相手にダメージを与えるとわかっていてやるのと、わからなくてやるのでは後者のほうがダメージがでかいと言われます。わかっていると、無意識に手加減をするようですね。自分の行為が相手にとってダメージであるという自覚がなければ手加減が一切ないのです。受けるダメージはよりでかいのです。そしてダメージを与えた、という罪悪感もないのです。
それの真逆で(どれの?)原因に心当たりがある場合とない場合では、前者のほうが難物件度が高いのですよね。
あ、これはつい最近も書いたか。書いたような気がするぞ。
問題の根っこ、因果の因にまったく心当たりがなくて、トランスに入っていただいたときにそれが出てきて、これやったんか!と思うのと、私のなんちゃらはあの人のせいなのよ、と意識上のメモリにそれがある場合では、後者のほうがダメージがでかい。
だって常に意識にあって、それがダメージの再生産を続けているわけですからね。なのにその痛みを手放さないってことは、手放さないことにメリットがあるってことだから。
恨み続けることをあえて選択しているわけですから。
こ〜じぃ〜かぁ〜の〜〜バンビぃ〜〜はぁ〜〜かわぁ〜い〜いぃ〜なぁ〜〜♪
4)耳が聞こえなくなったのはなぜ? の続きです。
バンビちゃんは聞こえなくなった日をはっきりと憶えていました。聞こえなくなった前夜に何があったのかもわかっていました。
が。
が!!!!
聞こえなくなったことと、ご両親の争いに聞き耳をたてていたことがつながってないのですね!!
誰がどう見ても、聞こえなくなったのは耳にしたくないこと聞いてしまったせいやんね!!!!
え?違う?違わないよね??
なぜバンビちゃんは、聞こえなくなったことと夫婦の言い争いに聞き耳たてていたことを繋げられないのか。
ご両親の諍いのダメージがでかすぎるからですよ。日常化した諍いは、バンビちゃんの感覚を鈍化させたのです。そうしないとやっていけないから。
もいっこ印象的なエピソードがありました。
修学旅行に行ったら、寝相が悪すぎて周囲から顰蹙を買ったというのですよ。
なんでやと思います?
家ではご両親に挟まれて川の字で寝ていた。寝ているバンビちゃんの上を夫婦のトゲトゲした会話が飛び交っていたことでしょう。その雰囲気は平穏とは程遠く、バンビちゃんに常に緊張を強いていたことでしょう。
その緊張の必要がない旅行先で、バンビちゃんは伸び伸びと心置きなく体を休めることができたのですよ。寝相って体の無意識の調節や、っていますやん。
耳を閉ざしてしまうほど、バンビちゃんはご両親の関係に心を痛めていたわけです。
その緊張が常態化していればいるほど、自分のダメージのほどには気づきにくくなります。
みなさんご存知のように(知らんか)蓋ってピンポイントですることはできません。見たくないもの、聞きたくないものに蓋をしてしまったら、見なくて済むかわりに、聞かなくて済むかわりに、自分が本来見るべきもの、聞くべき有用なものにも蓋がなされてしまうのです。キャッチできなくなるのです。
ご両親の不和に耳を塞いだがために、バンビちゃんは辛(かのと)としての優秀なアウトプット能力にも蓋がなされてしまいました。
あ、そうそう、通ってる「歌わないボイストレーニング」の理論でですね、「聞こえる音は自分でも発声できる」そうなんですよ。ということは、聞こえてない音は発声できない、ってことですやんね。
バンビちゃんにとって、耳を閉ざしてしまったことのデメリットの大きさときたら。
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