3.11のとき、関西でも揺れを感じた方おおかったのに
私はまったく何も感じてなくて、
夕方のテレビニュースで初めて地震が起きたことを知りました。
阪神大震災のあと、数週間経ってから富山にいったのですが、
船から降りた後のように体がずーっと揺れていて、
認識できないくらいの余震がずーっとあったのだな、
と気づかされました。
東日本の方々は地震速報にもならないくらいの揺れの中で
ずーっと生活されてるんですよね。
有形無形の不安、それらから一人でも多くの方が解放されますように。
*
『先祖代々伝わる問題』とは、母方か父方の家族、
またはその両方に代々伝わってきたパターンのことです。
養子の場合には、たとえ生みの親に一度も会ったことがなかったとしても
養父母のどちらか、または両方から代々引き継いでいるものがあるようです。
by チャック・スペザーノ
- 作者: チャック・スペザーノ,大空夢湧子
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北陸の田舎育ちなもんで、小さい頃って日本人以外の外国人って
モルモン教の宣教師のにいちゃんたちぐらいしか見た事無くて、
んで、神戸に出て来たら外国人籍の方の多さに驚きました。
まさに異文化。
2世、3世の方々が親の国の文化をそのまんま引き継いで
その生活を守っていらっしゃる姿に、これが愛国か、と思わされたものです。
冠婚葬祭の儀式などにそれが顕著でしたが、
驚いたのは韓国というか朝鮮のその様式。
牛係の幼稚園時代のママ友さんで3世の方がいらっしゃいましたが、
嫁って人権ないんですね。
ダンナさんのおかあさん、つまり姑、姑にも嫁の時代があったわけで
同じ苦労を自分の息子の嫁にもまたさせるのか、と
その引き継がれぶりに驚かされました。
ようそんな理不尽なことに耐えてるな、と感じさせられましたが、
その耐える強さが気性の激しさになるのか、と思ったり。
渦中では、同じ思いを次の世代にさせてはならない、と思っていても
いざ自分が異なる立場になってしまったらやらかしてしまうようです。
それだけ被抑圧時代の痛みが強いからなんでしょうね。
ろくに会ったこともない実父ですが、
なぜか父の母、つまり祖母はことあるごとにやってきてました。
その祖母がですねー、加藤治子が役でやってるような嫌みな姑を体現してような人で、
子ども心にも、父の家の文化には馴染めない、と思ってオリました。
ま、母もその姑から苛められていたらしいですけど、
なんであの人ってあんな意地悪なんだろうな、と母に言いましたら、
自分が苛められてたからだろうね、と。
世代間、姑と嫁の間の確執って引き継がれますよねー。
自分のおかあさんの姑、つまりご本人にとってはおばあさんですが、
おばあさんがおかあさんを苛めていた光景に心を痛めていらっしゃる方がすごい多いです。
ご自身がおかあさんから受けた傷、なぜおかあさんはそうなっちゃったんだろ、
おかあさんはおばあさんから苛められてたから。
じゃあ、なんでおばあさんはおかあさんを苛めてたんだろ。
おばあさんもいろいろたいへんだったから、と数珠つなぎに出て来ます。
みんな、辛かったんだよなー。
自分が辛かったからといって人を苛める理由にはもちろんなりません。
辛い嫁時代のおばあさんに何をしてあげることもできないのですが、
辛かったよね、と気持を添わせることはできます。
それはおばあさんを癒すだけではなく、
おばあさんの痛みが引き継がれたことによって傷ついてしまったあなたの心こそを
癒すことが出来るのですよ。
その痛みをあなたの下の世代に引き継がせないためにも、
あなたの先祖の痛みを癒してあげましょう。
気持を受けとめてあげましょう。
辛かったよね、と。