こんにちは (*゚▽゚)ノ
神戸元町コネクトロンのいまぷです。
ご訪問いただきありがとうございます。
献本です。お風呂で読んだのでページがふやけてますけどそれでもよかったら。
- 作者: 是枝裕和,佐野晶
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2013/09/05
- メディア: 文庫
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☆トップ >ヨシヨシのすすめ >傷ついていないフリをするとどうなるか
附箋まみれ本シリーズです。
- 作者: 杉山春
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2013/09/04
- メディア: 単行本
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2010年に大阪で子どもが2人、おかあさんに置き去りにされて死んでた、って事件のルポです。まー、あの事件について多くの方が持たれた感想ってのは、男と遊び歩いて子どもを死なせるなんてなんてひどい親だ!ってものなのではないでしょうか。正直、私もそれ以上のものは持っていなかったと思います、この本を読むまでは。
子どもを置き去りにしたおかあさん、芽衣さん、彼女のパーソナリティーを培ったものは育った環境もあるでしょうけど、決定的になったのは中学の時の集団レイプじゃないかと思いました。
みなさんご存知のように(知らんか)、人はパートの集合体です。
楽しいと思うパート、悲しいと思うパート、こんちくしょうと思うパート、たくさんのパートによって人は成り立っています。
自らを「楽しい」チームにしたいと思う人は、「悲しい」というメンバーが自分のチームにいることに耐えられません。なので、「悲しい」ちゃんを無きものにしようとします。
どうするか、村八分です。
「悲しい」なんて知らんもんねー、と無視します。おまえなんかあっち行け、と体内から追い出そうとします。それがいわゆる乖離です。記憶をとどめないのです。だから逆に同じ過ちをくり返します。過ちによるダメージを無きものにしてしまっているからです。だからダメージはダメージとして受けとめることが必要なんですよねー。
「引寄せ」がネガな方向に作用したら、こうなっているわけですよ。同じことをくり返す、チェーンってのはこういうことです。
横着して附箋部分のご紹介:
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俺は母親に手をかけて育ててもらった記憶がない。おやじは、コンビナートで働いたり、配管工をしたり、電気屋をしたり、仕事を転々とした。おやじにはよく殴られた。今振り返ると、本当はお母さんに甘えたかった。お母さんは夜の商売で、おやじにぼこぼこに殴られても誰も慰めてくれなくて、1人で泣いていた。そうなったら家族なんか好きじゃなくなるぜ
性のとば口で、性を金に換えて生活を立てることを学び、集団リンチやレイプに遭遇した。それにもかかわらず、彼女を守る者はいない。彼女の価値観を支え、あなたは意味のある存在だと自我を支え、自尊心を持てと伝える存在が一切いない。彼女の日常を見守る人は誰もいない。芽衣さんはそんな状況を生き延びた、サバイバーだった。
誰からも放置されているわが子が受け入れられない。つまり、誰からも放置されていた幼い頃の自分自身を直視できないのだ。
価値がないものとして扱われている自分自身を受け入れることは、この上もなく困難なことだ。だからこそ、男性から愛されている自分をブログで表現しないではいられなかったのだ。
「え?明日成人式?うそ?忘れてた」と言われた。少し傷つき、でもそれを深刻に受け取らない、と書く。芽衣さんは父の関心や愛を求め、しかし、想い通りには与えられないと諦めていた。
風俗をするのは、幼いとき、自分は男の人にひどいことをされたのではなく、させてあげたのだという考え方を証明するためだ。
中学時代の輪姦体験について、芽衣さんは具体的な記憶がない。それは、その体験が軽かったからではなく、死の淵をのぞくような体験であったからだ。
このときの体験から、芽衣さんは男性の性的な欲求を前に、性は拒否するものではなく、受け入れてやり過ごすものになった。
人の命が国家や家のものだった時代が確かにあった。性が子産みに不可欠な以上、「家」を作るものは性だ。家制度の中で、女性の性的な逸脱は許されない。そして男性は戦場に行った。
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この戦場ってのが、現代では会社になってるんでしょうねー。制度としての「家」はそれを保つことに無理がでてくると当然、制度の中に存在している子どもをも守れなくなるのでしょうね。結婚というか戸籍制度は国が国民からいかに税金を徴収するか、のためにあるシステムだと思ってます。
まとまっていないことは100も承知でありますが、「ちゃんと」母親できてないとか、「ちゃんと」奥さんできてないとか、システム上の役割を果たせていないことで自分を責めていらっしゃる方に、あなたのせいじゃないんだよ、と伝えたくてですね。あなたが「そう」なったのはあなたのせいじゃないんです、あなたを「そう」させてしまったもの、システムがあるからなのですよ。
うまく役割ができない、って自分を責めちゃうよね、ヨシヨシ。
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