04)豊田診療所〜溺れる者は藁をも掴む

さて、次にすがった藁は漢方。こちらの先生。

肝炎は体を温めれば治る―自らの肝炎を治した医師の体験メソッド (ビタミン文庫)

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残念ながら逝去されました。

ここも母のために見つけ出したところです。本人がいなくても薬だけ貰うことは出来たのですが、半年に1回の受診が義務づけられていました。この診療所も全国からすがりに来ている人がわんさかで、特にアトピー不妊に実績があったようです、もともと産婦人科のドクターだったので。

生活指導がとにかく厳しい。とにかく冷やすな、とにかく太るな。

初めて行ったときは腹の肉を鷲掴みにされ、なんやこの肉は!と怒られました(実話)。私の身長は158センチなんですけど、ベスト体重は42キロと言われまして、私の骨格や体質的にそれ以上の体重は保てないとのこと。

冷やさないために靴下の4枚重ね履き、体温より低い温度のものは摂取するな、砂糖厳禁。特にチョコレートがダメとのことで(ホ・オポノポノできませんね!)素直に従っていたのですけど、チョコ断ちをしてしばらく、うっかり食べてしまったら身体に衝撃が走りましてね!チョコレートって身体に悪いもんなんや、ということがよーくわかりました。砂糖の代わりにハチミツ使ってました。果物も甘くて身体を冷やすからダメ。

で、冷蔵庫から出したものをすぐに飲み食いしないのはもちろんのこと、ヤクルトですらいちいちレンジで温めて飲んでましたよ。おっと、今かいてて気づいたけどヤクルトも甘いからダメだったんだな。

ご自身は入院して点滴する際も点滴パックを温めさせていたそうです。それを聞いていたからか、自分が点滴された時は冷たいものが身体の中に入って行くのが実感できました。

痩せるために行ったわけではないですが順調に体重が減って、提示された42キロになった時は「よぅ頑張ったなあ」と褒めてもらえましたし、実際、身体が軽くて体調よかったです。

妊娠した時、神大では「産んでもいいけど育児しちゃダメ」って言われたんですよ。でも豊田診療所で妊娠報告をした時はほんと破顔ってカンジで「おめでとう!」って言ってくださって、「心配ないよ、大丈夫だよ、母乳もやっていいよ、でも僕の言うことはちゃんと守ってね」と。

豊田先生のやり方に批判的な意見も耳にしましたが、なんたってすがってたし、とことん向きあってくださってるって姿勢に信頼が持てました。何年かよってたかなー、阪神大震災の後しばらく行けなくなって、再開したものの元配が国民健康保険料を滞納して保険証が使えなくなった時に終わりとなりました。その後は近所の漢方薬屋さんで実費で購入してましたけど、お金が続かなくなって止めました。

飲んでる時はどう調子がいいのかわからなかったけど、止めたら覿面具合悪くなりました。別居して保険証を取り戻してからは豊田先生の後輩だったドクターがいる近所の診療所で同じものを処方してもらってましたが、いつのまにか止めてしまってましたね。

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05)片山ヨガ〜溺れる者は藁をも掴む

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