エンパス(完結編)

これの続き

(6)エンパスであることの意味

コネクトロンでは私に出来るやり方でしか問題を解決することはできません。出来ないことは出来ないのです(当たり前)。何かが見えるわけではないので、見えるものでしか対応することは出来ないのです。天使もオーラも過去世も来世も宇宙人も私には見えないのです。ちなみに、動物が何しゃべってるかもわかりません。もちろん死んだ動物がどうして欲しかったかなんてわかりっこありません。

さーて、お待たせしました(え?待ってない?)。満を期して(大げさな)エンパス完結編ですよっ。

童話:アメフラシ

↑これを書いたことによってわかりました、エンパスについて書くということは「そういうこと」とどうやって向きあうか、というコネクトロンの姿勢について書くことだ、ということが。

そういうこと=非サイエンス

セッションの事例として書こうとしたから書けなかったのです、そういうことについてコネクトロンはどう対応させていただくかということを書けばいいのだと遅まきながら理解しました。振り返れば今の仕事を始めてからずーっと、「そういうこと」とどうやって折り合いをつけるか、ということで悩んでました。いわば占いに救われなかった占い師シリーズは悩んだプロセスの記録です。

既出ですが、とある「見える方」体調不良で悩んでいらっしゃいました、どこの病院にいっても原因わからないし治りません。自分よりさらに見える人のところに行きました。なんか憑いてました。とってもらいました。治りました。

これを聞いたときですね、体調不良=霊障と思えない人、霊能者と繋がりのない人は体調不良からは解放されないのか、と思ったのですよ。いつもツイッターで霊障、霊障といってますけど、ほんとにそう思ってるわけではありません。ましてや私に霊障をどうこうする力があるはずもありません。

見えないとダメなのか、「そういうもの」と繋がる力がないとダメなのか。こういうことでずーっとモヤモヤしてたんです(バカですか、そうですか。

残念ながら、大変残念ながら、私には「そいういう」力は無いのです。出来ることをやるしかないのです。自分の手にあるツールで問題に対応するしかないのです。まったく手も足も出なかった、目の前で起きている出来事の不思議さに度肝ぬかれたのは「1対1のセッションだと思っていたら」シリーズです。

 

これも珍しいケースじゃないんですが、子どもがですね、親族の中の調整役として人身御供に出されてしまうことがあります。
参考エントリー:夫の自堕落が許せないのはなぜ?
60代美人エンパスさん(なんて呼び方だ!)もそうでした。実のご両親から離されて父方の祖父母の元に行かざるを得なかったのです。

どなたも憶えてはいらっしゃらないかと思いますがエンパスシリーズ、当初は「嘘つきだったのはなぜ?」というタイトルでした。美人エンパスさん、祖父母の元に身を寄せていましたがご両親の元に居たかったです。ご両親と祖父母さんが袂を分かつことになったとき、当然ご両親を選択しました、その時おじいさまから「ずっと一緒に居てくれると言ったのに。お前は嘘つきだな。」と言われたそうで、それが大きなダメージになってたんですね。

人身御供にならざるを得なくて、周囲の大人の顔色をうかがうしかなかった環境が過剰に空気を呼んで反応してしまうエンパス体質になっているのかな、というのが1回目のセッションで見えて来たものでした。

さて、2回目です。ご主人さまとの関係で問題になっているもの、その根っ子は1回目には登場しなかった美人エンパスさまのおじいさまの前妻さんでした(ややこしい?)。この方が登場して、いろんなものが見えてきました。前妻さんが出て来なかったら、たどりつけない結論でした。だからネホリーナハホリーナは必要なんですよねー。

これと同じように、何気に口にしてくださったことが問題解決への大きなヒントになったのはこちら。
参考エントリー:夫の不貞の原因は?
これは、おじいさまが外国の方だったと言ってくださらなかったら根っ子にはたどりつけなかったものです。

因果の因ってね、親だけじゃないんですよ、さらにその上の世代まで遡るんですよ。そらー探しますよっ、見つけに行きますよっ。

さて、最後まで美人エンパスさんがこだわっていたこと、それはご自身がエンパスであることです。こだわるからにはエンパスであることのメリットがありそうなもんですが、それがないんですよ。人からの悪意を受け取るばっかりでね。

ご自分のことをエンパスだと思ってしまったのは、電話相談員の面接試験を受けにいった時の試験官の対応だったそうで。その時に感じたものをググってエンパスにたどり着いたそうなんです。あなたはエンパスだ、って言われたわけじゃないんです。

「そういうこと」への関心をお持ちでした、なのでエンパスという考え方もスムーズに受け入れることが出来たのでしょう。

エンパス体質が作用している問題がおかあさまの事以外にもうひとつありました。最後の最後で訴えられたのはその問題についてです。だって私はエンパスだから、と。なぜ問題解決よりもエンパスであることを選ばれるのか。

「そういうこと」と繋がった最初のポイントを探りに行きました。そこで出て来たのがお金の問題でした。お金にまつわる痛みを埋めるために、エンパスであることは有効だったのです。お金の痛みの根っ子は、ご両親が祖父母さんと袂を分かった後の経済的な問題でした。エンパスであることは経済的な痛みから身を守るための鎧だったのです。

その痛みを癒すことが出来れば、エンパスである必要はないのです。

サイカードに出ていたセクシャルな問題はおじいさまの前妻さま由縁のもの、お金の問題はご両親と祖父母さまとの関係に由縁するものでした。

美人エンパスさんを悩ませていた問題、ご主人さまのこと、エンパスのこと、どれもご本人さまが持って生まれたものではありません、育った環境、それも祖父母の代に端を発するものです。子ども時代の痛み、ちっちゃいちゃんの穴ぼこです。

これがコネクトロン流の「そういうこと」への対応です。あなたの過去世はマヤの神官だったのよ、人々の苦しみを癒せなかった痛みが現世で人の痛みに反応させてしまっているのよ、それがエンパスとなっているのよ、とかって言えたらいいんですけどねwww

最後までお読みくださりありがとうございました✨
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