コネクトロンが得意とする、問題の原因と目の前の現状をつなげる「風が吹けば桶屋が儲かる」、どんな風が吹いたのか、それは過去に遡れば遡るほど問題が一気に解決します。オセロをひっくり返すようなものです。
メンタルの服薬でお悩みの方でしたら、まずは飲み始めた時に何があったのかを探して、そこからさらに遡ります。
なぜそうなったのか、何がきっかけだったのか、をどんどん遡っていきます。遡ったら小さい頃に行き着くの当たり前ですやんね。
だから、ちっちゃい頃の出来事を扱わざるを得ないのですよ。小さい頃の親との関係に行き着くのですよ。
3)卵焼きが得意なのはなぜ? の続きです。
かんむすさんの目の前にある問題は、ご主人さまから外に勤めに行け、と言われているのに行けないこと。
行けないのはなぜか、家事との両立が心配。それは、仕事の荷重があまりに大きかったから。経済的なこともあったでしょうけれど、なぜかんむすさんは仕事を手放せなかったのか。
さ、どんどん遡りますよ。
かんむすさんは家を出たかった。家を出るために大学院に入りたかったけど入れなかった。しゃーない、就職するか、と勤め人生活に足を突っ込んでからが大変でした。繰り返しやってくるパワハラとセクハラ。
問題のパターンにそう例外はない、といつも申しておりますが、パワハラやセクハラもだいたい似通ってます。パワハラは出る杭は打たれる状態、セクハラは女性性の否定です。
なぜ家を出たかったのか。今なら虐待といってもいい状態でしょうね。よくぞ命を絶つことなく生きながらえられましたね。
なぜ命を絶たないのか。
ここで屋台骨になるのが自負と矜持だと思うのですよ。
もう読み飽きましたか?鉄板エントリーですよ。
自負とか矜持とか
あなたのコアとなるもの、潜在意識でもいいですが、それが許さないのですよ、潰されることを。
かんむすさんには大切に思うものがありました。しかし、その道に進むことはかないませんでした。代わりに難易度の高い専門分野に進めちゃうのができる人の困ったとこですよねー。
かんむすさんが大切なものと引き換えに手にした技術、いわばそれはあきらめた悔しさの代償なわけです。大切なものを思えば思うほど、技術に力を費やしてしまうのです。お仕事でどえらい難問がやってくるのは致し方なし。あきらめた痛みの表れなのですから。
超えるハードルがどんどん高くなるにつれて、それは当然、できる私、という自負となっていきます。否定され続けた子にとって、自分で勝ち得た評価は他には変えられない自負となっているのです。ハードルをどんどんあげていくことは永遠には続きません、力尽きます、体こわします。
やりたいのに出来なかったこと、自分を支えてくれた技術、どっちか選ぶんじゃなくて、両方とも手にしたらいいのですよ。
血の汗かいて手にした技術は、リベンジのためではなくて、自分の誇りを満たすために使えばいいのですよ。
ご主人さまはかんむすさんの優秀さをご存じです。それが活かされていないことをもったいないと思い、そして「俺と結婚したのは間違いだった」まで言わせてしまったのです。稀少な技術、それを世のため人のために活かさないのはもったいない、自分の技術で世間に貢献してこい、まで言われたそうなのですよ!
やりたいことと(家事も含め)技術職が両立しない原因がありました、かんむすさんは断れないのです。求められたものは全部引き受けてしまうので、両立できなくなるのです。これは簡単です、自分が望む就労条件をきっちりと貫けばいいのです。
望んで始めた仕事ではなかったけど、努力と積み重ねによって手にしたものは大きかった。それを素直に受け取れなかったのは、あきらめた痛みが大きすぎたから。
あきらめて手放したつもりの種に、もっかい水をやって育てていただくこと。
そして生きながらえるために研磨してきた技術にもご褒美を。そう、この技術のほうがちゃんと認めてもらえてなかった、って感じですかねー。技術を評価すればするほど、あきらめざるを得なかった痛みに触れてしまうことになる、これがかんむすさんの滞りの根っこだったのではないかと。
過去の痛みはなくなりません。忘れる必要もありません。痛みが声をあげたときは、辛かったよね、と寄り添ってあげてください、声をあげているちっちゃいちゃんに。
そして過去の痛みよりも、目の前にいる大切な方に目を向けてください。大切な人のためにも、自分を許してください。そして、おいしい卵焼きを作り続けてください。
丶(・ω・`) ヨシヨシ
占いはするけど占い師じゃない、
カウンセリングはするけどカウンセラーじゃない、
問題の根本解決を目指す「悩みの探偵」です♪
神戸元町コネクトロン https://www.connectronkobe.com/