はい、今朝の朝日新聞です。
「不安隠し無力感抱く母たち」 斧澤克乃さん(心療内科医)
国やら東電やらが大丈夫だ、大丈夫だ、と言ってるけど
実は全然大丈夫じゃない、ってのはもう周知のことで。
安全です、特別なことをする必要はありません
放射能恐怖症のお母さんが増えて困ってます
県や市が安全だと言っているのだから大丈夫でしょう
放射能のことは忘れて暮らしたほうが心が楽、と無理矢理思い込むことで
心のバランスを保とうとしている人が増えていると感じます
リスクがあるのに「安全だから」といって不安のみを取り去ったら、
子どもたちを無防備に被爆させる危険が残るだけです
これ、これ、これらがつまり「言い聞かせる」ってことなんですよねー。
言い聞かせる = 心にフタをする
痛いの痛いの飛んでけー!ってして貰って
ま、その場では痛いの飛んできますよね。
痛いの痛いの飛んでけー、って言って貰って飛んでっちゃうってのは
つまり信頼できる関係があるってことですもんね。
でも。
傷が治ってないのに痛いと思えなくなってたら?
信頼ある関係がゆえに、痛くない魔法してもらったから
痛いと思っちゃいけない、と思ってしまっていたら?
ケガした
傷を治す手だてがない
痛くない、痛くない、と自分で自分に言い聞かせる
傷→悪化
傷にフタしないでください、絆創膏で誤摩化さないでください。
ちゃんと外気に触れさせて、きちんとカサブタにして完治させてください。
そのとき、あなたの穴ぼこは本当に埋まるのです。
そして、上にモノを積み上げていくことが出来るのです。
穴ぼこ埋設工事、お手伝いさせていただきます。