あなたが好きなのは山ですか？穴ですか？

2014-05-09

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神戸元町コネクトロンのいまぷです。
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「おかあさんはどこに行った？」というタイトルで最近の「ママ」の氾濫ぶりについて書こうと思っているのですが、まったく内容が思いつかず。

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神戸の震災の後に、「頑張って」と言わないで欲しい、という声が多かったですね。震災でダメージ受けて精一杯頑張ってるところに、端から「頑張って」って言われたら一体これ以上どう頑張れと？と心が折れてしまう、と。

つい頑張ってしまう、という方、頑張っていないと評価して貰えないのではないか、という恐れが根っ子にありますね。ちっちゃい時に「よく頑張ったね」と言ってもらえたから、というケースもありますが多いのは自分を省みてもらうために、頑張ってるね、という言葉を引き出すために、これでもかこれでもか、と頑張り続けてしまうパターン。

頑張れよ、ではなくて、一緒に頑張りましょう、という言い方も提唱されてますね。

かようにも「頑張れ」という言葉はその扱いに配慮が必要なものであります。相手を励ます、評価する、モチベーションを高めさせる、自分が相手にしたいのは何なのか、それをはっきりとわかった上での使用がおすすめですね。

あ、そうそう、「すいません」を謝罪ではなくて「ありがとう」の代わりに使ってる人いるじゃないですかー。あれと同じで（同じなのか？）どんな意図でその言葉を使ってるのかが曖昧になると、自分の気持ちも見えなくなってしまうんですよね。

みなさんご存知のように（知らんか）私はカワイソがられたいという困った癖（癖なのか？）がありました（一応、過去形。
参考拙記事：私はスティーブ・ジョブズです

なにか「頑張って」やって、一生懸命やって、しんどかったとするじゃないですか。そこでですね、頑張ったねー、って言って貰えるよりも、大変だったね、って言って貰えるほうが嬉しいんですよ。

この違いは何かというと、前者は積上げた成果に対しての承認で、後者は費やした労苦への労りですね。がんばったねー、よくやったねー、と言われるよりも、しんどかったねー、って言って欲しいんです。

しんどかったんです。しんどい思いをした、という穴ぼこがあるのです。その穴ぼこをスルーして積上げたものに目を向けられても嬉しくないのです。

山に目を向けるか、穴に目を向けるか、人によって違います。

山を評価して欲しい人が穴を労られても嬉しくありません。だって私こんなに頑張って山を作ったのに！山を褒めてよ、山を！！

穴を労られたい人が山を褒められても嬉しくありません。こんな大きな穴ができるような目にあったのに！ヨシヨシしてよ、ヨシヨシ！！

相手がどちらを望んでいるのか把握することは難しいかと思います。また自分自身もどちらを望んでいるのかがわかっていないことが多いでしょうね。相手から投げかけられて初めて自分がどちらを求めているのかに気づけることでしょう。

相手は鏡です、もちろん言うほう、投げかける方にとってもどちらに目をつけたのかということ自体が自分の価値観の現れなわけですから。

往々にして山の存在ばかりが目につきますが、穴も見逃さないでくださいね。見つけたら埋めてあげてくださいね。

穴を埋めるためには資材が必要ですよねー。大倉山シトロンビルの大家さんは大工仕事の資材をもっぱらコーナンで調達されているようです。コーナンは紳士の社交場なんですって！私にとってコーナンは鳥たちの必要資材の調達場所です。ニワトリの餌は８キロ袋を買ってます。８キロなんて持って帰れないので、いつもカートひっぱっていってます。

◎イベントのご案内◎
０４／２８（日）〜０５／２５（日）　
神戸の気楽な洋服屋シトロンさんのご厚意により、
コネクトロンでセッションを受けてくださった方に
シトロンさんでのお買い物にご利用いただける
１０００円分のスタンプをいただけることになりました。
コネクトロンが未体験の方、この機会をお見逃しなきよう！