このカードが出たら絶対にその意味しかない、と判断しているものがいくつかあります。〜でしょ、と投げかけさせていただいて、いえー、そんなことないです、と返されても、だってこのカードが出てるもん、そんなはずないよ、と執拗にせまります。そういうカードのひとつがこちら。
「復讐」です。
https://connectron.jp/20130227-1361957884/
ほんとはこうしたかったのに、って不満があるのです。ほんとはこうしたかったのに〜のせいで出来なかった。そのせいで今が不本意な状態である、ってやさぐれているのです。
でもねー、世間のいい子ちゃん達はエライんですよねー、人のせいにしないのですよ、そうなったのは(どう?)自分のせいだ、って一生懸命に言い聞かせていらっしゃるのですよ。
なぜか。
それはどうしようもないことだったからです。あの時こうしていられたらな、こういう対策があればな、こうできてたらよかったのにな、それらがすべて改善のための用を成さないのです。打つ手がないからあきらめざるを得ないのです。そのために自分がダメだから、と思い込むしかないのです。
勉強が好きだった、進学したかった、でも家にお金がなくて塾に行けなかった。自分より出来ない子に抜かされてしまった。私は頭わるいんだ、と思わざるを得ません。
勉強が好きだった、進学したかった、でも家の中は常に争いに満ちていてじっくり机に向うことは出来ません。どんな状況であっても頑張れなかった自分がダメだったんだ、と思わざるを得ません。
勉強好きだった優秀な少女は、ダメ人間というレッテルを自分に貼ってその後ダメ人間としての人生を歩むのです。
でも、本来もっているもの、生まれもったリソースがそれを許しません。あんたはダメ人間なんかと違うやん!ほんとの力、ちゃんと発揮しようよ!と尻を叩こうとします。でも後天的にインプットされてしまったビリーフ=私なんかダメ人間がそれを邪魔するのです。
ビリーフを覆すためにはどうすればいいのか。
あなたがダメ人間になったのはあなたのせいではない、と認めることです。誰かのせいでダメ人生を歩まざるを得なくなった、と認識することです。
誰かのせいにするのは、決して誰かを貶めることではありません。あくまであなた自身に罪はない、と罪悪感からあなたを解放するためです。本来のリソースに力を発揮して貰うためです。
あなたが本来の輝きを取り戻すためのお手伝い、させていただきます。