文庫本を読んでます。
相変わらず附箋だらけです。
いつもはすぐにカバーをとっぱらっちゃうんですが
カバーを頂戴したので、それを装着して読んでます。
裏地もついてます。
一番感動したのはこのシオリ紐(?)
紐部分も編まれているもので、サクラのパーツの中央に別素材のメシベ(?)が貼付けられているのですよね。なんて細かい作業でしょうか。
全体像
作ってくださったのは結糸舎さん。
時は金なり、ってのは真実であります。このブックカバーを作られるためにいかほどの時間が費やされているのか。これを言うと、そんなのたいしたことないよ、と言われてしまいそうなのですが。
愛しているから大切に扱うのではなく、大切に扱うから愛おしくなる、こんな丁寧に作られたブックカバー、それに包まれた本、大切に扱わないわけにはいきません。ページをめくる手もいつもの雑さとはうってかわり、そして目に入ってくる文字の意味も重さを増す。
モノってのは作った人の愛が使う人に届けられたものですね。
自分を愛せないという方、まずは丁寧に扱ってみてください。手をかける、費やすもののレベルをあげる、等々。
ちなみに麗しいカバーに覆われているのはこちら。
- 作者: ドリアンT助川
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2000/02
- メディア: 文庫
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