占いが災いする時

みなさんご存知のように(知らんか)私は帳簿付けが好きです。
参考拙記事:望むものの正体
ペーパーレス化を目指して今年からはオンラインの会計ソフトを使おうとしてたんですけど、力つきました。やっぱり帳簿は手書きでないとね。ということで(どういうこと?)またぞろ振替伝票を買ってきましたよー。

そのへんの100円ショップででもいまだに売ってるんですね。需要あるのかしら。科目印も欲しいけど、ぜんぜん安くなってないなー。売れてないだろうから処分価格にしてくれたらいいのに。

既製勘定科目印 60本セット KS-60S

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まあ、ウチで使用してる科目数なんてタカがしれてるんですけどね。

みなさんご存(ry)、コネクトロンではヨソの占いで提示されたものがどうにも受け取り難い、とお越しいただくお客さまが少なからずです。まー、献血ルームででも多いですね、こんなこと言われた、あんなこと言われた、と。

つまり提示されたものがご本人さまのご意向に沿うものではなかったということですが、ま、いつもいつもそうそう都合のいいことばっかり言ってもいられませんけど。

方向性がだいたい決まっていて、そこに進む是非を知りたい、背中を押して欲しい、というのはいいんですが、まったく定まってないのに提案するってのは難しいんですよねー。だってこれはメタアウトカムをはっきりさせた上でないとちゃんとしたものは提示できないので。

なので適職とか相性とかってのはあんまり答えたくないのですよ。ほんま、命式から見ただいたいのものですね、あくまで「だいたい」です。

たとえば相性、いいですよ、って言えたらいいんですけど、よくないですよ、って言ってしまったら、気になってるとこにばっかり意識が向いてしまうんですよね。いわばカラーバス効果です。いいところが7あって悪いところが3だったとしても、相性悪いですよ、って言われてしまったら悪いの3の部分にばかりフォーカスしてしまうんですよね、そして、やっぱり悪いんだわ、って納得してしまう。

もちろん逆の場合もありますけど、いいとこが3で悪いとこが7だけど、相性いいですよ、って言われていいの3の部分にフォーカスして結果的にうまくいっちゃうってのもね。

でも人が占いに頼っちゃうのは不安を払拭するためなので、ベースに不安があるとどうしてもネガなほうにフォーカスしてしまいがちなんですよ。

そう、占いのカラーバス効果が災いとなってしまうのです。

いい方角、いい時期、いい相性、適職、等々。

これがいいよ、と言われるとそれ以外のものが目に入らなくなるのですよねー。違う方向にも可能性はあるかもしれないのに、それをみすみす逃してしまうのです。入れ食いの漁場だけでしか魚が釣れないわけではないのです。

参考になるよい記事がありましたよ。
恋愛スタート直後の相談は二人の寿命を縮める/はあちゅうの女の本音

もちろん占いで提示されたものがたいへん有効である、というケースも多々あります。しかしそれと同じくらいに、可能性を限定してしまってもったいないことになってしまった、というケースもあります。

やはり一番大切にしていただきたいのは、あなた自身の「どうしたいか」ですね。

それがない人は、それがないこと自体が問題なのですよ。占いに「これ、しなさい」と言われたことだけをずーっとやっていくことなど出来ません。もしも出来ているなら、それはあなた自身のホントの人生ではありませんよ。

参考拙記事:占いがコンパスならあなたは何でしょうか

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