続)仕事、結婚、ほんとにしたいのはどっち?

原因があって結果がある。これが因果です。因果応報というとオドロオドロしい感じがしますけど、たんなる原因と結果、ということです。

 

ちなみに自信とは、何かを行ったら際にその結果が厳然とゆるぎないものであると確信が持てている状態です。

 

リンゴを握っていて、握っている手を離せばリンゴは下に落ちます。

 

リンゴが下に落ちると自信を持っていえます。

 

これだけのことです。自信とはなんでもできるようになる魔法でもなんでもありません。

 

単なる因果です。

 

時空を操作できるSFでもない限り、原因は必ず結果の前、過去にあります。

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現在の問題の原因が10年前にあったとします。その10年前の出来事が起きた原因がさらに10年前、つまり20年前にあったとします。そうやって遡っていって、40年前にたどりついたとします。

 

つまり、現在の問題(因果の果)の原因(因果の因)は40年前であったということです。

 

10年前にこうだったから今こうなっちゃったんだね、20年前にこうだったから10年前はこうなっちゃったんだね、を何回も繰り返すより、40年前にこうだったから今こうなっちゃったんだね、とやるほうが手っ取り早いのです。

 

なのでコネクトロンでは、因果の因を過去に求めます。できるかぎり遡ります。

 

ということで(どういう?)こちらの続き。

50代女性さま、仮にセーラちゃんとしましょう。

 

セーラちゃんのお悩みは成人済み息子さんが引きこもっていること。

 

さあ、遡っていきますよ。

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現在:引きこもり

いつからか:大学院時代

なぜその大学院を選んだのか

進路決定に影響した親の価値観

 

親が登場しました、ここで因果の因は息子さん自身のタイムラインから親のそれへとシフトします。

 

セーラちゃんのお悩み、息子さんのことだけではありませんでした。実はご主人さまもかなりやらかしてくれてます。ご主人さまについては、どないもならん、とあきらめ状態です。

 

息子さんのタイムラインのスタートが出生時であるなら、そこに至る因果の因は親がたどってきた過去に委ねられます。

 

息子さんの出生

夫婦の成立

なんで結婚したの?

 

 

セーラちゃんは結婚に対して明るい未来を希望していたわけではなく、女の子は結婚するものだ、という地方の同調圧力によって結婚を選んだそうです。

 

仕事と引き換えに。

 

結婚

仕事を辞める

 

セーラちゃんは専門職でした。せっかく手にした職を、キャリア積み上げのごく初期に早々に手離されたのです。

 

なんで?

 

結婚しなきゃいけないと思ったから

 

結婚しなきゃいけないと思っているなら、専門職をわざわざ選ばないでしょう。まさに「手に職を」という意識があったからこそ、セーラちゃんはその仕事を選ばれたのです。

 

その仕事に就くための学校を選ばれたのです。

 

手に職を、から、結婚しなくちゃ、がどうも繋がりません。

 

お見合い結婚でした。好きになった人と一緒になりたいから、という熱い思いがあるわけでもなく、超消去法でたいして心も弾まぬお相手と結婚されました。

 

そうまでして結婚しなくてはならなかったのか、せっかく手にした職を手放してまで?

 

そこんとこ、どうにも納得できず、お仕事に一途になれなかった原因をうかがいますと。

 

と。

 

セーラちゃんはとんでもない理由をひっぱりだして来られました。

 

字が汚かったから

 

期日を守れなかったから

 

整理ができないから

 

(゚Д゚)ハァ?

 

いかに自分はダメであったか、を熱く語られます。セーラちゃんが訴える現象だけで判断するなら発達障害とジャッジされそうなもんですが、字が汚かろうが提出物の期日は守れなかろうが、ちゃんと卒業されて資格も取得されているのですよ。

 

辞めることに後押しをしたものの正体探しはいったん横に置いておいて、ではなぜその職業を選んだのか、です。

 

なぜ手に職を、と思ったのか、です。

 

セーラちゃんのおかあさまは、どえらい美人で、玉の輿状態で結婚されたそう。しかし家業の破産のため離婚、おかあさまは離婚後女手ひとつでセーラちゃんを育てられたそうです。

 

おかあさまの働く姿が、かっこよかったんですって。仕事ができる女になりたかったんですって。

 

これがセーラちゃんの「手に職」志向の根っこです。

 

おかあさまがかっこいい働く姿をセーラちゃんに見せるようになったのは離婚後。

 

ということは、離婚前は違う価値観がセーラちゃんの中にあったはずです。

 

ちなみに、セーラちゃんの日干(にっかん)は辛(かのと)です。

 

現在:引きこもり

いつからか:大学院時代

なぜその大学院を選んだのか

進路決定に影響した親の価値観

息子さんの出生

結婚

仕事を辞める

仕事を選ぶ

働く姿がかっこいい

女手ひとりでセーラちゃんを育てる

離婚

 

続きます。

 

 

ガン患部が小さくなって消えていく、という事例を、多数目の当たりにしております。

 

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