よその四柱推命でこんなん言われた、というのでたいへん多いのが、強すぎるから男がよってこん、とか、男に生まれたらよかったのに、というものです。私って結婚できないの?とこの世の終わりのようなカンジで来られます(一部、脚色あり)。
まあ私も、強い、弱い、ということをよく言わせていただいてますけど、強いんですかー、と露骨にイヤそうな顔される方も少なからずです。女って弱いほうがいいんでしょうね。
常々申してオリますように、私が言うところの「強い命式」ってのは目標達成力が強い、というものです。こうと決めたらそれに向って邁進出来る方です。私のようなへなちょこからしたら羨ましい限りです。
結婚したい、と思ったらそれに向って驀進して行ける力があるってことですよー。結婚したいな、でもできるかな、とかってフラフラしてる人とは違う、ってことですよ。強い命式の方は、結婚という目標に向けて戦略をたててそれを実行しておのれのリソースを活かして、ということが出来る人なわけです。
弱い女じゃないと結婚できない、なんてことはありません(当たり前)。オールドウェーブの四柱推命やってる方の一番困るのがこれですわ、強いから結婚できない、って言い切ってしまうのって。儚げな、1人ではとても生きて行けないような人しか結婚できないなんてわけないじゃないですか。
まー、これが四柱推命の特徴でもありますけど、古い中国での価値観がベースになってるとこありますから、今の時代にはそぐわないとこあるんですよね。それは今に応じた解釈をしないといけないのに、女は3歩さがってみたいなものをいまだに重要視してる方がいらっしゃるのが困りもんで。つまりは解釈の問題です。
流派の違い、解釈の違いもあるでしょうけど、ヨソでこんなん言われた、という内容に、何をどうしたらそんな結果が出せるのかさっぱりわからん、ということも少なからずですねー。
常々申しておりますように、結婚というかパートナーシップは要はマッチングの問題です。キョヌーだからダメとかヒンヌーだからダメとかじゃなくて(なぜいきなり乳の話になるかな?)、キョヌーを好きな人がキョヌーちゃんを選ぶのでしょうし、キョヌー好きな人にヒンヌーちゃんが選ばれなかったからヒンヌーじゃだめだって思う必要はまったくないのです。ヒンヌーちゃんはヒンヌー好きな男子とくっつけばいいのです。まあ、乳以外の要素でくっついて、キョヌー好きがヒンヌーとくっついたとしても、お前はヒンヌーだからダメだ、なんて言われる筋合いはまったくないのです。
「強い」女は、強い女を好む男とくっつけばいいのです。自分よりさらに強い男、もしくは、自分が弱いことに引け目を感じない男、です。
さ、ここで問題なのが、男は女より強くなくてはいけない、というビリーフ(つまらんプライド、と言い替えてもよし)にとらわれている男性の多さなんですよねー。
50の力の女性と80の力の女性、自分より強い男性の数は50の女性のほうが多いです。自分より弱い女性を好む男性(男が強くないといけないと思ってる男性)の選択肢は力が50未満の女性のほうが多いわけです。弱い女性のほうが有利なわけです。
強い女は結婚できない、と言い切られちゃうのってこういうことなんですよねー。こういうビリーフがはびこっている間は、たしかに女は損だと思います。
しかし、それは、自分より弱い女でないとダメだ、という男だけをターゲットにした場合です。男は自分より強くなくてはいけない、と女性が思い込んでいる場合です。
ほんとの男らしさ、女らしさってなんでしたっけ?過去記事さがしてくださいね(こらーっっ。