嫌い病を克服しますように。
鎧が脱げて楽になれますように。
ヨシヨシ。