いつまでひっぱっとんや、さっさと終われや、というお叱りを山のように(うそ、ほんとは1件だけ)頂戴しました(スイマセン、スイマセン。
最終回です(お尻を叩かれるとできる。
こ〜じぃ〜かぁ〜の〜〜バンビぃ〜〜はぁ〜〜かわぁ〜い〜いぃ〜なぁ〜〜♪
6)耳が聴こえなくなったのはなぜ の続きです。
バンビちゃんの家族でまだ登場していない人がいます。
おかあさん。
おかあさんについて、バンビちゃんの口から語られることはありませんでしたが、おかあさんはトランスで姿を表してくれました。
バンビちゃんのちっちゃいちゃんが心を寄せていたのはおかあさんだったのです。
耳を閉ざしてしまうほどに聞きたくなかったもの、心を痛めていたのはおかあさんを心配する気持ちでした。
家の仕事は一切しなくていい、というのが結婚当初の釣り文句だったらしいのですが、蓋を開けてみたら家業の業務でしんどい部分はおかあさんが担当することとなってしまっていました。
子ども3人と家業、そして専制君主の夫、おかあさんの大変な様子に幼いバンビちゃんはさぞかし心を痛めていたことでしょう。
では、おとうさん、おとうさんはなぜ抑圧的な専制君主になってしまったのか。
おとうさんは3代目でした。家業を継ぐためにおとうさんは自分の夢を諦めたのです。本来なら自分のやりたいことで発揮すべきだったおとうさまのセンス、美意識、それが叶えられなかったがために家族を差し置いても自分の「やりたい」は捻れた形で発露されることとなったのです。
家族を抑圧してまでも。
バンビちゃんはこの事実を知っています、当然です、だって私はおとうさまが家業を継ぐために夢を諦めた、というのはバンビちゃんに教えてもらったのですから。
事実は知っているけど、そのことによって自分の気持ちがどのような影響を受けているか、については無頓着です。
親が諦めた夢のリベンジのためにその子が身を呈す、というケースたくさんあります。子はとにかく親が大事だから。
親が子を思うより、子の方が親を思っているから。
おとうさんが夢を諦めたのに、私だけやりたいことやるなんてできない
おとうさんがやりたかったこと、私が代わりにやってあげたい
本人がやりたいことができない、という原因としてこの2つが原因であること、大変多いです。
では、まとめです。
バンビちゃんが自覚しているお悩みとして、やりたいことに専念できない、ということがありました。邪魔になっているのはおとうさんから強いられている仕事B、逆らえないのはおとうさまの抑圧というより、夢を諦めたおとうさまへのシンパシーがバンビちゃんに自分を貫くことを潔しとしない、と感じてしまっていることでしょうね。
おとうさまの痛みに自分が同調してしまっている、そこをわかっていただけるかどうか、それがバンビちゃんの問題解決を左右します。
そして、バンビちゃんが自覚していなかった問題、聞こえてないと言えないこと。聞こえてないことが問題なんじゃないですよ、それを言えないことが問題なんですよ!
聞こえなくなったのはおかあさまを心配する気持ちが原因ですが、では、言えないのはなぜか?
※やはり聞こえないことを言えなかったという事例があったのですが、過去記事どうにも見つけられなーい!!
自分の欠けている部分が周知されることに抵抗を持つ方は多いです。恥ずかしい、とか、みっともない、といった気持ちを伴うことが多いですが、バンビちゃんにそれはなかったのですよ。聞こえないことを他者から揶揄されたということもなかったようです。
なのに、なぜ言えないのか。
これは聞こえないことを言えない、というだけではなくて、アウトプット作業に蓋がされている、ということの単なる一部のように思います。自分が感じたもの、自分の頭の中にあるものを発信することに強い滞りがある。それだけのこと。
出せなくなったのは、おとうさまの「1万は高いから5千円にしろ」洗脳の”せい”ですね。
そして、もっかい戻りますが、バンビちゃんがそうも自分の価値観よりおとうさまを優先するようになったのは、大元となるのは、おとうさまへのシンパシーです。
おとうさまを嫌う気持ちではなくて、おとうさまを思いやる気持ちです。善き心です。
これが、再会すべき宝物なのですよ。ネガなものを掘り下げていって最後に出てくるものです。
そして。
そうも相手を思いやる気持ちを持っていた自分を、ちっちゃいちゃんを、愛おしく思えるのです。
今の自分を愛おしく思えるのです。
今の自分を大切にしよう、誰かの犠牲になるのではなくて、誰かのリベンジの肩代わりの役割をするのではなくて、自分を最優先しようと思えるようになるのです。
あなたの夢はあなたの宝物です。大切な宝物の種に水をやって育ててください。
バンビちゃん、おとうさんとおかあさんのことずっと心配だったね。おとうさんのために、と思うなら、何より自分が本当にやりたいことをやってください。それこそが夢を諦めざるをえなかったおとうさまへの最大のギフトです。
丶(・ω・`) ヨシヨシ
占いはするけど占い師じゃない、
カウンセリングはするけどカウンセラーじゃない、
問題の根本解決を目指す「悩みの探偵」です♪
神戸元町コネクトロン https://www.connectronkobe.com/