離婚をためらっている人妻のみなさまへ

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※アメブロ既出分再掲

えー、私も離婚家庭で育ったのですがね、離婚した後の両親の様子をみてたら、離婚するのももっともだよな、って思うのです。ハンパに仮面夫婦されるくらいなら、さっぱりすっきり別れてもらったほうがいい。両方の顔色うかがいながら生活するなてゴメンですわ。ま、金銭的なこととかそれぞれの事情はあるでしょうけどね。

仮面夫婦ならまだしも、双方のいさかいが露骨な状態の家庭で、子どもが絶対に言われたくない台詞、わかりますよね。

あんたが居たから離婚できなかった

あんたのために我慢した

これ、絶対にやめてくださいね!!

離婚のご相談もよく受けますが、躊躇される際におっしゃるのが『子どものために、別れないほうがいいんじゃないかと』、子どものためちゃいますやん。自分のためですやん。間違えないでくださいね。

子どもが

お母さん、お父さんと別れないで

って言ったんなら、それは子どものためです。でも、片親になったらどうなるのかしら、っていうのは「自分」の心配です。自分が心配だから、先行きが不安だから別れられないのです。もしくは、自分が子どもを手放すことになるのがイヤだから、です。

自分の不安を子どもに押し付けてはいけません。

朝日新聞の「悩みのるつぼ」で、娘を虐待したというお母さんからの相談が。回答者は上野千鶴子。

離婚したかったけど、あんたを妊娠していたからできなかった。あんたさえ居なければ、と言ってしまった。何度あやまっても許してくれない。もう娘に謝る気はない、という内容です。

それに対して上野千鶴子からの回答の一部

母親が不本意な生活の中で苦しんでいるとき、その母親の苦しみを目撃するだけで子どもには虐待にあたる、ということを。

子どもにとって親は宝もの。きっと、親にとっての子ども、以上の絶対的な存在です。だって親は子どもを捨てるけど、子どもは親を捨てないよ。ジョン・レノンの曲だってそうだしさ。

親が子どもの幸せを願う以上に子どもは親の幸せを願っているのです。親が幸せじゃないのは自分のせいだ、ってそれでなくても思っちゃうんです。そんな罪悪感を子どもに抱かせていいのですか。

好きなことして、楽しそうにしている姿を見せること。子どもに対してだけでなく、それは誰に対してでも極上のサービスです。我慢をすることが誰かのためだ、なんてしたいことをしない言い訳にしないでください。一歩を踏み出すことを躊躇していることの言い訳にしないでください。

さあ、どんどん別れようか(違)。別れなくても、本音で自分を誤摩化すことなく。仮面夫婦撲滅委員会神戸支部長ですっ。

最後まで読んでくださってありがとうございました。
またのお越しを心よりお待ち申し上げております <(_ _)>

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