悩みのるつぼ〜「おばちゃん」のあだ名がイヤ

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🔵当記事カテゴリー：コミュニケーション
🔴当記事タイトル　：悩みのるつぼ〜おばちゃんのあだ名がイヤ

今朝の「悩みのるつぼ」です。

回答者は上野千鶴子センセ。

お題は１０代の女性から、「おばちゃん」というあだ名をつけられてしまっているのがイヤだ。どうしたらあだ名ではなく、ちゃんと名前で呼んでくれるのだろうか、というお悩みです。

それに対する上野センセの回答が、どうも納得できませんで。おばはんはあかんのか、とミソジニーっぽい話に移行してしまっている。おばはんと呼ばれても気にすんな、とか。

うーん、違う、違う。この相談の一番の問題は「話し方や考え方が古くさいことや、走り方が変わっているから”おばちゃん”というあだ名がついた」ってとこですよ。

みんなと違っているから、多数派に属していないから、そこを突かれた、ってとこですよ。たとえ「おばちゃん」というあだ名から解放されたとしても、本名で呼ばれるようになったとしても、考え方が「古くさい」ことや「走り方が変わっている」ことは、相談者の方に少数派の悲哀を味あわせ続けることでしょう。

同学年の子より考え方、話し方が「古くさい（大人っぽい）」のはなぜでしょうね。ひょっとすると、おじいさん、おばあさんに育てられたのかもしれません。年相応のキャピキャピを許されなかった生育環境だったのかもしれません。

そのことに対してこの方が、引け目、負い目を感じてしまっています。

そこを突かれるわけです。

走り方も同じく。

突かれる痛み、人と同じでないという穴ぼこ、そこをどうにかしないことにはこの問題は根本解決には至りません。あだ名か本名か、という問題ではないのです。

走り方が変わっている「せい」でどのようなデメリットを被ってきてしまっていたのか、どうして年相応にキャピキャピできなかったのか、そのことでどんなデメリットがあったのか。

デメリット　＝　穴ぼこ

そこをヨシヨシするっきゃないですよねー。

みんなと同じように走れなくてイヤだったよね

みんなと同じようにノーテンキにキャピキャピしたかったよね

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