みなさんご存知のように(知らんか)、私が今のオウチさんに住みだしてからもう10年です。まさかこんなに長い間住むことになるとは思ってもいませんでした。オウチさんは私のことを持ち主だと思っているからかなー。
みなさんご存知の(ry)、住まいの条件として生活部分と仕事部分を分けられる間取りであることが必須でした。別居の際、私は塾をするつもりでいたのです。で、チビが家にいても生徒さんを教えることができる間取り、と探していて今のオウチを選んだのです。
チビを転校させることなど考えもしませんでしたが、すでに生徒さんが居たので以前の家からそう離れるわけにはいきません(ちなみに神戸に住むようになってン十年、ずーっと最寄り駅は元町駅です)。場所と間取りと予算、それらを満たしてくれたのが今のオウチさんです。
塾だけではとても食べていけなくて、勤めに行きだしたら塾ができなくなって、本末転倒的に塾を辞めざるをえなくなりました。で、そっから占い人生が始まるわけですが(このへんのことはアメブロにダラダラと書いてます)。
占いのためにお客さまにオウチにお越し頂くようになったごくごく初期に、とあるお客さまに玄関先で言われました、「マンションじゃないんですね」と。
この一言が長く私を苦しめましてですね!!
私の頭の中では、「マンションじゃなくてイヤだわ、マンションじゃないなんてダメだわ」と変換されていたのですよ!!彼女はただ、「マンションじゃないんですね」と言っただけなのに。マンションじゃないというのは紛う事なき事実なのに!!
こんなウチじゃダメだ、いかにもサロンみたいなマンションじゃないとダメなんだ、住まいと一緒なんじゃなくてどっかに別物件借りなきゃダメなんだ、こんなブロックがあればお客さまに来ていただけるはずもなく。拙宅にお越し頂くことになんの引け目(引け目て!)も感じなくなったのは、ほんまごく最近のことなんですよ。
ただの「マンションじゃないんですね」というフレーズをなぜ「マンションじゃないからダメだ」と変換してしまったのか、原因としましては:
1:彼女のことがもともと嫌いだった(こらーっっっ
2:彼女もバツイチのくせに結構稼いでいて分譲マンションに住んでいたのが羨ましかった、その経済力がない自分が惨めだった
この2つは言われてすぐに自覚があったのですよ。で、今回これを書いていてさらに思い当たったこと:
3:人妻時代に住んでいたのは一応マンションでした、で、今の家に引っ越してきた時、以前の住まいを知っている人が一様に私に対して零落してしまった感を抱いたようなのですね、チビの友人にも言われました、こんなオウチに引っ越して貧乏になっちゃったの?と。そんな視線を浴びることが惨めでした。
4:私に占い師になることをすすめたNさん、彼女もがっつり稼いで高額家賃のマンションに住んでいました(そんなマンションに住めるくせに母子家庭手当とか貰うなよな、と思っていたのはここだけの話にしてくださいよ)。子供がらみのことで費用が発生した際、彼女がそれを払ってくれることがとても惨めでした。ありがとう、と受け取れなかった。惨めだった。
うわー、書いててめっちゃイヤになってきた!私ってずっと惨めだと思ってたんだ!!お金がなくて、稼げてなくて惨めだと思ってたんだ!!!うわーん、あの頃の私をおもいっきりヨシヨシしてあげたい!!!(こんなことを書くと、また自分のことをかわいそがってばかりの痛い人だ、って言われるんですよねー)。
このように(どのように?)些細な言葉が(何の悪意もなく発せられたものが)がっつりと楔になってるんですよね。悪意があるほうがわかりやすいんですよ。相手の悪意を認識してるから、それが記憶に残っています。
記憶にまったく残っていないことや、それを口にしてるんだけどそこからダメージを受けているという自覚がない、ほんと、些細なことなんですよね。近所のおばちゃんから言われた何気ない一言、ってのがブロックになっているというケースもありました。
おとうさんからどつかれた、おかあさんからあんたはあかん子やって言われた、そういうわかり易いものだったらいいのですが、些細であればあるほど出てきません。素面では出てきません。
なので。
トランスに入っていただくことが必要なんですよねー。目を閉じていただいて、ちっちゃい自分が出て来ます。現れる登場人物、え、そんな人がなんで?と当惑するんですが、出てくるからには意味があるんです。
記憶にも残っていない些細なことがビリーフとなってあなたをがんじがらめにしているかもしれませんよ。ビリーフは知らないうちに魔女からかけられた呪いです。
ビリーフを見つけるお手伝い、させていただきます。
魔女の呪いを解くお手伝い、させていただきます。