( ゚∀゚)ノ こんにちは!
占い(四柱推命・易・タロット)と心理学(NLP・ビジョン心理学)で
悩みの根を絶ちあなたと幸せをおつなぎする
神戸元町コネクトロン 悩みの探偵:いまぷ です。
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🔵当記事カテゴリー:ご感想・事例
🔴当記事タイトル :怒れないのはなぜ?
40代女性さま、セッションの内容をブログ化させていただくことご快諾いただけました、ありがとうございます!
常々申しておりますように、お悩みのパターンに例外ってあんまりないんですよ。たいへん大雑把にまとめてしまえば、欲しい時に欲しいものが欲しい人から得られなかったために自分にダメのジャッジをして、そのジャッジがいろんな不本意を引き寄せてしまってる、ほんでダメのスパイラル、なんです。
自分にダメ感を与えてしまったものの正体がわかれば、ダメなのは自分のせいではないのだ、ほんとの自分を出せれば本来の自分のリソースにふさわしい成果が得られるのあ、となるのです。
本来の自分と、いつどこで何があったせいでダメ感を抱かされてしまったか、それを特定するのが悩みの探偵の行う作業なのですよ。
レアケースというのはこういうのを言うのです。
参考エントリー:超レアケース!交際が長続きしないのはなぜ?
さて、今回のケースもレア度が高いです。レア度が高い時ってセオリー通りに進まないのでセッションの進捗が膠着するのですよ。ほんで、いったん全部ひっくりかえしたとこで根っこの正体が姿を現わすんです。
セッションの流れ に沿って書いてみますね。セッションのほぼ再現なので、めっちゃ長いです。
1:命式作成
私の憧れの月刃格さまでいらっしゃって(参考エントリー:番長と裏番長)、おまけに日干が丙(参考エントリー:明石家さんまは太陽か)。一番多いのが劫財と、天上天下唯我独尊のような方ではないですか!実際、かなり思い切った決断と行動をなさっています。そんなこと出来る方が主訴として『人に合わせてしまう』『一本筋の通ったものが自分に欲しい』などとおっしゃるのですよ!自分をわかってないにもほどがありますね!!
2:イヤーカードの説明
去年が審判で今年は世界。長年の積み重ねの成果が現れる時ですね。
3:ベーシック・リーディング
・ブロックしているもの『復讐』
参考エントリー:「復讐」の復習
・では、どうするか『許し』
参考エントリー:セラピーカード「許し」
・得られるもの『喜び』
・現状『皇帝の逆位置』
4:悩みの見極め
ネガティブカードに『復讐』が出ているので、過去に思い通りにならなかったことはなかったですか、とお尋ねしました。職歴を伺うと、経験の積み重ねがスキルになるということをあまりされていないのですよ。
何かになりたい、何かをやりたい、という明確なものを持たれたことがなかったのですね。望まないということはあきらめてしまっているということ。あきらめざるを得なかった要因として、ご家庭の事情がでてきました。
5:誰のせいでそうなってしまったか〜原因の特定
その事情の「せい」でどうなってしまったか、『人の顔色を伺うようになってしまった』とのことです。
6:メリット/デメリット
顔色をうかがうことのメリットは、オレンジの「うれしい」にたどりつきました。
顔色をうかがわないことのメリットは、うすい青の「爽快」にたどりつきました。
7:統合
「うれしい」と「爽快」を統合すると、ツルツルの「きらめき」ちゃんになりました。
8:ターゲットとする感情の見極め
「きらめき」ちゃんが来てくれたらどうなれる?
自分の目で見て、人の言葉を借りずに済むようになる、とのこと。
うーん?
よくよく伺うと、セルフイメージと他者評価にえらいことギャップがあるようなのですね。他者評価のほうがいいんですよ。ということは、受け取れてないってことですが、世間の人は本当の陰気な私を見ていない、世間の評価はまさに丙を象徴するようなものなんですが、ほんとの私はそうじゃない!と強く否定されています。
そこから感情をひっぱり出しました、重くなる、情けなくなる、損してる、悲しい、いろいろ出てくるのですが、イマイチフルイチ絞りきれないんですね。
わからない、出てこない、と頭を抱えられてしまいました。最終的に出てきたのは「なんでそんな風に思っちゃうのかな」、長いです、感情を現わすシンプルな言葉ではありません。でもこれ以上は出てこなさそうなので、これをターゲットにすることにしました。
9:パートの場所
「なんでそんな風に思っちゃうのかな」があったのは喉の奥。グレーで90℃で80kgでカチカチのものがあります。
が、手をあてていらっしゃるのは喉ではなくて首筋。喉じゃなくて首ですよね、と確認しました。そこにあったのは20℃で40kgで硬くてツルツルのもの。
10:トランス
首筋にあった「なんでそんな風に思っちゃうのかな」から出てきたのは6歳ちゃん。家の中でおとうさんと遊んでいます。
が、「6歳じゃない、2歳だ」と変えられました。2歳ちゃんも家の中でおとうさんと遊んでいます。
でもその光景は心地よくない。おとうさんに、ちゃんと遊んで、と言いたい。そしておとうさんから「何して遊ぶ?」と言って貰えたら楽しくなれる。
ピンクの「楽しい」を持って2歳から現在の年齢まで進んでいただきました。ピンクの「楽しい」が今あったら、何ができますか?とお尋ねしましたところ、何もしたくない、と!
景色から人がいなくなってしまった、不安だ、なんでこんな不安なの?と強い感情が出てきました。
再度、その「不安」をターゲットにしましたところ、それは胸の奥に、うすい緑で20℃で50gで、ザラザラの軽石のようなものでした。
胸の奥、とおっしゃいましたが、手は背中にあります。胸の奥じゃなくて背中ですね?と確認しました。
出てきたのは5歳ちゃん、保育園の運動会です。運動会が終わった後、ひとり残されています。誰も迎えに来てくれません。
助けて!と言いたいです。が、言いたいのは親ではなくて「誰か優しい大人」。優しい大人から、「ずっと一緒にいるから大丈夫だよ」と言って欲しい。
すると安心できる。
ここに居ていいよ、と安心できる。その安心の色は青でした。
11:タイムライン〜過去から未来へ
青の安心を持って現在の年齢まで進んでいただくと、いろんなことをして、沢山の仲間と一緒にいて、みんなの前で堂々としていられる、私はこんな人間なんだ、と胸をはっていられる。
それはうすい青の自信、それを持ってさらに未来に進んでいただくと、55歳になりました。55歳さんは颯爽と歩いています。ワンピースにハイヒールで「先生」をして、多くの人から慕われています。
どのようなことを教えていますか?
マナーとかじゃなくて、生活で役に立つ、よりよく生きるためにはどうすればいいか、というようなこと
55歳の颯爽と歩く先生像はとても心地よくて、それは必要なものでした。
12:タイムライン〜未来から過去へ
55歳から現在の自分には、「慌てなくていいよ、先は明るいから、落ち込まないで」というメッセージが。
それを受けて、「それを信じる」と答えられました。
そして、明るい未来を信じることができた現在の自分から5歳ちゃんに対しては、「大丈夫だよ、未来はいっぱい楽しいことがあるよ」と。
そう言われても、5歳ちゃんの不安はなくなりません。
5歳ちゃんはなぜ不安だったのか。
お前なんか居てもいなくてもいい、と言われていました。
自分への強い否定、生きてちゃいけないと、自分の気配を消すということをされてきました。親から省みて貰えなかったという寂しさ、滂沱の涙となったのですが。
が。
なぜそうも省みて貰えなかったのか、ということが全然出てこないのです。小さい時、ご両親が共働きで寂しかった、というのは出てきましたが、それだけなんですよ。じゃあなぜ共働きだったのか、とか、なぜ「お前なんかいてもいなくてもいい」という強い拒絶が出てきたのか、ってことがわからないのです。
いつもなら早い段階でわかっている家族構成、改めてうかがったら、10歳年上のお兄様がいらっしゃいました。
お兄様、ご病気でした。病気の兄に手がかかるために省みられなかった。
だけではありませんで。
お兄様、ちょっと重篤な問題行動がありました。妹に困惑と恐怖を与えるものです。
お兄様の「せい」でどうなってしまったか。
言葉を選ぶようになった、人に怒れなくなった。
言葉を選ぶようになってしまったのは、うかつな発言で親の怒りを買うことを恐れていたから。お兄様で手一杯な親にそれ以上負担をかけられなかったから。
人に怒れなくなったのは、怒っても仕方がないから、誰にも怒れないから。
お兄様の問題は誰の「せい」でもありません。なのでお兄様からインプットされた困惑や恐怖についてお兄様に文句言えないのです。もちろん親御さんにも。
あんたのせいや!と言えるほうがいいのです。だから解りやすい暴力や虐待があるほうが怒りを引き出せていいのです。怒れない方は感情を出せないし、自分のダメージのほどが認識できていないのでより重篤です。
誰にも訴えることのできない理不尽さ、それは深いあきらめとなりますし、自分を責めるしかなくなります。
私のいったい何が悪いの?私の何が悪くてこんな思いをしなくてはいけないの?
私が悪いんだ、私が悪いからお兄ちゃんは病気だし、お父さんとお母さんは「お前なんかいなくていい」って言うんだ。
それでなくても子供は、家の中の問題の原因を自分だとしてしまいがちです。親を救うために自分が荷物を背負うのです。
深い、深い、あきらめを抱え込み、自分の人生に希望を持つことなどできないでしょう。
それでも必死に足掻いて来られたのは、それこそが持って生まれた強さゆえだったのでしょうね。
これからの課題として、仕事をしてお金を稼ぐ、ということがあります。自分の自信、達成感、充実感となるお仕事に進んでいっていただくことが必要なんですが、いかんせんこれまでは自分というものを殆ど出していらっしゃいません。そういう方はまずはリハビリ。何をやったら自分の心が喜ぶのか、ということを実際に体験していただかなくてはなりません。やってみて、つまんなかった、ということを体験することも必要なのです。
この時間、体験は絶対に必要です。ここを端折ると、先々で行き詰まることになりかねません。
タイムラインで未来に進んだ時に、将来の理想の姿として講師のようなものをあげられる方が非常に多いです。
それはなぜかというと、洞穴の中から出てきて最初に目にしたものがセミナーやワークショップなどでの体験であることが多いからです。
講師さまはさぞかし輝かしい存在として見えることでしょう。そして皆さん、それを目指してセミナージプシーに一直線なのですよ。
ちょっと脱線ですけど、集客セミナーを受けたら、そのセミナーを受けることで本業に成果を得るべきなのに、本業はほったらかしで集客コンサルになってしまう人の多いことよ。で、集客コンサルばっかり増えても仕方ないじゃないですか、タコが自分の足を食べるようなものです。そこでさらに、集客コンサルのコンサルが繁盛するわけです。
みんながみんな、集客コンサルになる必要ないのです。
あなたにはあなたにしか出来ないことがあるはずなのです。
それを見つけるためにも、まずは自分の本来のセンサー、アンテナのリハビリをすることが必要不可欠なのです。
リハビリをした上で、なりたいものが講師だったらいいのですよ。リハビリ前に講師しか浮かんでこないというのは、それだけ見ているものがまだ少ないシルシです。
13:ヨシヨシ
誰も悪くなかった。だから誰にも文句言えなかった。自分が悪いと思うしかなかった。
14:宝物との再会
絵を描きたい、書道もやってみたい、ボイストレーニングもやってみたい、と希望をいっぱい口にされました。どれも、やりたくてもやれなかったことです。自分は楽しんではいけない、と思っていたから。我慢するしかなかったから。
アウトプットしたくて仕方がないって感じですね!アウトプットの手段を獲得したなら、これまで出せずにいた本来の力が溢れ出ることでしょう。
そしてご自分の魂が躍るような多くの人が集うポテンシャルの高い場の中心となれる、それが『喜び』のカードが示すものです。ご自分の人生の舵とりを自分でなさってください。これまではそれが出来てなくて『皇帝』が逆位置となっていました。
15:ビリーフ焼却
自分が悪いと思うしかなかった、という感情を引っ張り出して燃やしていただきました。
*
天の岩戸をこじ開けたのは、持って生まれた強さです。ちっちゃいちゃんが、私がこんなとこにいつまでも閉じ込められてていいはずがない!と声をあげたのですよ。
明るいところに出て行ってください。そしてご自身の丙のエネルギーを周囲にいっぱいばら撒いてくださいね!
*
今回の山場は、『私の何が悪いのか、と思うしかなかった』という言葉が出てきたところでした。問題の本質となる言葉、必ず口にされます。それを引っ張り出すためのたくさんの問いかけです。私が提示するのではダメなのです。ご本人の口から言っていただくことが非常に大切なのです。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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