アメブロ負け犬だったわけ

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 神戸元町コネクトロンのいまぷです。
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さ、今日はいつもに増してダラダラと長いですが、結論は最後の最後にありますのでくじけずに最後まで読んでくださいね!!

私の出身地は米どころ、酒どころです。高校の同級生で造り酒屋に嫁いだのが5人もいます。お酒を頂戴するんですけど

おいしくないんです

なんでこんなにおいしくないのにやってけるんだ、と不思議だったのですが、地元の冠婚葬祭の集まりで適当に消費されるので、営業努力をする必要がないようなのですよ。ぬるま湯ってダメだわー。

※まったくの余談ですが、ここで私は「まずいんです」ではなくて「おいしくないんです」と書きました。まずい、と、おいしくない、の違いはなんでしょうね

作り酒屋が営業努力をしないように、私も営業努力をしませんでした。なぜなら、適当に需要があったからなのです。

私が初めてホームページというものを作ったのはチビが年長さんだったか小1だった時だと思います、うわ、今から12年以上も前ですね。

きっかけになったのは呉エイジさん。

我が妻との闘争―パソコンをめぐる夫婦のドタバタ日記

我が妻との闘争―パソコンをめぐる夫婦のドタバタ日記

MacPeopleの連載で呉エイジさんを知りました。呉さんの個人サイトがおもしろくてすっかりファンになったのですが、そこで個人サイトを持つことの意義が熱く語られていまして、よし、私も作ろう!と思ったのです。
「KHP〜Kure’s Home Page〜の真実」若い人達へのメッセージ
悪態つきまくりのサイトのおかげで、暴言マダムとのありがたい呼称も頂戴することが出来ましたよ。未だに私のことをマダム、と呼ぶ人がいます。

これをスタートにいくつものサイトをスクラップ&ビルド、ブログというものが出来てからも一体どれだけ作っては潰したことか。

でね、それらがですね、適当に読者がついてアクセスが稼げるのですわ、特になにもしなくても。悪態ついたり、バカじゃね?みたいなことを書くだけでやってくる人がいるのです、それなりの数。ここで私はすっかり勘違いしてしまったのですよ、書きたいことを書きたいように書けば読んでくれる人がやってくる、と。自分の書くものが一定量の特定の方に需要がある、書いたら絶対に見つけてもらえる、という根拠のない自信が出来てしまいました。

たいした文章が書けるわけでもないし、物書きを目指したこともありません、でも書くことは楽しかったのです。この時期、莫大な量のテキストをネット上に投下していたのではないでしょうか。ま、おかげで色んな縁が繋がりましたけどね。

さて、時代はブログ全盛です。ブログでの集客というものがあることがわかりまして、占いの仕事をせざるを得なくなった私もアメブロに手を出しました。右も左もわかりません、集客コンサルの商材を買ったりセミナーに行ったりしました。

そこで私は文章に徹底的にダメ出しをされてしまったのです。あなたの書くものはダメだ、と。それではお客さんはやってこない、と。

集客コンサルの指導受けた方ってテキメンに文章が変わりますね、見てたら誰の指導受けたかもわかるくらいですね。元々書けなかった人ほどそれが顕著です、だって自分のスタイルが無いのだから。なのでどれを読んでも同じ印象です。文章だけに限らず、ブログのタイトルとかプロフィールの名前とかスキンの構成とか、たしかに何もしてなかった時よりは見やすくなってますけど、ほんっと見分けがつかないです。

※余談その2
かつてアニエスb.が日本に入ってきたとき、猫も杓子もアニエスb.の洋服を着て世間のオシャレ度が一気にレベルアップしました。いけてない子ちゃんもいけてる子ちゃんになれたんですけど、普及し尽くした時にはアニエスb.を着ていなかった時以上にもともといけてる子とアニエスb.効果でなんとかいけてるレベルになれた子との差が激しくなりましたねー。

まー、確かに自分の文章は癖があると思っていたので、コンサルに言われた通りに書こうと努力しました。そしたらですね、書けなくなってしまったのです。書けなくなっただなんて、お前は一体どこの作家さまだよ!ってカンジですが、ほんっとうに書けなくなったのです。「ちゃんと」書かなきゃ、と思ったら書けなくなったのです。

これは私にとっていまだにトラウマレベルの出来事なんです。

コンサルの言う通りにしなきゃダメなんだ、という縛りでしたね。これがずーっと尾を引いてます。

悩んだ時期がどれだけ続いたか、もういいわ、やっぱり好きなように書くわ、とそのタイミングでまたブログを作り直したんだったかな、おかげさまで(誰のおかげ?)また書けるようになりました。そしてもう集客コンサルに頼ることもやめよう、と思いました。

でも文章はもうちょっとどうにかしたかったので、文章指導をしてくれる人を探して元日経記者の鈴木淑美さんにたどり着きました。プロの指導はさすがでしたねー、ちょこっと気をつけるだけで読みやすさがえらいこと変わる。うん、集客コンサルは集客のプロではあっても、文章のプロではなかったのだな、とわかりました。文章のプロではない人から指導されるものを私は受け取ることが出来なかったのですよ。

鈴木さんから、今庄さんはそのままでいいですよ、って言っていただけたのも大いに自信になりました。

※余談その3
コンサルという人種に関わって思ったのは、まー、仕事柄かもしれませんけど、コンサルがすることって基本ダメ出しですよね。もちろんダメだからどうにかして、ってお願いしてるんですけど。うん、ダメ出しトラウマはコンサルアレルギーにもなってしまいました。

アメブロという場は特殊で、これをやったら絶対にうまくいく、というやり方がありますよね。私はそれが出来なかった。集客コンサルが、これをしなさい、ということが出来なかった。セミナー行くじゃないですか、ランチの時間、料理が並べられたと同時にみなが一斉に写真をとります。そしてブログに乗せます。撮らなきゃ、載せなきゃ、って。なになにさんと一緒にランチしてま〜す、って記事がいくつもアップされますよね。あの仲良しごっこがもうイヤで、イヤで。仲良しごっこできないとアメブロではやっていけない、というのが私の(間違った)認識です。

※余談その4
セミナーやワークショップ、どこにいっても同じメンツばっかりだ、知り合い同士でセッション受け合ってるだけだ、って指摘される方も多いですねー。そりゃそうですよ、だって仲良しごっこなんだもの(って暴言にすぎますか、そうですか)。

というわけで(どういう?)私はアメブロに疲れはててしまい、はてなに場を移したのでありました。アメブロ負け犬です。ピグを見るのも芸能人ブログの告知を見せられるのもうんざりですwww

いつもお世話になってる販促企画事務所ブランシュ:則枝美香さん、則枝さんは販促のプロです、実は集客と販促の違いがイマイチフルイチよくわからなかったのですが(スイマセン、いまだによくわかっていないです)、こうしたらいいよ、ああしたらいいよ、ってヒントやアドバイスをたくさん下さるんですが、私が動かないんですよねー(ダメ人間)。まー、ホームページを触らない様子を見ていただけたら、いかに私が「そういうこと」に気が乗らないかがわかっていただけるかと。

ほんと、とにかくイヤだったんです、ホームページ触るの。霊障かと思うくらい(いや、マジで!!)。集客って言葉にもものすごいアレルギーあります。集客は愛だ、とか書かれてあっても、頭ではわかるけど腑に落ちません。仕事を始めてからずっと課題だった、「人のために」というところもクリアできたと思うんですよ、自分がやってることが人のためになってるって思えるようになったんですよ、でも、集客は愛だ、って思えなかったんです。集客というか、集客活動がイヤだったのです。私の思うところの集客活動ってつまり、集客コンサルからこれしなさい、あれしなさい、って言われたことです。

さて、ブログの書籍化など考えたこともないのですが、知り合いに読ませたいから印刷物化して欲しい、というご意見を以前から少なからず頂戴していました。本とまではいかなくても、これは読んで欲しいな、という記事をいくつかピックアップしてパンフレットみたいにして配ったらいいかな、とも思ってはいたのです。まー、思ってるだけで実行に移さないといういつものパターンだったのですが。

アマゾンで出版しないか、というお話がやってきました。ちょっとそそるシステムです。コネクトロンのブログを知り合いに読ませたい、とおっしゃってくださってる方々の手に書籍として届けられるならそれにこしたことないな、と気持ちが動きました。

すると則枝さんが、書くことはイヤじゃないんですね、だったらこんなのもありますよ、と書籍化の企画をひとつ教えてくださいました。それ見たとき気づいたんです、なんで集客がイヤだったのかが。

集客をしろ=集客活動をしろ、ということは私の中では「お前のブログはダメだ」と言われていることに等しかったのです。お前のブログはダメだから、それ以外のことをやれ、と言われているように感じてしまっていたのです。

つまり私がイヤだったのは集客活動ではなくて、お前のブログはダメだ、と言われることだったのです。

集客コンサルトラウマもその原因のひとつではありますが、「ブログダメ」にそうも拒絶反応を示してしまうのはなぜか。

書いてる時、何人かの方のお顔が思い浮びます、あの方のこの問題解決に役に立つように、と思って書いてます。特定の方でなくてもどなたかの役に立てばいいな、と思って書いてます。その気持ちを否定されたように感じたのでしょうね。

則枝さんから「書くことはイヤじゃないんですね」と言われたことで、書いていいんだ、って思えたんです。承認してもらえたのです。

販促と集客の違いがわからないダメ人間の私ですが、ブランディングってのは「ここにお役に立てる人間がいますよー」ってことを旗を振って知らせることだ、と理解できました。私はその旗振りをブログで一生懸命やっていたのです。それを否定された感があってパッケージ化された集客システムに乗っかることが出来なかったのです。

コネクトロンにお越し頂く方のほとんどがブログを見て来られています。私が振ってるブログという旗を目にとめてくださったのです。

ブログこのまま書いてていんだ、と思えたからこそホームページも触ろうか、という意欲が(ちょっと)湧いてきましたwww

これも則枝さんにしつこく何度も訴えてたんですが、

真剣に一生懸命にブログ書いてるんですよ!!
届け、この言葉!!とか思って!!!!

だから、こんだけ一生懸命にやってるのになんでブログ以外のことせなあかんねん、って思ってしまってたんです。

まあ、思ってるだけではダメ、ちゃんと届くようなやり方をしないと、ってこともようやく受けとめられるようになりました。それも、書いていいんだ、と思えたからこそです。

えー、今回のテーマはですね、いかに私が真剣にブログを書いているかということではなくて、私が何年も悩まされてきた「集客がイヤ」という問題、どんな占いもカウンセリングも解決できなかったもの(ほんま、どれだけいろんなところに相談したか!)が則枝さんの提案で氷解した、ということです。

問題の根っ子って、ほんっっと簡単に姿を現してくれません。問題がスタートした時点からだけではなく、それ以前のご自身の中にあるいろんな問題も関与してきます。

今回は「集客がイヤだ」という問題を解決することを則枝さんにお願いしたわけではありませんが、予想だにせずラッキーな着地点にたどりつくことができました。

コネクトロンではこの作業を3時間かけてやってるわけです。集客がイヤだ、というお悩みの方がいらっしゃったら、なぜイヤなのか、を探り当てにいきます。カード開いて、ああ、これが問題ね、って簡単に出てくるものじゃないんですよ。

あなたの貴重な3時間、どうぞ問題解決のために悩みの探偵に使わせてやってください。

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