占い師ではありません

2014-04-29

(*ﾟ▽ﾟ)ﾉ　こんにちは！
占い（四柱推命・易・タロット）と
心理学（ＮＬＰ・ビジョン心理学）で
悩みの根を絶ちあなたと幸せをおつなぎする
神戸元町コネクトロンのいまぷです。
ご訪問いただきありがとうございます（＾人＾）

＊当ブログが初めてという方はこちらをご覧くださいませ＊

のちほどちゃんとご案内させていただきますが、このたび大倉山シトロンビルの３階に入居させていただけることなりました。シトロンさまのご厚意に感謝いたします！！
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さ、彦摩呂の口調でみなさんご一緒に。
献血ルームはネタの宝石箱や！！

これの続きを待ってくださっていた皆様、申訳ありません、どうしても先に書いておきたいことが出来てしまいまして。

＊

みなさんご存知のように（知らんか）、献血ルームでは「占いは初めてだ」という方がかなりの割合で来られます。その方の占いバージンを私が奪ってしまうわけです。いえ、奪っていません（どっちやねん。

だって私がやってるのは占いじゃないですもん。私は占い師ではなくて、占い師の皮を被ったＮＬＰ屋ですもん。いえ、ＮＬＰ屋ですらありませんけどね（いったい何屋やねんっ。

じゃあ占いって何なのよ、占い師ってなんなのよ、ということになりますが、それはあまりに大きなテーマになりますので今回は割愛いたします。

ドナーさん：占い初めてなんで緊張します〜

私：あ、初めてって方すごく多いんですよ〜

ド：そうなんですかー

ワ：なんでかわかります？

ド：わかりませーん

ワ：占いが好きな人は、お金はらってそのへんの占いハウスにとっくに行ってるからですよ

ド：なるほどー！！

お金を払ってまで占いをしようとは思わない、でもちょっと気になる、タダなんだったらやってみたい、という方が多く来られるのです。特に男性。そのものずばりのご感想を頂戴しましたＹＯ！

お菓子が充実した献血ルームよりも「イベントが沢山ある方がいいな」と思った。男性は自分から「占い」の店に行く人は少ない（自分もその１人）けど、献血しに行ったらたまたまこのイベントがあり参加しました。とても貴重な体験をしました。

多分あの方かなー、ってお顔が思い浮かぶんですけど。

かねてより「占いが好きな人は問題解決に熱心ではない」という感覚がありました。
そして献血ルームに行かせていただくようになってから、ますますその感を強くしたんですよねー。献血ルームで無料リーディングに来られる方は、占いに馴染みのない方が多いのです。占いに馴染みがないのになぜ「占い」にやってくるのか。

悩みがあるから、解決したい問題があるから。

占いに頼る方だってもちろん悩みは問題はお持ちですけど、取り組む姿勢がなんか違うわー、なんですよ。
参考拙記事：占いの鑑定結果を受け入れられない（０２）

これは私だけの現象かもしれませんが、問題が深刻であればあるほど、その方が求めるものがはっきりとしていればしているほど、結果はバシー！っと出るのです。判断、解釈にちょっと悩むというものはつまり、どっちでもいいんです。たいした問題じゃないんです。それこそ、嵐のメンバーの中で誰と結婚したらいいか？という「どうでもいい」お題です。

その感（どの感？）をますます強めたのはココナラでです。ココナラには純然たる占いを求める方が多くお題を寄せてくださいます。そして私が提示した回答と求められるものにギャップがあることが少なからずなんですが、そういう時に、ああ、占いが好きな人が求める結果ってこういうことなんだな、と気づかされるのですが、いかんせん私はそれを提示することにまったく必然性を感じていないので、たとえ求められているとわかっていても出来ないんですよねー。

じゃあ、占いが好きな人が求める結果ってなんなのよ？となりますが。

はい、これまたドンズバなご感想を頂戴しました。

占い方によって誰にでもあてはまる信憑性はない。未来に何がおこるかはわからない。自分しだい。だからどんな事を言われても自分自身がしっかりしなくてはいけない。何とでも言えるなあ！

んー、多分あの男性だろうなー、と。
みなさんご存（ry）、私は「どうなりたいか」をお尋ねします。それが特にない場合は現状で困っていること、解決したいことなどをうかがいます。この方、「どうなりたいか」をはっきりと提示していただけなかったのです。

現状はたしかに不本意なものでした、そしてその時期が長く続いていました。そのため、未来に明るいものを託すということがし辛くなっているようでした。どうしてそうなったのか、という根っ子を探しに行って、じゃあこれからどうしたらいいのか、ということを考えられる範囲でお伝えしたんですが、まあ、望まれるものではなかったのでしょうね。だってこの方は、これから未来をガンガン開拓していくぞ！という意思をお持ちではなかったので。私が提示した「こうしたらいい」はこの方の求めるものではなかったのです。

金運とか健康運とかこれからどうなるか、という漠然としたことを尋ねられる方って、具体的なものを提示すると困惑されることが多いのです。なぜか。

具体的なこと＝アクション　だからです。

これしたらいいよ、ってこちらからの提案は、その方にとってクソバイス以外の何物でもないのですよ。だって、そんな提案を望んではいらっしゃらないのだから。求めていらっしゃるのは、こうなるよ、そうなるよ、という（徒に不安を刺激されない程度の）未来の提示だけなのです。

さ、このへんのことは書きかけのこれにも通じるところがあるんですけどね。

で。

このように具体的なものが何ら無い漠然とした未来の提示なんかもらっても、私自身はありがたくもなんともないのです。だからそれを提示することに意味を見いだせないのですよ。まー、このあたり、ネタバレに重きを置けないあたり、私が占い師としての適性を最も欠いている部分だと思います。

占いは初めてだとおっしゃった２０代女性さま、事例としてあげさせていただくことにご快諾いただきました、ありがとうございます！

出たカードはこちら

・イヤーカード「運命の輪」
・ブロックしているもの「個人の神話」
・では、どうするか「コミュニケーション」
・得られるもの「清らかさ」
・現状「女帝の逆位置」

お題は若い女性らしく、結婚できるか、というものでした。

運命の輪ですから、結婚に向けてアクションを起こすべき時、こうあらねばいけない、という世間の価値観が邪魔になっている、気持ちをちゃんと伝えることが必要（つまり、現状では出来ていない）、すると自分の中の清らかさに気づけて解放される、現状は女としての幸せが得られていない、それは自分が持ってるものをちゃんと発揮できていないから。

結婚というかパートナーシップがテーマですから、鉄板質問させていただきました。

３番目にでてきたのはですね、「味方になってくれること」だったのです。

これまでで一番味方になってくれたのは誰ですか？

おかあさん

味方が必要、ということは敵がいる、ということです。

おかあさんはどんな敵から守ってくれましたか？

Ａ（人ではなくて、モノでした）です

Ａのせいでどうなってしまいましたか？

自分を出せなくなった

この方が解決すべき問題は、自分を出せないこと、です。その原因はＡです。結婚できるようになるためには、パートナーと縁をつなぐためには、自分を出せるようになれたらいいんです。

献血ルームの短い時間で出来る範囲のビリーフチェンジを行いました。たいへん納得していただけました。

はい、占いでもなんでもありません、私が使ったのはセラピーカードとタロットの大アルカナと、そしてＮＬＰのテクニックをひとつ、これだけです。かかった時間は２０分。この一連の作業、占いだけでどうやっていいのか私にはまったくわかりません。私にそれだけの占いのスキルが無いのももちろんですが、問題を見つけてそこから自由になっていただく、そのプロセスすべてを占いだけで処理することは（ほぼ）無理だと思ってます。

占いはもちろん有効なツールです、でも、それだけで出来ることには限りがあるのです。問題解決のすべてを占いに委ねられても、解決できないものがあるのです。

占いだけに委ねていただきたくないのです。

あなたの人生の進め方、という大切な問題を、占いで提示される一部の結果だけに委ねていただきたくないのです。

しつこいですが、占いは本当に有効なツールです。しかしあくまで道具です。道具にふりまわされることのないように、道具は上手に使ってください。それがなくてはやっていけない、という状態は依存です。理想的なのはやはり、卒業できることですね。墓穴以外の何物でもありませんが、占いに頼ることなく自分で選択できるならそれにこしたことはないのですよ。

お手伝いが必要なくなる時までは、占いというツールを使ってお手伝いさせていただきますね。