忘れていません、忘れていませんともよ!忘れてないのに書かないなんて、忘れてるよりタチが悪いですよね!!
これの続き。
さて、以前よりコネクトロンのブログをお読みいただいていて、PTAシリーズを憶えてくださってる方はいらっしゃいますでしょうか。
エディプスの罠(PTA編)
・続:エディプスの罠(PTA編)
ああ、これも未完の連載だった(滝汗。
この2本を読んでいただけたら、エディプス・コンプレックスのなんたるかがある程度おわかりいただけるかと。
エディプスは、欲しいものが手に入らないのですよ。ひとつのものを取り合いして、必ずといっていいほど相手に取られてしまって、ほぼ絶対手に入らないのですよ。
そんな痛みを味わってしまったらどうなるか。
欲しいものが手に入らない、という痛みをずーっと繰り返すこととなるのです。
無間地獄
使えない部下という悩みのほかに、ブルーさんにはどうにも手に入らないものがありました。
いえ、ありません(どっちやねん。
がっつり手に入れてしまえばいいもの、諸般の事情によりあえて距離を置くことにメリットがあったので、不満はあるけど「ま、いっか」という状態ではあったのですが、あまりに悩ましい出来事が立て続けに起きるんですよねー。距離が近づいたと思ったら引き離される、そんな感じのことが何回も繰り返される。
ブルーさんと、手に入れたいものと、邪魔となるもの、そのトライアングル、これってまさにエディプス。
では、目の前にエディプスを出現させる根っことなっているものは何か。
ブルーさん、おとうさん、おかあさんでした。手に入らないのはおかあさん。おかあさまはおとうさまにのみ仕える存在なのです。おとうさまはおかあさまを手放さないのです。
うっかりしてました、おとうさまがおかあさまを手放さないのは愛ゆえではなくて、おとうさまが自分では何もできないからです。おかあさまがイネーブラーだからです。
もちろんおかあさまは好んでイネーブラーになったのではなくて、やってもらって当たり前のおとうさまによってイネーブラーとならざるを得なかったのです。
ブルーさんとおとうさま、おかあさまがブルーさんを優先することはありません、おかあさまは(たとえ自分のほんとの意志ではなくても)必ずおとうさまを選ぶのです。
おかあさまは「絶対に」ブルーさんを選んでくれない。おかあさんは手に入らない。
欲しいものが手に入らない人はどうなるか、身を引くことがデフォルトになります。「私はいいから」と人に譲ります。
あらゆる成果がブルーさんを通り過ぎることとなってしまいます。
ミスを繰り返す部下も、いわば本来の力に見合った成果をブルーさんから遠ざける手段であったことでしょう。
しかし、おとうさまもまた、エディプスにおける敗者でした。おとうさまは、ご自身の父親に選んでもらえない息子でした。選ばれなかった痛み、手に入らなかった穴ぼこが自分の妻への執着となったのかもしれません。家父長制の家風とはまた別に。
ブルーさんとの過去のセッションで、しつこいくらいに繰り返し出たのは「愛」のカードでした。お仕事で力を発揮して成果を得ることがずっとテーマになっていました。
今回のカードはこちら。
ブロックしているもの:個人の神話
では、どうするか:真実
得られるもの:自由
現状:太陽の逆位置
いい子ちゃんはやめて、真実の自分を生きなさい。自分を不自由にしているものから解放されて。
目を引いたのは「太陽の逆位置」、ガツガツと成果を掴みにいけていない、手にしているはずのパートナーシップのありがたみもイマイチフルイチわかっていない。
そうなってしまっているのは、いい子ちゃんをしているから。親の望んだいい子ちゃんをしてしまっていたから。
では、いい子ちゃんではなかったら何ができていたか。
欲しいものを「私はいいから」と人に譲ることをしなくて済んだ。
欲しいものを掴むことができる。
仕事の成果も、パートナーシップも。
甘えたい盛りの子供が、甘える権利をおとうさまに奪われてしまっていました。
欲しいもの、ずっと指をくわえて我慢していました。
欲しかったよね
ほんとは欲しかったよね
物分かりのいい「いい子」なんてしたくなかったよね
丶(・ω・`) ヨシヨシ
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