ウナギが好きなのはなぜ?

30代女性さま、セッションのまとめを掲載させていただくことにご快諾いただきました、ありがとうございます!

ご家族全員の命式をお申し込みいただきました。で、その後に改めてセッションをお申し込みいただきました。1世帯分の命式を見させていただくと、だいたいの関係がわかりますね。できれば作らせてくださいね。

たまにね、郵便局の前に立ってお待ちしてることもありますけど、たいていは玄関のドアを開けていただいた時が初めてお顔を見させていただくタイミングになります。

お越しくださったのはたいへんチャーミングな方!お洋服の色がすごく映えてました。自分に似合う色をご存知なんだろうなー、って思いました。

提示してくださったお題は、これといって特にないけど昔からなんか生き辛さを感じていた、というものです。そして転職をくり返している、これといったスキルはない、お金が貯まらない、とおっしゃいました。

出たカードはこちら
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・イヤーカードは「運命の輪」
参考拙記事:ジャミロット「運命の輪」
・ブロックしているもの「期待」
参考拙記事:セラピーカード「期待」
・では、どうするか「手放す」
・得られるもの「平和」
・現状「吊るし人の逆位置」
参考拙記事:タロット「吊るし人の逆位置」

運命の輪に吊るし人の逆位置、もう動け、動け、って言われてますねー。そして期待は自己評価の低さを現すものです。自己評価を高めていくために、さー、どうするか。

平和が出ているということは、解決すべき争いがあるということ、争っている相手としてご両親をあげられました。とにかく否定するおとうさま、肯定されたことがない。やりたいと思ったこともことごとく潰されて来たそうです。そらー根深い絶望があっても不思議じゃないですね。あきらめてしまっていると成果に繋がりません。せっかく積上げたものをあと少しというところでわざわざぶっ壊す、やらかしてしまう、という方はあきらめていらっしゃることが多いです。

そしてお金の不安を強く訴えられています。この先ひとりでもやっていけるのだろうか、と。つまり、結婚する意思をお持ちではないのですよ。私は一生ひとりでやっていく、という方はひとりで稼いでいく手段、スキルを身につけることをなさっているのですがね。

女性の方はお題としてパートナーシップを得ること:結婚を提示されることが多いのですが、いかに相手を捕まえるか、にばかり気持ちが向いていらっしゃる方には、まずはお仕事を充実させることを提案させていただくことになりますね。しかし誰かと繋がるということをまったく考えていらっしゃらない方には、ものの見事にパートナーシップこそが向きあうべき課題として現れてきます。

稼ぐ手段がない、ひとりでやっていくのは不安だ、って方の不安を解消する手段として結婚があるわけですよ。お金のために結婚する、ってわけじゃないですが、誰かと繋がること、支え合って不安を解消するための手段が結婚なわけです。

セッションを受けてくださった方はご存知方と思いますが、セッションの間しょっちゅうサイコロ振ってます。どんな卦が出たか、とかいちいち言ってませんけどね。はい、この方には結婚を強く推す卦が出たのです。

稼ぐ力ないんやったら結婚したらええですやん、とお伝えしましたら、無理っ!と光速の即答。結婚したいと思ったことがないそうです。だったら尚更のこと、稼ぐ手段を積極的に身につけていてもよさそうなものですが。身に付いていないのは転職をくり返しているから、これといってやりたい仕事がなかったから。

やりたいことを否定されたという過去もおありですが、そのことが強い原因ではなさそうです。そして結婚に対して気持ちが向かなかったのは、ご両親の姿を見ていたため。つまり、結婚っていいものだ、というイメージを持つことが出来なかったわけですね。ハッピーなご夫婦ではなかったのです。ま、不仲な両親のせいで結婚に希望を持てなかった、というのはありがちな図式です(私もですけどね!!

弟さんがいらっしゃいますが、弟さんはいい人がいたら結婚してもいいな、と思っていらっしゃるそう。でもお2人の共通の見解としましては、なんで両親は結婚したんだろうなー、というものだったそうです。

お金がたまらないのには原因が2つあります。使ってしまう、入ってこない。使ってしまうのは、本当に貯めて使いたいものが無いからです。あれがやりたい、という目標を持てば貯められます。入ってこないのはお仕事との関わり方が問題。ここには転職をくり返されているということがひっかかってきます。継続すれば昇給するのに、そこまで続けられない。現時点でも、仕事をかわりたい、引っ越ししたい、リセットしたい、というお気持ちをお持ちでした。まさに、積み重ねができそうになったところで自らぶち壊してしまうんですよねー。

さー、そうなったのはなぜでしょうか。

はい、お父様が転勤族でいらっしゃいました。転勤、引っ越し、転校をくり返すことで継続をあきらめていらっしゃる方がほんっとうに多いです。別れの辛さ、築いた関係を手放す痛み、それはあきらめになるのです。この方の転職のタイミング、まさにお父様の転勤のスパンと同じでしたね。ボクサーに3分間の時間感覚が叩き込まれているのと同じです(同じなのか?)。3年たったら、あ、またあきらめなきゃいけないんだ、となっちゃうんですよ。そして無理矢理引き離されるようにも、自ら手放すことをされてしまっているのです。どうせまた転勤だし。

どうせ

転校をくり返したために、人づきあいが苦手になった、とおっしゃいました。孤独だ、余裕がない、前向きになれない、希望が持てない、と。人生に希望を持てたことがない、と。深い絶望です。希望を持てなくなってしまったのは、転勤をくりかえしていたため、おとうさんの「せい」です。

希望を持たないことで得られるのは赤の「自信」になりました。
希望を持つことで得られるのは白の「ワクワク」になりました。
2つを統合すると、黄色の「ほっこり」になりました。
参考拙記事:欲しいもの、両方手に入れたらいいんです

ほっこりちゃんが来てくれたらどうなれるか、前向きになれる。
前向きになったら何ができるか、習い事を続けたい。
続けられなかったものは何か。
弓道、水泳、エレクトーン、等々。
小さい時に続けられなかったのはまさに転校のなせるわざですが、同じように転校をくり返していた弟さんは学校がかわってもずっと同じスポーツを続けていらっしゃったそう。ここでまた、自分には根気がないからだ、飽きっぽいからだ、とインプットされてしまうのですが、これは持ってうまれた強さの違いですから、転校のダメージが弟さまよりは強く作用した、より深いあきらめになってしまった、ということです。

転職をくり返すことで昇給もしない、スキルも身に付かない、人間関係も続かない、それは私が飽きっぽいからだ、とご自分を責めていらっしゃいます。悪いのは自分じゃないのにねー、おとうさんの転勤のせいなのにねー。

ここでもっかいビジュアルスクワッシュしました。
飽きっぽいことで得られるのは「よっしゃ!」という達成感。
継続できることで得られるのも「よっしゃ!」という達成感。
うん、いい感じになってきましたよー。

では理想の「よっしゃ!」を100とするなら現状はどのくらいか、20だそうです。
20しか「よっしゃ!」が無いと思うとどんな気持ちになりますか?
もう、どうでもええわ
はい、この「どうでもええわ」をターゲットにすることにしました。
参考拙記事:ターゲットとする感情の見極め

出てきたのは3歳の泣いてる女の子、家に誰もいません、おかあさんが居なくて不安です。おかあさんに、「ひとり置いていってごめんね」と言って貰えると、ベージュの安心が手にはいります。それを持って人と関わることが出来るようになる現在、そして仲のいい人に囲まれて縁側でお茶を飲んでいる78歳へと進みました。

パートナーがまったく現れませんよwww

78歳の自分から現在の自分へは「大丈夫だよ」と
現在の自分から3歳の自分へは「ひとりじゃないよ」と

なぜ3歳ちゃんはそうも孤独だったのでしょうか。

おかあさんに甘えられなかった。

なぜおかあさんに甘えられなかったのか。

おかあさんは病気だった。おかあさんが病気になってしまったのは、転勤がくり返されたため。おかあさんが元気でいらっしゃるところがほとんど記憶にないそうです。寝込んでいるおかあさんのサポートに、おかあさんのおかあさん、つまりおばあさんが転勤先まで滞在しに来られてたそうです。そして病床にあるおかあさまをまったく気遣わないおとうさま。

ひとりで生きていかなくては、というお気持ちには甘えられない、というものも深く作用していました。甘えられないちゃんでした。

さ、継続して積み重ねて行くことの喜びと、甘えられる女性になることが目標です。

目指すお仕事、習得すべきスキルとしては命式から判断したものとご関心を持っていらっしゃるものに通じるものをご提案させていただきました。まさにミッションです。自分を救うためにこそ人を救っていただくお仕事です。

そして甘えられるようになることについては、まー、甘えられない方って女性性が低い、女性としての自己評価が低い方がほとんどです。ご自分のルックスに自信がないとおっしゃる方も多いのですが。

あのね、これもほんっと多いんですけど、男子から外見について心ない言葉を投げかけられたことがダメージになってる、という方。これね、ルックスが悪いから言われたんじゃないんですよ、自分で悪いと思ってるから言わせてるんですよ。自分が抱いているビリーフを具現化させているだけなんですよ。自分でブスだなんて思ってもいなかったのにブスって言われたよ、というケースもありますが、ブスかどうかではなくて要は自分に否定感があるかないか、だけなんです。否定感はいろんな形で現れます。そして自分を否定せざるを得ないような現象をひっぱってきます。ブスでもバカでも不器用なやつでもなんでもいいんです。たまたま「ブス」だっただけなんです。
参考拙記事:ブスだからもてないのではなく

超余談:元配と付き合い始めた当初、「お前みたいなブス、オレと付き合ってもらえて感謝しろよ」みたいなことを言われました。そうか、私なんかと付き合ってくれるのはこの人だけなんだ、と彼への執着が発生してしまいましたよー。なんでそうもインプットされたかというと、彼の元カノが美人さんだったのですよね。彼女への引け目が事態をややこしくさせてしまったものと思われ。

玄関での第一印象、とてもステキだったのです。イヤなものを感じなかったのです。キレイな色も身につけていらっしゃるし。自分のことほんっとに嫌いで大事にしてない人はこうじゃないんですよ。これをお伝えしましたら、いつも着てるものだけ褒められる、いつもは暗い服装だけど頑張って明るい色を着るようにしている、とかってまたwww

オシャレが好き、好きな色がある、それだけでもご自分の宝物なんですよ。宝物が増えるともっともっと自分が好きになれます、自分を大切にできるようになります。

さて、最後の課題です、一歩を踏出していただくための儀式、それを決めていただくんですが、じゃあこれをします、と言われたものが意外なものでしてね、なんでそれなんですか?とお尋ねしたら、それはおとうさまが好きなものでした。おとうさまから得られた好ましいもの、宝物ですよね。ちゃんとあるんです、宝物。

おとうさまから受けたダメージも大きかったです。でもダメージに向きあって、穴ぼこを埋めていただくことによって、宝物の存在をうれしく思うことが出来るようになります。

あなたの宝物はいったいなんでしょうか。見つけるお手伝いさせていただきます。

最後までお読みくださりありがとうございました✨
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