３）手が震えるのはなぜ？

2018-07-27

２）手が震えるのはなぜ？　の続きです。

膠着した時は違う人物にスポットを当てます。CAVAさんが触れていらっしゃらない方、おとうさま。
参考エントリー：矢面に立たされるのはやっぱりおかあさん

おとうさまとは仲良しだったそうなのですよ、おとうさまのことは好きだったそうなのですよ。

でも。

おとうさまもCAVAさんの大好きなおばあさまを大切にはしてくれていません。おばあさまをかばえないことに罪悪感、おとうさまに進言したくてもできない無力感を抱いていらっしゃいます。

おかあさまからきつくあたられた内容については雄弁に語ってくださるのですが。

が。

本来ならば自分の母親はかばうべき、それを妻と一緒になってきつい扱いをしている。たとえCAVAさんには笑顔を向けていたとしても、おとうさまには母をないがしろにするという顔があるわけです。

おとうさん、いい人！
おとうさん、大好き！

ちょっと鵜呑みにできません（失礼。

これもよくお尋ねすることなのですが、おかあさんが叩いているとしましょう、では、おとうさんはその時どうしているのか。

現場にいるのに、まったく救いの手なし、それに絶望されている方もいらっしゃいましたが、そのほうがいいのですよ、おとうさんが助け舟を出してくれないことの深刻さに気づけない方よりは。

わかるよね？

自分の子供が妻からどつき倒されていて、その横でフツーに新聞読んでるってひどくない？それを当たり前だと思えることのほうが絶望が深くないですか。

おかあさまはCAVAさんにお仕置きのお灸をよくされたそうなのですよ。

余談）学校などで罰としてトイレ掃除をさせる、ということに対し、トイレ掃除は罰でやることではない、トイレを綺麗に保つという大切な作業である、大切な作業を罰にしてはダメだ、という主張がありました。お灸も同じで、お仕置きとして「やいとを据える」ということがお灸のイメージを貶めていますよね。お灸は決して罰で行うものなどではなく、純然たる治療手段です。氣鍼医術のお灸は熱くありません！！

CAVAさんがおかあさまからお仕置きのお灸をされるときですね、おとうさまはですね、なんと、おかあさまと一緒になってCAVAさんを押さえつけていたというのですよっ。

とうちゃんの正体が見えてきたぜ！！

なぜそんなきついお仕置きをされてしまうのか、CAVAさんはいいます、私が悪い子だったから。CAVAさんがした「悪いこと」とは何か、多分弟をいじめたから。

多分なんですよ、多分。はっきりとした記憶がないのです。ご両親から「おまえは弟をいじめる悪いおねえちゃんだ」という言葉があったわけでもないのでしょう、きっと。自分が悪いおねえちゃんであった、という記憶がないのですから。

ご両親の仕打ちが、CAVAさんにそう思い込まざるを得なくしてしまったのです。その仕打ちに納得できないから、自分が悪い子だと思うしかなかったのです。

なぜ「弟をいじめた」からといって、そんな仕打ちを受けなくてはいけないのでしょうか。

ご両親のCAVAさんと弟さんの扱いに差はありませんでしたか？

出るわ、出るわ、いかにCAVAさんは抑圧されて、弟さんは自分の意のままを許されていたか、CAVAさんはやりたいということをすべて禁止され、弟さんはすべて許されてきたのでした。

男尊女卑が当たり前になってる地域ってありますよね、いまだに。ご両親の出身県はそれを色濃く残す地域でした。

CAVAさんはお仕置きに値するほどのことはされてないと思うのですよ。でも、弟をいじめる自分が悪い、と実に巧妙にインプットされてしまっている。

ご両親から。

弟さんと扱いに差があったと思うとどんな気持ちになりますか？