ちょっと前の献血ルームで、ひさびさのリピーターの女性、髪の毛がすごく伸びてました。長くなりましたねー!って言ったら、ヘアドネーションするためなんです、と。
ヘアドネーションとは病気などで髪の毛を失った方のためのウィッグを作る髪の毛を寄付する活動です。
ちょうとこの↑記事を読んだところでした。カラーバス効果にしてはタイミングよすぎるー。
この記事で一番フィットした箇所が「マイナスの状態を、目立たずに暮らせる日常というゼロに戻すものでしかない。」ってとこです。
「ものでしかない」という表現に否定的要素がある、ということをその後つっこまれていますけど、それは置いといて(置いとくんかいっ)、マイナスをゼロに戻す、というとこが実にしっくりきました。
私はそれを目指しているのです。
ゼロを10や100にするのではなくて。
ゼロを10や100にできる人は、頑張れる人です、やりたいことがある人です、自分が許せないとかってダメポ沼に沈み込んだりしません。
沼からまずは水面に顔を出す、穴を埋める。
水面に顔を出せてない人は息ができるはずもありませんし、巨大な穴ぼこを抱えている方は穴の上には物は積み上げられません(穴にフタをしてる人は多いですけどね。穴の上のフタは地盤がしっかりしてないので、物を積み上げていくことはできません。フタの下の穴を無き物としてせっせと積み上げていたら、いつか崩れます)。
ヘアドネーションで例えるなら、髪がない状態から髪がある状態にするのがマイナスをゼロにする過程。それで髪がある状態が日常になったなら、いろんな髪型を楽しめるようになる。
ダメポ沼に沈んでる人を無理やりに沼から引きずり出したって、きっと体は泥だらけだろうし、まぶしくて目も開けられないかもしれないじゃないですか。
そもそも、沼から浮かび上がる力もないだろうし。
まずは水面に顔を出せるようになること。物を積み上げられるように地盤を固めること。
このプロセスで滞りを感じていらっしゃる方のお役に立ちたいと思っています。
リハビリが終わったらいくらでも、ひゃっはー!ってできますから。